15分で作れるおめかし小物、蝶ネクタイの作り方4種

お祝いの場やパーティーで大活躍の蝶ネクタイは、子どもはもちろん、大人だってかっこよく素敵にきまりますよね。
最近では普段使いのおしゃれに取り入れている方も多いようです。
今回は、この蝶ネクタイの作り方を紹介していきましょう。ベーシックなものからちょっとワザが必要なタイプまで4種類です。
(ここで言う蝶ネクタイとは、すでに蝶ネクタイの形になっている「ピアネスタイ」のタイプです)
1.スタンダードタイプの蝶ネクタイ
フォーマルなシーンで大活躍の、シンプルな蝶の形の蝶ネクタイです。
2.垂れつきタイプの蝶ネクタイ
垂れをつきの、フォーマルだけでなくカジュアルにも使いやすい蝶ネクタイです。
3.ポインテッドタイプの蝶ネクタイ
先が尖ったデザインで、スタイリッシュに使える蝶ネクタイです。
4.8の字リボンの蝶ネクタイ
8の字にねじったデザインで、個性的でおしゃれな蝶ネクタイです。
どれも簡単につくることができるので、ぜひお好きな布で作ってみてくださいね。
スタンダードタイプの蝶ネクタイの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ4.5cm×ヨコ9cm
・お好きな布:
(本体)タテ10cm×ヨコ18cmを1枚
(わっか)タテ8cm×ヨコ5.5cmを1枚
・ゴムひも:40cm
スタンダードタイプの蝶ネクタイの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆

1.本体を作る
本体パーツを中表でタテ半分に折り、ぬいしろ5mmで縫い合わせたら、ぬいしろをアイロンで割ります。
ぬいしろを割ったら表に返します。
縫い目がタテ中央にくるように置き、アイロンをかけます。
両端がヨコの中央にくるように折りたたみ、再度アイロンをかけます。
中央に折った部分にステッチをかけます。
2.わっかを作る
わっかパーツのヨコを2cm→1.5cmで三つ折りします。
1.5cmの面が外側にくるようにタテ半分に折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせたら表に返します。
3.本体とわっかを組み合わせる
本体を写真のように折りたたみ、わっかに通します。
わっかのぬいしろは後ろにくるようにし、本体の山部分にかぶせます。
わっかにゴムひもを通し、シャツの首回りにサイズを合わせて結びます。
結び目をわっかの中に入れ、軽く縫いとめます。
スタンダードタイプの蝶ネクタイが完成!
表に返して形を整えたら、スタンダードタイプの蝶ネクタイの完成です!!
あっという間にできあがりました!
ポイントは、工程ごとにアイロンをかけることです。
ここをきちんと行うことで、フォーマルにも使えるビシッとした蝶ネクタイを作ることができます。
さて、次は垂れつきタイプの蝶ネクタイの作り方を紹介します。
(リボンが2重に重なっているものを、垂れとよびます)
垂れつきタイプの蝶ネクタイの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ4.5cm×ヨコ11cm
・お好きな布:
(本体)タテ10cm×ヨコ30cmを1枚
(わっか)タテ8cm×ヨコ5.5cmを1枚
・ゴムひも:40cm
垂れつきタイプの蝶ネクタイの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆

1.本体を作る
本体パーツを中表でタテ半分に折り、ぬいしろ5mmでコの字に縫い合わせます。
この時、ヨコ中央に返し口をつけておいて下さいね。
縫い合わせたら、角のぬいしろを2mm程度残して切り落とします。
返し口から表に返し、目打ちを使って角をしっかり出します。
写真のように、中心で合わさるように左右をジャバラ折りしてアイロンをかけます。
垂れの出る量は5mm~7mmくらいがおすすめですが、お好みで調整してくださいね。
中央に折った部分にステッチをかけます。
2.わっかを作って本体と組み合わせる
わっかパーツのヨコを2cm→1.5cmで三つ折りし、タテ半分に折ってぬいしろ1cmで縫い合わせたら表に返します。
本体を写真のように折りたたみ、わっかに通します。
垂れつきタイプの蝶ネクタイが完成!
わっかのぬいしろは後ろにくるようにして本体の山部分にかぶせ、ゴムひもを通して軽く縫いとめたら、垂れつきタイプの蝶ネクタイの完成です!!
スタンダードタイプとはまた少し違って素敵ですよね♪
3つ目は、ポインテッドタイプの蝶ネクタイの作り方を紹介します。
ポインテッドタイプの蝶ネクタイの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ5cm×ヨコ13cm
・お好きな布:
(本体)タテ6cm×ヨコ14cmを2枚
(わっか)タテ8cm×ヨコ5.5cmを1枚
・ゴムひも:40cm
※薄い生地の場合は接着芯を貼って下さい
ポインテッドタイプの蝶ネクタイの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆

