シャツのボタンが取れてしまった…、でもボタンの付け方がわからない!!!
なんて困った経験はありませんか。
知っているようで知らなかった「ボタンの付け方」を丁寧にご紹介します。
ボタンの種類は数多くあります。ここでは少しだけご紹介しますね。
・二つ穴ボタン

・四つ穴ボタン

・足つきボタン

足つきボタンとは、オモテから穴が見えず裏に縫いとめる部分があるボタンのことです。
くるみボタンや飾りボタンに多いですね。

糸について
ボタンをつける糸に決まりはありません。
手縫い糸を2本取りにしたり、ボタン付け用を糸を使うと強度もあり安心です。
アレンジするなら、刺繍糸や毛糸でも可愛くなりますよ。
二つ穴ボタンの付け方

今回は、横向き1本でとめる方法です。
(縦向きにとめるときは、基本は横向きと同じで、根元の布に針を通すときに縦に通します)
ボタンをつけたい位置に、オモテから一縫いします。

同じ場所にもう一度針を通します。

ボタンの裏から糸を通します。

根元をもう一度縫います。
これを2.3回繰り返します。
この時、布にぴったりと縫い付けるのではなく少し隙間をあけておきます。
慣れるまで、楊枝を挟むとわかりやすいですよ。
隙間を埋めるように、くるくると3回ほど糸を巻き付けます。
根元に針を差し込み、
たま止めします。
たま止めの根元に裏に向け針を刺します。
裏から、布の際で糸を切ります。
これでボタンがつきました!
四つ穴ボタンの付け方

四つ穴の付け方は2通りご紹介。
まずは縦に2本で付ける方法です。
基本と同じで、ボタンをつけたい位置に表から針を刺し縫いとめます。

1と2、3と4と順に糸を通していきます。

まずは1から2へ通し、2.3回繰り返します。

次は3と4の穴へ。同様に2.3回縫いとめます。

隙間をあけるのを忘れないようにし、根元にくるくると糸を巻き付けます。

根元に一縫いしたら、たま止めして裏へ通して糸をカットして完了です!

続いて四つ穴をクロスにとめる方法です。

ボタンに糸を通すときにナナメに通すだけ。
1と2、そして3と4の穴に順に糸を通します。
ほかは基本の通りです。

1から2へ数回縫う。

3から4へ数回縫う。

とめ方は基本の通りです。
と、ここまで丁寧に説明しましたが、実はボタンの付け方に【絶対】はありません。
糸も自由、付け方も自由なんです。
基本を知っていれば、しっかりとボタンをつけることができます。
これを踏まえて、お好みでアレンジして楽しんでいただきたいです!
いろいろと遊んでみたくなりますよ。
