キャンプ道具・裁縫道具・工具入れにも◎何でも入れて持ち歩けるツールロールケースの作り方
【作業時間】60分 レベル★★★☆☆
いろいろな道具をざくざく入れて、パタンと閉じてくるくる巻いて持ち歩けるツールロールケース。
キャンプやBBQで使うキッチンツールやカトラリー、裁縫や工具など、いろいろなものを入れることができます。帆布(キャンパス生地)で作るので、ナイフケースとして使うこともできますよ。
また、かけたり結びつけることができるので、壁やイスにかけたり木に結んだりと、いろいろなシチュエーションで使うことができますよ。
こちらのツールロールケースは3枚の布とひもで作ることができます。
ひとつ持っているだけでも便利なので、ぜひ作ってみてくださいね。
ツールロールケースの材料
※仕上がりサイズ:タテ68cm×ヨコ38cm(開いた状態)
■用尺:タテ1m×ヨコ40cm■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・帆布(キャンパス生地):
(本体)タテ70cm×ヨコ40cmを1枚
(ポケット1)タテ20cm×ヨコ38cmを1枚
(ポケット2)タテ10cm×ヨコ38cmを1枚
・ひも(平紐or丈夫な細めの丸紐):
(ひも1)30cmを2本
(ひも2)1mを1本
(ひも3)1mを1本
(ひも4)10cmを2本
ツールロールケースの作り方
1.ポケット口を縫う
ポケット1とポケット2の布の上辺を1cm折ってアイロンをかけます。内側(ウラ側)に折っても良いのですが、汚れのひっかかりや出し入れを考慮すると、外側(オモテ側)に折るのがおすすめです。
2.本体の端処理をする
本体パーツの4辺すべてをウラ側に1cm折り、折り目をしっかりとつけます。本体はロールした時に表面にくる面を表にしたいので、道具をしまうポケットがある面をウラ面とします。
まずは角の処理をします。
角の折った部分を開き、折り目の交点を通る斜め45°の線をチャコペンでひきます。(写真参照)
写真のように斜め半分に折り、チャコペンで印をつけた部分を縫い合わせます。
ぬいしろを2mm程度残してカットし、ぬいしろを割ってひっくり返します。
3.ポケットとひも1、2、3を縫い付ける
ポケット1を本体の下端から3cmのところにまち針でとめ、ポケット1の下端部分を本体に縫い付けます。四つ角を目打ちでしっかりと出します。
ひも1を本体に縫い付けます。
細めの丸紐を使う場合は、縫い目から抜けてしまわないように先を結んでおきます。
本体上部の2つの角それぞれにひも1を挟み込むように縫い付けます。
ひも2をポケット1の口から3cmのところに片側だけ挟み込むように縫い付けておきます。
ポケット2の下端を、本体下部の折り目に沿ってまち針でとめます。
再び折り目にそって周囲折ってアイロンをかけたら、ぐるりと1週ステッチをかけます。
下端の部分はポケット2も一緒に縫い付けるため、はずれないように気を付けて縫いましょう。
ポケット2の口から3cmのところに、ひも3を左右対称になるように置いて、本体の両端に縫い付けます。
ポケット1の上に縫いつけたひもの反対側も本体の端に縫い付けます。
ひもの先を玉結びます。
4.ポケットを分ける
ポケット部分にステッチしてポケットを分けていきます。ここでは1/4幅のポケット2つと1/6幅のポケット3つになるようにステッチしましたが、入れたい道具を想定し、好きなようにステッチしてポケットを分けてくださいね。
ポケット口の部分とひも部分は、返し縫いをして丈夫にしておきます。
5.ひも4を縫い付ける
ひも1ひも3が合わさるようにパタンと折り、アイロンで折り目をしっかりと付けます。
折ったところを開き、折り目の真下に合わせて両端に半分に折ったひも4の先を縫い付けます。
再びパタンと折り、折山から1cmのところを縫い合わせます。
ツールロールケースが完成!
さあ、これでツールロールケースの完成です!
さっそく道具をしまってみましょう。
道具を入れたらパタンと閉じて、ひも1とひも3をキュッと結びます。
ツールロールケースをくるくる巻いて、、、
ひも2でくるくる巻いてとめたらコンパクトに。。
裁縫道具を入れても良いですね。
使うときは、ミシンのそばの壁にかけたり、机の横やイスにかけたり。
かけたままパタンと閉じれるので、ほこりよけもできるんです。
■アウトドアツールにはパラコードが便利
ツールロールケースにアウトドア道具を入れてで使う場合は、ひもをパラコードにして作るのも良いですね。
キッチン道具やカトラリー類を入れてアウトドアへ。
木に結んだり、
ひもにコップをぶら下げたり。
キッチンペーパーをとりつけることもできるんですよ。
キッチンペーパーを結んでいたパラコードをほどき、ペーパー芯の中を通します。
パラコードの両端をツールロールケースのひもに結べば、キッチンペーパーをとりつけることができますよ。
フックを使ってイスにひっかけるのも良いですね◎
パタンと折ってキュッと結べば、中の道具が落ちる心配もありません。
くるくる巻いて、持ち歩きも簡単です。
今回使った布はこちら
あらふしぎ。上から見ても団地、ひっくり返して下から見ても団地。まるでマジック絵みたいなデザインのテキスタイル、団地/デザイナー:藤原千晶
※ここではキャンパス地(11号帆布)を使っています。11号帆布相当の厚みのキャンパス地、白い布(無地・キャンバス-11号帆布-)
※ここではキャンパス地(11号帆布)を使っています。