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綿(コットン)ってどんな生地?生地の特徴を解説

綿(コットン)ってどんな生地?生地の特徴を解説

私達にとって最も身近な素材といえば、綿(コットン)を思い浮かべる方が多いと思います。ただ一言に綿といっても、たくさんの種類があります。そこで今回は出来るだけシンプルに「綿(コットン)とはどんなものか?」を皆様にご紹介します。

綿(コットン)とは?

まずはじめに「綿」とは、木綿の種から取れる「種子毛(しゅしもう)」の事をいいます。なんだか難しいですが簡単にいうと、綿(ワタ)の木の種を守るために生える白いふわふわした部分が綿(コットン)になる、という事です。原産は約8000年以上前のメキシコといわれており、そこからインド・エジプトを経てヨーロッパ・中国へ、日本には平安朝初期に中国から輸入されました。主要生産国は、アメリカ・中国・インド・エジプトなどで、国土が狭い日本ではほとんど栽培されていません。また3年以上合成化学物質を使用していない農地で、合成化学肥料を使わずに育てられたものは「オーガニックコットン」と呼ばれ、環境面からも高い評価を受けています。

綿(コットン)の特徴

綿は非常に万能な素材なので、つむぎ方や織り方によって様々な特徴を生み出す事ができます。その中でも、特徴が大きく分かれる要因としては「繊維の長さ」「糸の太さ」「織り方」があげられます。

まず繊維の長さについてですが、繊維が短いものは短繊維、長いものは長繊維と呼ばれます。特徴として、短繊維は少し毛羽がありざっくりとしていて柔らかく、長繊維は滑らかで光沢感があります。基本的に綿は短繊維に分けられますが、世界3大高級綿と言われるアメリカのスーピマ綿、エジプトのギザ綿、中国の新疆綿(しんきょうめん)は非常に繊維が長く、まるでシルクのような風合いを持っています。

次に糸の太さについてですが、太さを表す単位として番手(ばんて)というものがあります。0番から数字が大きくになるにつれて糸が細くなり、滑らかさとツヤが増していきます。番手には先ほどの繊維の長さも関係しており、短繊維は太めの糸、長繊維は細めの糸になる、と考えても良いと思います。

最後に織り方についてです。実は織り組織としての種類は、「織りの3原組織」と呼ばれる、平織り・綾織り・繻子(しゅす)織りの3つしかありません。その3種類の織り組織を応用した生地がいろいろある、という事です。まず平織りでいうと、ハンカチなどで使われるローン、シャツ生地で有名なオックスフォード、やわらかく吸湿性に優れたガーゼなどがあります。綾織りでは、皆さまにも馴染みが深いデニム、滑らかで光沢感があるギャバジンなどが有名です。繻子織り(しゅすおり)ではサテンが代表的な生地です。織り方は生地の持つ機能面・風合いすべてに関係してくるので、用途に合わせてしっかりと選ぶ必要があります。

またこれらは綿生地のほんの一部でしかなく、他にもたくさんの種類が存在します。そこで今回は綿そのものが持つ基本的な特徴を5つご紹介します。

特徴1:吸水性・通気性に優れている

綿の大きな特徴として吸水性は欠かす事ができません。リネンのように、天然繊維の中には綿よりも優れた吸水性を持つ素材もありますが、化学繊維と比べるとはるかに優れた吸水性を持っています。また吸収した水分は外に発散されるので、通気性が良く、特に衣料品においてはシーズンを通して快適に使うことができます。

特徴2:柔らかな肌触り

綿はもともと種子を守るための繊維なので、ザラザラ・チクチクといった肌触りはほとんどありません。また綿繊維は天然撚りと呼ばれる「よじれ」を最初から持っているため非常につむぎやすく、柔らかくしたり硬くしたりと用途に合わせて最適な風合いを作ることができます。

特徴3:染色しやすい

綿は染色性に優れているため、様々な染め方ができる素材です。染料の種類はもちろん、繊維・糸の状態で染める先染め、布の状態で染める後染め、化学繊維では難しい製品化してから染める製品染めも綿なら可能です。また発色性にも優れているので、思い通りの色を乗せることができるのも大きな魅力です。

