簡単にできる!座布団型防災頭巾カバーの作り方 2種【裏地あり】【型紙不要】
すっぽりしまえるタイプとそのままかぶれるタイプ、
防災頭巾のサイズに合わせて作れる座布団型のカバー2種
防災頭巾をすっぽりしまえるタイプはカバーに椅子にかけるゴムがついています。
お好みで中にキルト芯を挟んでふかふかにすることができるため、
- 椅子掛け(固定)用ゴムがついていない防災頭巾
- 薄手の防災頭巾
カバーしたままかぶれるタイプは椅子にかけるゴムがついていないため、
- 椅子掛け(固定)用ゴムがついている防災頭巾
- しっかり厚みがある防災頭巾
どちらのカバーも防災頭巾のサイズに合わせて作ることができるので、保育園や幼稚園、小学校や中学校などで使う子ども用防災頭巾はもちろんのこと、災害に備えて家の椅子の座布団として大人用防災頭巾のカバーを作るのにもおすすめです。
ぜひお手持ちの防災頭巾に合わせて、お好みの布で作ってみてくださいね。
すっぽりしまえる座布団型防災頭巾カバーの材料・裁断サイズ
表布(本体用) | タテ40m×布幅(108cm)程度 1枚 |
裏布 | タテ40m×布幅(108cm)程度 1枚 |
※キルト芯 | タテ40m×布幅(108cm)程度 1枚 |
椅子掛けゴム用布 | タテ8cm×ヨコ60cm 1枚 |
織りゴム(2cm幅) | 45cm 1本 | 面ファスナー | 10cm 1組 |
※キルト芯はお好みでどうぞ。
すっぽりしまえる座布団型防災頭巾カバー作りで使用した生地
すっぽりしまえる座布団型防災頭巾カバーの作り方
1.防災頭巾に合わせて布をカットする
まずは防災頭巾のタテヨコの長さを測ります。
タテの長さ【a】cm、ヨコの長さ【b】cmとします。
表布(本体用)のタテをa+6cm、ヨコを2b+12cmの長さ、
裏布とキルト芯のタテをa+6cm、ヨコを2b+4cmの長さにカットします。
2.縫う前の下準備
表布と裏布とキルト芯は半分に折り、「わ」のところに切り込みを入れてノッチ(合印)を作っておきます。
表布の両端を1cm→3cmで三つ折りしてアイロンでしっかりと折り目をつけておきます。
3.椅子掛けゴムを作って表布に縫い付ける
椅子掛けゴム用布の両端を1cmずつアイロンで折り目をつけます。
さらにパタンと半分に折ります。
両端にステッチをかけます。
織りゴムを中に通します。
両端から織りゴムを1cmほどはみ出させた状態で縫っておきます。
表布に椅子掛けゴムをを縫い付ます。縫い付ける位置は、上辺のノッチと三つ折りの折り目からそれぞれ1cmずつ内側のところです。(写真参照)
4.表布と裏布・キルト芯を縫う
表布を中表でパタンと半分に折って三つ折りを開き、上下辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
裏布のウラ面にキルト芯を重ね合わせます。ノッチ同士がしっかりと合うようにしましょう。
表布をオモテに返し、角を目打ちなどで整えます。
表布の中に裏返し状態のままのキルト芯付き裏布を入れます。
縫い目同士を合わせたら、折り目に合わせて表布の三つ折りを裏布にかぶせるように戻してクリップなどでとめます。
三つ折り部分を縫います。椅子掛けゴムのところから縫いはじめると、椅子掛けゴムを巻き込まずに縫えますよ。
ぐるりと一周縫いました。
5.面ファスナーを縫い付ける
三つ折り処理した袋口部分の中央に面ファスナーをぐるりと四角く縫い付けます。
すっぽりしまえる座布団型防災頭巾カバーの完成!
これですっぽりしまえる座布団型防災頭巾カバーの完成です。
中に防災頭巾をしまって、
面ファスナーを閉めたら、ふかふかの座布団になりました。中にマスクやハンカチをしまっておくのも良いですね。
ゴムを背もたれに掛けて固定させて使いましょう。
そのままかぶれる座布団型防災頭巾カバーの材料・裁断サイズ
表布 | タテ40m×布幅(108cm)程度 1枚 |
裏布 | タテ40m×布幅(108cm)程度 1枚 |
※縫い付け型ホック | 1~3組 |
※カバーが外れやすい場合はホックを使います。
そのままかぶれる座布団型防災頭巾カバー作りで使用した生地
そのままかぶれる座布団型防災頭巾カバーの作り方
1.防災頭巾に合わせて布をカットする
表布の上に防災頭巾を乗せ、両側1.5cm長めのサイズでカットします。
防災頭巾に布を巻き付け、布端をくるりと折った部分が椅子かけゴムの位置+1cmのところになるようにします。
椅子かけゴムの位置が奥にある場合は、防災頭巾の端から10cmとします。
反対側も同様に巻き付け、防災頭巾の端から10cmの長さでカットします。
裏布も表布と同じサイズにカットします。
2.表布と裏布を縫い合わせる
表布と裏布を中表で合わせます。
両側をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
片側を縫い目から折山が椅子かけゴムまでの長さになるようにW型に折りたたみます。(写真参照)
もう片側を縫い目から折山が9cmなるようにW型に折りたたみます。(写真参照)
折りたたんだ状態のまま、上下辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、折りたたんだ部分を避けて返し口を作っておきましょう。
3.表に返す
縫い目のところでぬいしろをアイロンで折ります。
返し口から表にかえします。
目打ちで角を整えます。
返し口を縫い閉じます。
コの字まつりで縫い閉じましょう。
4.ホックをつける
椅子かけゴムの位置により防災頭巾をひっかける部分が浅い場合はカバーが外れやすいので、ホックを使います。
防災頭巾をひっかける部分が浅い方にホックを縫い付けます。
ここでは1か所に縫い付けましたが、外れやすさによっては3か所くらい縫い付けても良いですよ。
そのままかぶれる座布団型防災頭巾カバーの完成!
これでそのままかぶれる座布団型防災頭巾カバーの完成です。
ポケット部分に防災頭巾をひっかけてカバーをつけましょう。深い方のポケットにマスクやハンカチをしまえます。
そのままかぶることができますよ。
カバーをはずして洗濯することも容易です。
背もたれ式防災頭巾カバーの作り方
nunocoto fabricでは、椅子の背もたれにかけて使う防災頭巾カバーの作り方も公開しています。
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