布で作る基本のショルダーストラップ(ベルト)│スマホやショルダーバッグに

スマホやバッグに取り外しできる
布で作るショルダーストラップ
ナスカンと送りカンを使えば、取り外しができて長さも調整できる、とっても便利なショルダーストラップ(ベルト)が手作りできます。
お手持ちのスマホケースに付けたり、

お気に入りの布で作って、ショルダーバッグ(サコッシュ)に仕立てたり。

作り方を覚えれば、楽しみ方がぐっと広がりますよ。
今回は、お気に入りの布を使った基本のショルダーストラップ(ベルト)の作り方をご紹介します。
布幅の計算方法
ストラップ作りの最初のポイントは、使うパーツに合わせた布の幅を決めることです。
まずは、送りカンの内側の幅を測りましょう。ナスカンは送りカンに合わせたサイズを用意してください。
今回使うのは幅1.5cmのものです。

カンの内側の幅 × 4 - 0.5cm
今回はカンの幅が1.5cmなので、
1.5cm × 4 - 0.5cm = 5.5cm
となり、必要な布幅は5.5cmになります

※生地の厚みによって、4倍したままだと少し分厚く感じることがあります。ここでは5mm(0.5cm)短くすることで、カンに通しやすく、すっきりとした仕上がりになります。
基本のショルダーストラップの材料・裁断サイズ

| 布 | 算定式で求めた布幅×80cm 2枚※1 |
| 送りカン | 1個 |
| ナスカン | 2個 |
| 両面カシメ | 2組※2 |
※1.長さ2倍の布1枚でもOK
※2.カシメはなくても作れます
基本のショルダーストラップ作りで使用した生地

ツイル生地
基本のショルダーストラップの作り方
1.布を長くつなげる
まず、80cmの布を2枚つなげて長い1本の布にします。
2枚の布を角で直角に中表で重ねます。
横にした布の上の角から、縦にした下の角へ向かってチャコペンで直線を引き、なぞるように縫います。(写真参照)

縫い終わったら、ぬいしろを1cm残して余分な布をカットします。

布を開き、ぬいしろ部分をアイロンで割っておくと、後の工程がスムーズです。

2.布ひも(ベルト)を作る
次に、長くつなげた布をひも(ベルト)状に仕立てていきます。
1枚につながった布の両端を、中表で半分に折ります。

そろえた布端を折山に向けてパタンと折ります。
この時、折山から1mmだけ開けて下さい。

両端をぬいしろ5mmで縫い合わせます。

2回返して、布端が内側にくる形にしたら、角を目打ちで整えます。(写真参照)

全体の布端を中央で合わせるように折ります。

さらにパタンと半分に折ったら、しっかりとアイロンをかけます。

両側をステッチします。
端から2mm程度のところを縫うと、きれいな仕上がりになりますよ。

3.カンを通す
いよいよ最後の仕上げです。金具を取り付けていきましょう。
布ひもの片方の端を、送りカンに通します。

先端を3cmほど折り返し、縫って固定します。縫う代わりに、両面カシメで留めても強度が出ておしゃれです。

ひものもう片方の端に、ナスカンを1つ通します。

そのまま、先ほど固定したひもの上に、かぶせるように送りカンに通します。

こちらも端を3cmほど折り返し、ミシン、またはカシメでしっかりと固定します。
ショルダーストラップが完成!
あっという間に、おしゃれなショルダーストラップのできあがりです。

さっそく、スマホにつけてみましょう。

しっかりとした作りなので、毎日使うアイテムにぴったり。
お気に入りのの布で作れば、お出かけがもっと楽しくなること間違いなしです。ぜひ、あなただけの一本を作ってみてくださいね。
nunocoto fabricの布は約4,000種類のデザインから選べます
nunocoto fabricは、お客様からご注文をいただいてからご希望の柄を指定の生地にプリントしてお届けする、布のオンラインショップ。約4,000種類の柄から好きな生地を選ぶことができます。
【現在プリントに使用している生地】
・オックス(100%コットン)
・ダブルガーゼ(100%コットン)
・ビエラ(リネン25% コットン75%)
・キャンバス(100%コットン)
・ローン(100%コットン)
・ツイル(100%コットン)
ショルダーストラップ作りに使う場合、スマホ用など細いベルトの場合はオックスやビエラがおすすめ。バッグ用の場合はツイルやキャンバスがおすすめです。
作ったら、ぜひSNSでシェアしてくださいね♪
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