ラミネート生地で作るシンプルトートバッグの作り方
ラミネート生地を使って作るシンプルなトートバッグの作り方をご紹介します。
nunocoto fabricにはラミネート生地の取り扱いはないのですが、「ラミネート生地の販売はありませんか?」というお問い合わせを多くいただきます。
そこで、市販の「ラミネートシート らみーちゃん」を使ってラミネート生地を自作してみました。
ラミネート生地のアイテム作りは初めて!という方も気軽に挑戦してみてくださいね。
通園バッグ(レッスンバッグ)をラミネート生地で作りたい方は、作り方の後に裁断サイズをご紹介しているので最後までお見逃しなく。
仕上がりサイズ
タテ30cm×ヨコ23cm / 持ち手の長さ 46cm材料と裁断サイズ
■布の用尺 約50cm×布幅(約108cm) ※オックス生地(ラミネート加工生地)■布の裁断サイズ
- 本体:タテ32cm×ヨコ48cm
- 見返し:タテ5cm×ヨコ48cm
- 持ち手:タテ5cm×ヨコ48cm 2枚
加工方法はこちら→『らみ~ちゃん』を使ってラミネート生地を作ってみました。
■今回使った生地
しろくさく※オックス生地を使用
ラミネートシート らみーちゃん(約43x60cm):つや消しタイプ
- ミシン押さえをテフロン押さえに換える
- 縫い目を通常より大きめにする
- しわがつきやすいのでなるべく「表に返す」工程を減らす
シンプルトートバッグの作り方(ラミネート生地)
1.布を裁断する
本体・見返し・持ち手を裁断します。
生地を裁断したらラミネート加工します。
アイロンで貼るときは剥離紙やクッキングペーパーで生地を上下からはさみ、直接アイロン台やアイロンにラミネート部分がつかないようにしましょう。
※『らみ~ちゃん』を使ってラミネート生地を作ってみました。参照
※使い方は、各商品の詳細を確認してください
2.持ち手を作る
持ち手を両端から1cmで折り、中心で半分に折ります。
ステッチして縫い押さえます。
POINT!
ラミネート生地は、アイロンがなくてもしっかりと折ることができます。
ここでは手でしっかりと折り目をつければOK。
3.本体に持ち手を仮縫いする
ねじれないよう確認して、本体に持ち手を仮縫いします。
4.見返しをつける
見返しの下部分を1cm折ります。
本体と見返しを中表に合わせてぬいしろ1cmで縫い合わせます。
5.本体を縫う
本体を半分に折り、底と脇を縫い合わせます。
見返しの折り目は折ったままです。
■角をきれいに出すために
角の仕上がりをきれいにするためには、ぬいしろをたたむことがポイントです。
そのために底部分・脇部分をつなげて縫わず、別々に縫い合わせます。
脇を縫うときに底のぬいしろをたたんでから縫い始めます。
ぬいしろがごろつかず角がきれいに仕上がるためのポイントです。
6.表に返し、ステッチする
表に返して形を整えます。
見返しを内側に折り整えたら、脇のぬいしろは互い違いになるようにします。
袋口を2本ステッチします。
完成!の前にもうひと手間
「表に返す」の工程で、ラミネート生地はシワになりやすいです。
完成!!!…しわっってなったら、最後にアイロンをかけましょう。
ここで直接アイロンをあてたら溶けちゃいますよ。
必ず剥離紙やクッキングペーパーで挟んでくださいね!忘れちゃいけないポイントです。
完成!
ハンドメイド作品にタグをつけると、市販品みたいでかっこいい。 ・使用したタグ:nunocoto fabric オリジナルタグラミネート生地で作るレッスンバッグ
レッスンバッグ(通園バッグ)をラミネート生地で作る場合、裏生地なしで作れるのでとっても簡単です。
洗濯やアイロンには不向きなので、扱いにきを付けて使いましょう。
作り方や、注意することは先ほどのラミネートトートバッグと同じです。
底と脇を縫い合わせたら、持ち手を挟み込んで袋口をぐるりと縫ったら完成です。
ラミネート生地について
ラミネート生地の特徴
ラミネート生地は、防水以外にも実はメリットがいっぱい!
- 防水性がある(梅雨時に大活躍!)
- ミシンで縫える
- 汚れに強い
- 生地がほつれないので切りっぱなしでもOK!
もっと詳しくラミネート生地について知りたい方は、ラミネートってどんな生地?生地の特徴を解説を確認してみてくださいね。
ラミネート生地の貼り方
剥離紙をはがし、アイロンで接着します。
貼り方はこちら→『らみ~ちゃん』を使ってラミネート生地を作ってみました。
この時、アイロンやアイロン台に直接ラミネート部分がつかないよう上下から剝離紙やクッキングペーパーで挟むと安心です。
今回使用したnunocoto fabricの生地
しろくさく※オックス生地を使用