ハギレ布で作るポンポン(ボンボン)3種
子どものころ、よく毛糸でポンポンを作りませんでしたか?
毛糸で作ることが多いポンポンですが、布を使って作ることもできるんですよ。
そこで今回は、布で作るポンポンの作り方を3種ご紹介します。
髪飾りなどのアクセサリーにしたり、洋服に飾りやボタンとして使ったりと、色々なところで使うことができますよ。
どれも簡単にできてしまうので、ぜひ作ってみてくださいね。
(1)ボアを使ったポンポン
ボアやフェイクファーなどの毛足の長い布を使ったポンポンです。
(2)裂き布で作るポンポン
布を細く裂いて作るポンポンです。基本的には毛糸で作るポンポンと作り方が一緒です。
(3)フリルポンポン
リボン状に裂いた布、もしくはリボンやレースなどにギャザーを寄せ、フリル状にしたものを合わせて作るポンポンです。
(1)ボアを使ったポンポンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・ボアやフェイクファー:半径6cmを1枚
(1)ボアを使ったポンポンの作り方
【作業時間】10分 レベル★☆☆☆☆
1.布を折る
円のまわりを1~2cm間隔くらいでざっくりとなみ縫いします。糸は、ボタンつけ糸など用の強い糸を使うのがおすすめです。
一周縫ったら、縫いはじめと縫い終わりの糸を持って絞り、かた結びします。
絞った部分を中央にし、再度周囲を1~2cm間隔くらいでざっくりとなみ縫いします。
一周したら、縫いはじめと縫い終わりの糸を持ってきゅっーっと絞ります。糸が切れないように気をつけながらしぼりましょう。
縫いはじめと縫い終わりの糸をかた結びし、糸を短く切って完成です。
ヘアゴムはもちろん、帽子のトップや洋服の飾りなどにも使いやすいですよ。
(2)裂き布で作るポンポンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:0.5~1cm×布幅の裂き布を11枚
(2)裂き布で作るポンポンの作り方
【作業時間】10分 レベル★★☆☆☆
1.布のカットする
0.5~1cm幅で裂いた布を10本そろえます。
裂き布の作り方は、『裂き布(さきぬの)・裂き糸(さきいと)の作り方』で詳しく説明しているのでご覧くださいね。
指三本にぐるぐる巻きつけていきます。残ってる1本の裂き布で中央をしっかりかた結びします。
ぐるぐると巻き付けた裂き布の長さに合わせてかた結びした布をカットします。
「わ」の部分をチョキチョキとカットします。
全体をカットして、丸くなるように形を整えて出来上がりです。
ハギレ布を裂いて簡単に作れるので、家にあるハギレ布で作ってみてくださいね。いろいろな種類のハギレを混ぜてもかわいいですよ。裂く布の幅もいろいろと変えて作ってみてください。
(3)フリルポンポンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きなリボン状の布、もしくはリボンやレース:2~3cm幅×50cmの布を4枚
(3)フリルポンポンの作り方
【作業時間】15分 レベル★★☆☆☆
1.布のカットする
布端の片側を1cm間隔でガシガシとなみ縫いします。
縫いはじめと縫い終わりの糸をつかんで絞ってギャザーを寄せ、かた結びをします。
4枚ともギャザーを寄せます。
ギャザーを寄せた部分を4つつなぐように縫い合わせます。
ヘアゴムにする場合は、この時ゴムひもを挟みましょう。
フリルを散らすようにして全体を整えれば完成です。
お好みでフリルの数を増やしたり、違う種類の布を合わせて作っても良いですよ。ハリのある生地で作るのがおすすめです。
いかがでしたか?3種類のポンポン全部、簡単にできちゃいましたね。
お手持ちにあるハギレ布を使っていろいろ作ってみてくださいね。
(ところで、、、ポンポン、ボンボン、どちらでも良いみたいなのですが、みなさんはどちらの名前で呼んでますか??)
今回使った布はこちら
・幾何学模様のような整列の美しさと、ちらりと見えるポイントカラーとの、アンバランスさが不思議な魅力のテキスタイル、tile/デザイナー:kayo aoyama・野原の一面に咲いた、たんぽぽの花たち。 可憐なで可愛らしいたんぽぽのイメージがそのままデザインされたテキスタイル、たんぽぽ/デザイナー:中澤季絵
■ハギレ布で作るアクセサリー
nunocotofabricには、他にもハギレ布で作るアクセサリーのレシピを公開していますよ。・【無料型紙あり】ハギレで作ろう♪ロゼット風ヨーヨーキルトのコサージュ
・ギャザー使いでハギレ布が可愛く変身♪ ヘアアクセサリー2種の作り方
■いろいろなヘアアクセサリーの作り方
他にも、ヘアターバンやシュシュ、ヘアゴム、ヘアバレッタなどのいろいろなヘアアクセサリーの作り方をたくさん紹介しています。 作り方はコチラから⇒『へアクセサリーの作り方』