【ミシン不要】タイプ別、ズボンの裾上げのやり方
![【ミシン不要】タイプ別、ズボンの裾上げのやり方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/susoage_eye.jpg)
子供ズボン・制服の裾上げ
子供のズボンって、ついつい大きめを買っちゃいませんか。できるだけ長めに履いてほしくて…。
でも、裾が長いと動きにくかったり危ないことも。
そんな時は、手縫いで裾上げがおすすめです。
縫い目を細かくすればしっかりと縫いとめられます。
後でほどくのも楽ちん。
![子供ズボン裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103709-scaled.jpg)
制服の裾など、ほつれてしまったときに縫いなおすのもこの縫い方でOKです。
![スカート裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_1671.jpg)
流しまつり
まずは、ズボン全体をウラに返し、仕上がりサイズに合わせて裾を折り返しましょう。![裾上げ まつり縫い 流しまつり](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103713.jpg)
![流しまつり縫い](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103715.jpg)
![流しまつり縫い ズボン裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103733.jpg)
![流しまつり縫い 裾上げの仕方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103734.jpg)
![流しまつり縫い](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103735.jpg)
![流しまつり縫い 裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103737.jpg)
![流しまつり縫い 裾上げ方法](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103738.jpg)
![裾上げ方法](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103722.jpg)
千鳥がけ
千鳥の足どりのように糸を交差させる縫い方です。子供服によくあるストレッチ性のあるズボンにおすすめです。
それでは縫っていきましょう。
ズボンを裏返しにして仕上がりラインで折り返します。
![裾上げ まつり縫い 流しまつり 千鳥がけ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103713.jpg)
この時、仕上がりラインを上にしてズボンを持ちます。
これがポイントです。
![千鳥がけ 裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103729.jpg)
1歩戻りながら進むイメージです。
![千鳥がけ縫い方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103730.jpg)
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103731.jpg)
![千鳥がけ縫い方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103732.jpg)
![千鳥がけ縫い方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103727.jpg)
![千鳥がけ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103728.jpg)
他にも裾上げに便利なたてまつりや奥まつりがあります。
縫い方はこちらで確認してくださいね。
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まつり縫いのやり方(手縫い)
![まつり縫いのやり方(手縫い)](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2018/07/tenui_maturi_010.jpg)
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ジャージの裾上げ
![ジャージ裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123697.jpg)
5cmほどの裾上げなら、『子供ズボン・制服の裾上げ』の流しまつりや千鳥がけでOKです。
長めに裾上げするときはこちらの方法を試してみてください。
まずは、仕上げたい長さに折り上げます。
![ジャージ裾上げのコツ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123698.jpg)
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123699.jpg)
一度折り上げた裾を、仕上がり線に合わせて半分に折ります。
これで裾は、仕上がり線ともともとの裾で2重になっています。
![ジャージ裾上げポイント](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123701.jpg)
![ジャージ裾上げ方法](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123702.jpg)
オモテから縫い目は見えないので、縫い目の幅はあまり気にしなくても良いですが
大きすぎると足が引っ掛かりほどける原因となるのでそこは適度な幅で縫いましょう。
![ジャージ裾上げやり方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123703.jpg)
![ジャージ裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123704.jpg)
![ジャージ裾上げ仕上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123705.jpg)
ぬいしろを縫いとめると表に縫い目が出なくてきれいです。
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123706.jpg)
![ジャージ裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8123708.jpg)
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デニムの裾上げ
デニムなどの裾が三つ折りで縫われているときの裾上げです。仕上がり線で切ってから、再度三つ折りする方法もありますが(裾をカットして裾上げ参照)
こちらは裾の三つ折りをそのままに裾上げする方法です。
まず裾上げしたい長さで線をひきますが、
三つ折りの長さ分足されるので、三つ折りの幅を引いて線をひきましょう。
![裾上げ方法](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103706-1.jpg)
![デニム裾上げ方法](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103698.jpg)
![デニム裾上げ 子供ズボン裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103697.jpg)
細かいなみ縫いまたは半返し縫いで縫いましょう。
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103699.jpg)
![デニム切らない裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103700.jpg)
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103702.jpg)
![デニム裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103705.jpg)
お子さまの裾上げなど、大きくなったら伸ばしたいときや
お手軽に裾上げしたいときにおすすめの方法です。
![デニム簡単裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8103708.jpg)
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裾上げテープを使う
手縫いもミシンもしたくない!という方には、裾上げテープがおすすめです。こちらでご紹介するのは、アイロン接着タイプの裾上げテープ。
薄地用・厚地用・ストレッチタイプなど、色や機能も様々です。
![裾上げテープ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223697.jpg)
裾上げするズボンがアイロンの使用OKかどうかは、必ず確認しておきましょう。
まずは、仕上げたい長さでアイロンをかけます。
![裾上げテープで裾上げする](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223710.jpg)
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223711.jpg)
今回は、中温あて布でかけました。
![裾上げテープ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223713.jpg)
裾上げテープが見えている状態なので、裾がめくれたときにテープが見えたくない場合や
強度を高めたい場合は手縫いやミシンでの裾上げが良いですね。
![裾上げテープで裾上げする](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223712-scaled.jpg)
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裾をカットして裾上げ
裾をカットして裾上げしたい場合の方法です。仕上がり線を決めたらぬいしろ分足してからカットしましょう。
この、ぬいしろ分を足してというのがポイントです。
では、どれくらい足せばよいのでしょうか。
それは仕上げの方法によって変わります。
基本的にぬいしろは、元の裾をみて確認します。
1cmの一つ折りか、2cmの一つ折りか。
それとも3cm幅の三つ折りか。
実際に見てみましょう。
このように布端が始末されて一つ折りされている場合は、シンプルに折り幅分足します。
![裾上げやり方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8193698.jpg)
折り幅+1cmがぬいしろの長さとなります。
![三つ折り裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8193697.jpg)
長さを足すときは、裾に向かって足してくださいね。
![裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223698.jpg)
![三つ折り裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223700.jpg)
![三つ折り裾上げ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8223704.jpg)
オモテに縫い目を出したくないときは、手縫いのまつり縫いがおすすめです。
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糸もアイロンも使わない裾上げ
最後に、糸もアイロンも使わない裾上げです。それは、「手芸用のボンド」を使うこと。
ボンドなので縫って貼るだけです。
手芸用なので布に強く、洗濯OKのものもありますよ。
![手芸用ボンド](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2022/08/P8253698.jpg)
いかがでしたか。
生地や用途によって裾上げのやり方は変わります。
生地の種類や用途によって縫い分けてみてくださいね。
自分で裾上げするのが難しいときは、お直し専門店などを利用するのも良いと思います。