【サイズ指定に対応】ループ付きレッスンバッグ作り方
![【サイズ指定に対応】ループ付きレッスンバッグ作り方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135013.jpg)
ループ付きレッスンバッグ(通園バッグ)とは、持ち手が2つあるレッスンバッグのこと。
なぜ持ち手が2つ必要なのか。…それは、机の横にかけたときに床に付かない長さに対応するためです。
![ループ付きレッスンバッグ作り方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135011.jpg)
持ち手の長さを短くして、床に付かない長さにすると肩にかけづらかったり持ちにくかったり。
小さなループで機能も使いやすさもどちらにも対応しちゃいますよ!
入園入学グッズをまるごと作りたい方はnunocoto fabricの入園・入学グッズ手作りキット(6点セット)がおすすめ。
基本の作り方でループ付きレッスンバッグにアレンジすることも可能です。
![入園入学グッズ手作り](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/01/bana_nyuen6item_1008_250.jpg)
ループ付きレッスンバッグの材料・裁断サイズ
【布の用尺】表地裏地:タテ50cm×ヨコ布幅(108cm)
今回はキルティング生地のジグザグが縦になるように使っています。(どちらの向きで使ってもOK)
表地(オックス) | タテ36cm×ヨコ44cm 2枚 |
裏地(キルティング) | タテ36cm×ヨコ44cm 2枚 |
ポケット布 | タテ19cm×ヨコ20cm 1枚 |
ループ布 | タテ15cm×ヨコ5cm 2枚 |
アクリルテープ(持ち手) | 2.5cm幅 35cm 2本 |
今回、表生地はオックス生地使用。ツイル生地でもおすすめです。
ループ付きレッスンバッグできあがりサイズ(外寸)
タテ34cm×ヨコ42cm ループトップから底までの長さ38cm
![レッスンバッグサイズ 床からの長さ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135010.jpg)
ループ付きレッスンバッグの作り方で使用した生地
ループ付きレッスンバッグの作り方
1.裏地にポケットをつける
ポケット布の横と下の辺を1cmで折ります。(アイロン)
袋口を1cm→1cmで三つ折りし、ステッチします。
裏地のオモテにポケットを縫い付けます。
裏地を中表に(表同士)合わせ重ねます。
![裏地を中表に重ねる](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134989.jpg)
底をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
![裏地の底を縫い合わせる](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134990.jpg)
2.表地にループと持ち手をつける
ループ布を縫います。
中心に向かって四つ折りし、両端をステッチします。
表地の上の辺にループと持ち手を仮止めします。
中心から均等に5cmの位置に持ち手の内側を合わせ、その中にループを付けます。
まち針や手芸クリップでもよいですが、心配な場合は布端から5mmで縫っておきましょう。
持ち手・ループともに、ねじれないよう気を付けます。
![持ち手をループを仮縫い](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134991.jpg)
持ち手とループの端は、表地の端から1cm程ははみ出る位置に合わせます。
![持ち手とループの付け位置](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134993.jpg)
もう1枚の表地にも同じ位置に、持ち手とループを仮止めします。
表地を中表に重ね、底をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
![表地の底を縫う](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134995.jpg)
3.レッスンバッグの袋口を縫う
底を縫い合わせた表地のぬいしろはアイロンでしっかりと開いておきます。
裏地はひらかなくてOK。
表地と裏地を中表に重ねます。
袋口の辺をしっかりと合わせて、ぬいしろ1cmで縫います。
![袋口を縫う](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134997.jpg)
4.脇を縫う
表地の中心をつまんで上にもちあげ、畳みなおします。
つまみあげると、表地同士・裏地同士の重なりになります。
![表地同士、裏地同士にたたむ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC134999.jpg)
脇をぬいしろ1cmで縫います。
裏地の片方には返し口を7~8cm程縫わずに開けておきます。
![脇を縫う](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135000.jpg)
この時、表地と裏地の切り替え部分がそろうようにすると仕上がりがきれいです。
![表地と裏地の切り替え部分を揃える](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135002.jpg)
5.オモテに返して返し口をとじる
返し口から手を入れて、表地をつかみ引き出します。
すべて引き出したら、返し口を縫いとじます。
ミシンで縫っても手縫いでまつり縫いしてもどちらでも良いです。
6.袋口をステッチ
裏地をレッスンバッグにしまうように入れ込みます。
形を整えます。
この時、裏地側からみて表地がほんの少し見えるように整えると仕上がりがぐんときれいになりますよ。
![袋口をきれいに仕上げるコツ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135007.jpg)
ぐるりと袋口をステッチします。
これで、ループ付きレッスンバッグの完成です。
![ループ付きレッスンバッグ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135014.jpg)
ループ付きレッスンバッグの使い方
入園入学グッズを作るとき、幼稚園保育園や小学校からのサイズ指定で「床に付かない長さ」ということがあります。
この時、レッスンバッグ本体のサイズを変更したり、持ち手の長さを調節するのも良いですが
ループ付きレッスンバッグにすると使いやすく便利です。
持ち手の間に付けた小さなループをひっかけて使います。
![ループ付きレッスンバッグ作り方 ループ付きレッスンバッグ使い方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/12/PC135011.jpg)
キルティングレッスンバッグにおすすめの生地
今回レッスンバッグの裏地に使用したのはnunocotoオリジナルの薄手キルティング生地です。
キルティング生地指定のレッスンバッグにおすすめの縫いやすく使いやすい薄手生地です。
また、キルティング生地を作ってレッスンバッグに仕立てるのもとっても可愛くておすすめ。
大人のレッスンバッグにもおすすめです。
![布一枚からキルティング生地を自作しよう!](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2023/10/title_quilt_900_IMG_0079.jpg)
裏地にキルティング生地不可の指定の場合は、入園・入学グッズ手作りキット(6点セット)でも使用しいているコットンリネンキャンバスがおすすめです。
レッスンバッグのサイズ変更をしたい場合
裏地付きのレッスンバッグはサイズ変更の計算も簡単です。
レッスンバッグのサイズに迷ったらぜひ参考にしてください。
入園入学グッズの手作りに便利なソーイングキット
![入園入学グッズ手作り](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/01/bana_nyuen6item_1008_250.jpg)
nunocoto fabricの生地で作るレッスンバッグ
nunocoto fabricには多数の入園入学グッズにおすすめの生地を揃えています。
親子で布選びから楽しんでくださいね。