【直線縫い5回で作れる!】カードホルダー付き母子手帳ケース(お薬手帳ケース)の作り方

【作業時間】30分~ レベル★★☆☆☆
今回は、カードホルダーつき母子手帳ケースの作り方を紹介します。
見た目はちょっと複雑そうに見えますが、使うのは2枚の布。縫うのはなんと5か所だけ!
なので、手縫いでも簡単に作れちゃうんです。
それでも母子手帳サイズの冊子等が入れられるポケットが2つとカードを入れられるポケットが3つ、
合計5つのポケットが付いているカバーつ作れちゃうのだから、作ってみたくなりませんか??。
どのポケット口も折りたたんだ山の部分に接しているので、カード類がポケットからすべり落ちる心配もありませんよ。
母子手帳サイズにまとまるので、持ち歩きにも便利です♪
返し口がないので手縫いで縫いとじる必要がなく、簡単にできちゃうのもポイント。
今回はオックス地で作っているので接着芯を貼っていますが、帆布やラミネート地などの場合は接着芯なしで作れます。
接着芯なしの場合は、30分程度で作れちゃいますよ。
ぜひお好きな布で作ってみてくださいね。
カードホルダー付き母子手帳の材料
※仕上がりサイズ:タテ17.5cm×ヨコ34.5cm(開いた状態のサイズです)
■カットサイズ
・お好きな布:
(本体)タテ19.5cm×ヨコ105cmを1枚
(手帳用ポケット)タテ19.5cm×ヨコ20cmを1枚
・接着芯:タテ19.5cm×ヨコ34.5cmを1枚
・ホック:1組※
※ここではワンタッチ式のスナップホックを使っています。
カードホルダー付き母子手帳の作り方
1.手帳用ポケットをつける
手帳用ポケットの布を中表でヨコ半分に折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
表に返し、アイロンをかけます。
本体の布の右端から9cmのところに手帳用ポケットを置き、縫い付けます。
2.布を折りたたむ
本体の布の左端から8cmのところにチャコペンで印をつけたら、印をつけたところが山になるようにM型に折ります。
アイロンでしっかりと折り目をつけておきましょう。
右端をつかんでヨコ半分に折り、M型に折ってある左端と中表で合わせます。
右側の『わ』になっている部分の角をちょこんと切り、ノッチを作ります。
ノッチが山になるように10cmのM型に折り、アイロンでしっかり折り目をつけます。
3.本体を縫う
工程2で折りたたんだ状態の上に接着芯をアイロンで貼ります。
接着芯を貼ったら、本体の上下を直線縫いします。
ぬいしろは、オックス生地を使ったときは1cm、厚手のキャンバス地の時は5mmで縫うとよいでしょう。(キャンバス生地は厚手なので、ひっくり返したときにぬいしろがごろごろしてしまうのです…)
4.全体を表にひっくり返す
角の部分を2mmほど残してカットし、全体のぬいしろを内側に折ってアイロンをかけましょう。
こうしておくことで、きれいにひっくり返すことができます。
最初にM型に折った左端の部分から表に返します。
まず全体をひっくり返して、
次にポケット状になっている部分をくるりとひっくり返すと、
こんなふうに3つのポケットができています。
アイロンをかけ、角を目打ちで整えましょう。
5.仕上げをする
右側のポケット部分を、写真のように2か所ステッチしましょう。【point】ステッチする部分にきちんとチャコペンで線を書いてから縫いましょう。

まず、カードホルダーの真ん中部分のポケット口、ちょうどポケットでかくれるくらいの位置に目打ちで穴をあけます。




ここではワンタッチ式のスナップホックを使いましたが、縫いつけタイプのスナップボタンやアメリカンホックなど、手に入りやすいものや手元にあるものでよいと思います。

カードホルダー付き 母子手帳カバーが完成!
さあ、これでカードホルダー付き母子手帳カバーの完成です!!さっそく母子手帳や診察券を入れてみましょう~。
母子手帳は、こんなふうに裏表紙をポケットに差し込むようにしておくと使いやすいですね。



コンパクトなので持ち歩きやすいです。

今回使った布はこちら
優しい風が通り抜けていくような森の草原をイメージしたデザインのテキスタイル、glassland(ライラック)/デザイナー:kayo aoyama

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