特徴4:耐熱性に優れている

綿はミトン、布巾にも使われるほど耐熱性に優れた素材です。単に丈夫ということではなく、熱に当てても溶けたり軟らかくなったりしにくいのが特徴です。普段の生活において耐熱性に優れていることのメリットとしては、アイロンがしやすい点があげられます。

特徴5:値段が手頃

綿は他の天然繊維に比べて値段が手頃なため、既製品での価格はもちろん、自作のときにも用途に合わせた生地を選びやすい事があげられます。もちろん綿の中にも様々なグレードがあるので、「価格面での選択肢がある」というのは魅力の一つではないでしょうか。

綿(コットン)取り扱い上の注意

綿は繊維自体が縮みやすく、シワになりやすい素材です。これは吸水性に優れている事が逆に作用しており、洗濯時等に吸った水分が乾燥する際に繊維も一緒に縮んでしてしまう場合があります。また耐候性も決して高いわけではないので、直射日光や紫外線に当て続けると強度が下がり、黄ばみの原因になりますので注意しましょう。

仕立てるのに向いているアイテム

綿は世界の繊維生産量の約30%を占めるほど、世界中様々な用途で使われている素材です。おすすめしたいものはたくさんありますが、今回は生地の特性に合わせたおすすめアイテムをいくつかご紹介します。

浴衣×コットンコーマ生地

浴衣でもっともよく使われるのがこのコーマ生地です。他にも軽くて涼しい綿絽(めんろ)、ハリ感のある独特な風合いの綿紬(めんつむぎ)など浴衣に合う生地はいろいろありますが、まず最初はコーマ生地で作ってみるのがおすすめです。また浴衣は作るのが難しそうに感じますが、直線が多いデザインなので実はそこまで難しくありません。同じ生地で巾着などの小物を作ったり、家族とおそろいで着れるのも自作ならではの楽しみ方です。

エプロン×コットンキャンバス

コットンキャンバスは非常に丈夫な生地で洗いやすいため、キッチンエプロンとしてはもちろん、それ以外の作業用エプロンとしてもおすすめです。色も豊富で値段も安く、厚地のものから薄地のものまで幅広い種類があるので、用途に合わせて生地を選べるのもポイントです。

ベビー服×コットンダブルガーゼ

吸湿性に優れていてとてもやわらかいコットンダブルガーゼは、ベビー服にぴったりの生地です。ワンピースやかぼちゃパンツなどの洋服以外にも、スタイやハンカチといった小物にもおすすめです。

布小物・インテリアファブリック×コットンオックス

丈夫で縫製もしやすいコットンオックスを使えば、家にあるほとんどのモノは作る事ができます。ランチョンマットやコースターなどのキッチン用品、ティッシュカバーやクッションカバー、ポーチやバッグなどの服飾小物にも最適です。あとおすすめしたいのが、厚地のオックスを使った仕切り用のカーテンです。既製品で売られているカーテンはほとんどが化学繊維なので、風合いのある天然素材を使ったカーテンは家の雰囲気にもよく馴染んでくれます。

綿(コットン)のお手入れの仕方

基本的に綿は他の天然繊維と比べても扱いやすいので、特別気をつける事は少ない素材です。ただやはり洗濯方法に関しては、何点か注意が必要です。

まず洗剤ですが、綿は中性洗剤・弱アルカリ性洗剤どちらも使用が可能です。ただし「色落ちさせたくない」場合は中性洗剤、「しっかり汚れを落としたい」場合は弱アルカリ性洗剤がおすすめです。

次に乾かし方ですが、綿100%であれば基本的に乾燥機が使用できます。ただし急速に水分を蒸発させるので、縮み・シワには注意しましょう。自然乾燥の場合ですが、綿は乾くのに時間がかかる素材ですので、湿気が多い日だと雑菌が繁殖し臭いの原因となります。もし臭いがついてしまった場合は洗濯ではなかなか落ちないので、一度軽めに煮沸するのがおすすめです。

すでに当たり前に存在しているからこそ普段は気付かないものですが、改めて周りを見てみると私たちの生活の多くは綿に支えられています。実は、シンプルに見えて奥が深い生地なんですよね。

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