1.本体を作る
六角形にカットした本体パーツ2枚を中表で重ね合わせ、ぬいしろ5mmでぐるっと一周縫い合わせます。
この時、ヨコ中央に返し口をつけておいて下さいね。
縫い合わせたら、角のぬいしろを2mm程度残して切り落とします。
返し口から表に返し、目打ちを使って角をしっかり出したらアイロンをかけます。
2.わっかを作って本体と組み合わせる
わっかパーツのヨコを2cm→1.5cmで三つ折りし、タテ半分に折ってぬいしろ1cmで縫い合わせたら表に返します。
本体を写真のように折りたたみ、わっかに通します。
ポインテッドタイプの蝶ネクタイが完成!
わっかのぬいしろは後ろにくるようにして本体の山部分にかぶせ、ゴムひもを通して軽く縫いとめたら、垂れつきタイプの蝶ネクタイの完成です!!
材料のところにも書きましたが、こちらは重なる布が2枚だけなので、薄かったりハリのない生地を使う場合は接着芯を貼って作って下さいね。
さて、最後に紹介するのは、8の字リボンの蝶ネクタイです。
8の字リボンの蝶ネクタイの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ4cm×ヨコ10cm
・お好きな布:
(本体)タテ6cm×ヨコ20cmを1枚
(わっか)タテ6cm×ヨコ4cmを1枚
・ゴムひも:40cm
8の字リボンの蝶ネクタイの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆

1.本体を作る
本体パーツを中表でタテ半分に折り、ぬいしろ5mmで縫い合わせます。
縫い合わせたら表に返し、縫い目がサイドにくるようにしてアイロンをかけます。
ぐるぐると2回ねじったら、両端を少し重ねて縫い合わせます。
縫い目が中央にくるようにして8の字に整えます。
縫い目が見える方が裏になります。
表はこんなかんじになります。
2.わっかを作って本体と組み合わせる
わっかパーツのヨコを1.5cm→1cmで三つ折りし、タテ半分に折ってぬいしろ1cmで縫い合わせたら表に返します。
本体を写真のように折りたたみ、わっかに通します。
8の字リボンの蝶ネクタイが完成!
わっかにゴムひもを通して軽く縫いとめたら、垂れつきタイプの蝶ネクタイの完成です!!
スタイリッシュでかっこいいですよね♪
今回はゴムひもで首にかけるスタイルで紹介しましたが、わっかにクリップをひっかけて、シャツの合わせ部分につけるのも簡単で良いですよ。
また、4種類の蝶ネクタイの作り方を説明しましたが、少しサイズを変えて、違う布で作った本体を2つ重ねて作ってもかわいいです。
こちらはスタンダードタイプの蝶ネクタイを重ねたもので、
こちらは8の字リボンの蝶ネクタイをかさねたものです。
どちらもカジュアルな服によく似合いますよね。
同じ種類同士だけでなく、違う種類を重ねても良いですよ~。
また、布にリボンを重ねてもとっても素敵!!
こんなふうに同じ布でズボンと蝶ネクタイを作るのもオススメ。
もちろん、蝶ネクタイとポケットチーフを同じ布で作るのはテッパンですよね!!
ぜひ、いろいろ作ってみてくださいね。
■蝶ネクタイ作りに適した生地素材は?(nunocoto fabric取り扱い生地)
◎…オックス、ローン○…コットンリネンビエラ
△…キャンバス、ダブルガーゼ
今回使った布はこちら
優しいペールトーンの総柄デザインのテキスタイル、クローバー(アイスブルー)/デザイナー:大槻優美
◎大槻優美さんデザインの生地はこちら
縄をモチーフに描かれた、ユニークなデザインのテキスタイル、rope(ブルー)/デザイナー:kayo aoyama
眺めているだけで楽しい気分になれる、カラフルなデザインのテキスタイル、party(イエロー)/デザイナー:kayo aoyama
◎kayo aoyamaさんデザインの生地はこちら
特徴のある格子の総柄で、小物作りに最適のデザインのテキスタイル、無垢-muku-(ベージュ)/デザイナー:にしまた ひろし
瀬戸内海の「凪」をイメージした、手描きの細い線が作り出す、微妙な揺らぎが特徴デザインのテキスタイル、凪(ピンク)/デザイナー:にしまた ひろし
◎にしまた ひろしさんデザインの生地はこちら
グラデーションがあしらわれている線がアクセントになっているチェック柄のテキスタイル、ギンガムチェック(イエロー)/デザイナー: nunocoto fabricオリジナル
◎ 蝶ネクタイ作りにぴったり!ミニサイズのカット布が4枚入った「ハギレセット」
◎ nunocoto fabricオリジナルデザインの生地はこちら