かんたんアレンジ♪ 帽子に布リボンのすすめ

【作業時間】15分 レベル★☆☆☆☆
日差しが強くなり、帽子が手放せない季節になりましたね。
中でも、麦わら帽子は涼しくてこの時期のファッションアイテムにかかせないですよね。
そんな麦わら帽子、最近はストローハットと呼ぶことが多いそうなんです。
ストローハットに限らず、ハットにはリボンがついているタイプ、ついていないタイプがありますが、ついていないタイプの帽子に自分でつけたり、リボンがついていても、汚れたり飽きたり気に入らなかったりした場合は、自分で作ってつけ替えることができるんですよ。
今回は、このハットのリボンの作り方を3種類紹介します。
1.子どものハットリボン
子どものハット、特に麦わら帽子は、トップの部分が丸いタイプが多いですよね。
そんなハットには細めのリボンでナチュラルにかわいく。
2.カンカン帽のリボン
トップの部分が平たいカンカン帽にはシンプルなリボンを。
男性用にも女性用にも使えます。
3.中折れハットのリボン
トップの中央部分が折れている中折れハットは上品な雰囲気で身に着けることができます。
なので大きめのリボンをつけて、さらに女性らしく。
どれも簡単につくることができるので、ぜひお好きな布で作ってみてくださいね。
合わせてこちらもどうぞ!キャンバス生地で仕上げるこどもバケットハットのキット
3,000柄の中から好きなデザインの帽子が作れます。
子どものハットリボンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(リボンひも)タテ6cm×ヨコ100cmを1枚
(わっか)タテ6cm×ヨコ4cmを1枚
子どものハットリボンの作り方

1.ひもをはずす
もともと帽子にひもがついている場合は、ひもをはずします。
2.リボンひもを作る
まず、リボンひもの両端の始末をします。
リボンひもパーツの長辺を内側に1cmずつ折りこみ、アイロンをかけます。
折り山同士が合わさるように、半分にパタンと折り、アイロンで折り目をつけます。
半分に折ったものと長辺の片側を開き、短辺を内側に1cm折りこんでアイロンをかけます。
開いた長辺を戻します。
短辺の折りしろの中に、長辺の折りしろをさしこみます。
さしこんだら、上からしっかりアイロンをかけます。
両端とも始末をしたらステッチをかけます。
3.わっかを作る
わっかパーツのタテ辺を内側に1cmずつ折りこみ、アイロンをかけます。
さらに半分に折り、ステッチをかけます。
4.リボンひもとわっかを組み合わせる
リボンひもを写真のように帽子に巻き付けて左右対称にし、クロスさせます。
クロスさせた片側を写真のように折り返し、垂れも作ります。
反対側も同じように折り返したら、中心のところをまち針でとめます。
リボンひもを帽子からはずし、まち針でとめた箇所を、軽く縫いとめます。
わっかパーツの縫い目を中央に持ってきます。
わっかパーツの縫い目とリボンひもが接する向きで巻きつけます。
裏側でわっかパーツの端を重ね、手で縫い合わせます。
子どものハットリボンが完成!
そのまま、帽子に縫いつけたら、
子どものハットリボンの完成です!!
あっという間にできあがりました!
ポイントは、工程ごとにアイロンをかけることです。
お好みでもう少し細いひもを作っても良いですし、細いひもでリボン結びするだけでもカジュアルにかわいく仕上がりますよ。
さて、次はカンカン帽のリボンの作り方を紹介します。
カンカン帽のリボンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(リボンひも)タテ8cm×ヨコ(帽子の周囲+2.2cm)を1枚
(わっか)タテ8cm×ヨコ8cmを1枚
カンカン帽のリボンの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆

1.リボンひもを作る
リボンひもパーツの長辺を内側に1cmずつ折りこみ、アイロンをかけて折り目をつけます。
折り山同士が合うように半分に折ってアイロンをかけて折り目をつけます。
折り目を開いて中表でヨコ半分に折り、端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
折り目を戻してステッチをかけます。
2.わっかを作って本体と組み合わせる
わっかパーツを中表でヨコ半分に折り、ぬいしろ1cmで縫いあわせます。
ぬいしろを開いて表に返し、アイロンをかけます。
わっかパーツの縫い目とリボンひもが接する向きで巻きつけ、
裏側でわっかパーツの端を重ねて手で縫い合わせます。
カンカン帽のリボンのが完成!
そのまま帽子にはめて縫いつけたら、カンカン帽のリボンの完成です!!
さらっとシンプルで使いやすいリボンです。
ナチュラルな布でも、スタイリッシュな布でも合うデザインですよ。
3つ目は、中折れハットのリボン作り方を紹介します。
中折れハットのリボンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(リボンひも)タテ14cm×ヨコ(帽子の周囲+2.2cm)を1枚
(わっか)タテ8cm×ヨコ8cmを1枚
中折れハットのリボンの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆

1.リボンひもを作る
リボンひもパーツを中表で半分に折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫い合わせたらぬいしろをアイロンで開きます。
表に返し、縫い目が中心にくるようにしてアイロンをかけます。
2.わっかを作って本体と組み合わせる
わっかパーツを中表でヨコ半分に折ってぬいしろ1cmで縫いあわせたら、ぬいしろを開いて表に返し、アイロンをかけます。
わっかパーツの縫い目とリボンひもが接する向きで巻きつけ、
裏側でわっかパーツの端を重ねて手で縫い合わせます。
中折れハットのリボンが完成!
そのまま帽子にはめて縫いつけたら、中折れハットのリボンの完成です!!
いかがでしたか?
どれも簡単にできそうですよね。
同じ布を使ってスカートを作ったりしても面白いですよ。
親子でリンクコーデにしても素敵ですし、手づくりならではの楽しみ方ができますね◎
今回使った布はこちら
・小さく可愛らしい赤い花が一面に咲いた、絵本の中の1ページのようなお花畑を描いたデザインのテキスタイル、flower garden/デザイナー:木波本陽子
◎木波本陽子さんデザインの生地はこちら
・素朴さと生命力を感じるオリーブ独特の雰囲気を、優しく可憐に描いたデザインのテキスタイル、olive(ベージュ)/デザイナー:kayo aoyama
・色違いのolive(グレイッシュネイビー)/デザイナー:kayo aoyama
◎kayo aoyamaさんデザインの生地はこちら
今回、こどものハットリボンとカンカン帽のリボンには、しっかりとした生地の『オックス』を使い、上品で優しい雰囲気を出したい中折れハットには、くったりとした風合いの『コットンリネン(ビエラ)』を使いました。
◎プリント生地の中でも一番人気の花柄のテキスタイルデザインを集めました。
使いやすいモチーフなので、小物からお洋服作りまで幅広くお使いいただけます。