お気に入りの布で作ろう!ラッピングネックレスの作り方
ラッピングネックレスってご存知ですか?ラッピングネックレスとはその名の通り、まあるいものを布で包んだネックレスのことです。
くるみネックレス、キャンディネックレス、ファブリックネックレスなどとも呼ばれています。
肌に当たる部分は布なので、金属アレルギーの方も使うことができますよ~。
今回は、このラッピングネックレスの作り方を紹介いたしますね。
大人っぽいおでかけ服に合わせても素敵ですし、カジュアルな服に合わせても素敵ですよ。
ラッピングネックレスの材料
※仕上がりサイズ:全周90cm程度
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・薄手の布:タテ180cm程度×ヨコ6cmを1枚
・直径12cの球状のビーズ:44個※
・直径5mm程度の丸環
・ペンチ
※今回はアクリルビーズを使いましたが、ウッドビーズなどでも良いです。
ラッピングネックレスの作り方
【作業時間】80分 レベル★☆☆ ※型紙不要
1.布を縫う
ラッピングネックレスにする布を中表でタテに半分に折り、ぬいしろ1cmでコの字に縫います。
この時、両端から20cmのところに返し口を作ります。
角を斜めに切り落とします。
表に返して角を目打ちで整え、アイロンをかけます。
2.ビーズを入れる
片方の返し口を閉じるようにひも結びます。
返し口から球状のビーズをどんどん入れていきます。
丸環をペンチでひろげます。
ビーズとビーズの間を手でひねって細くします。
細くしたところにひろげた丸環をさしこんでしめます。
ペンチで丸環をきゅっきゅとビーズ側につめます。
丸環をどんどんさしこんでいって返し口のところまできたら、ひもで結んだ反対側のところと余った部分の布と長さを比べます。
ひもで結んだ側の方が余った布が長いようならビーズを足して、同じくらいの長さになったら丸環をさしこんでペンチでしめます。
ラッピングネックレスが完成!
余った布の部分をリボン結びしたら、ラッピングネックレスの完成です!
丸環でしめて作ることでひとつひとつのビーズの形が強調されて、きちんと感のある上品なラッピングネックレスに仕上がりました。
白地の中にところどころピンク色があって、模様の出かたもすごく素敵!こんなふうに模様を楽しめるのも、布で作るラッピングネックレスならではですよね。
丸環を広げて締めるのが大変だからやりたくないな~という方は、もう少し大きめの丸環を用意して、ビーズを返し口から入れたら丸環を布の先端から通す、を繰り返して作ると簡単にできますよ。
通してからペンチで締めるのでも良いですし、締めなくてもカジュアルなラッピングネックレスに仕上がります。
その場合、ビーズも少し大きめの15mm程度のものを使うとかわいいですよ。
結んで作るラッピングネックレス
もう一つ丸環を使わなくてもラッピングネックレスを作ることができます。ビーズとビーズの間に結び目を作って仕上げる方法です。
この方法で作る場合は布を多く使うので、タテ200cm程度あると良いです。
作り方は簡単!布を縫うところは上の作り方と一緒で、端から20cmのところで結んだら返し口からビーズを入れて、ビーズをきゅーっと絞るように結びます。
ビーズを入れて結んで、繰り返して、返し口のところまできたら、余った布の部分をリボン結びして完成!!
写真はリボン結びするところをスエードの皮にして作ってありますが、こんなふうに違う布や素材に変えてもかわいいです。
結んで作るラッピングネックレスは、カジュアルな格好に良く似合いますね♪
布や長さを変えて、いろいろなラッピングネックレスを作ってみてくださいね!
ラッピングネックレスに合う布は?
薄手の布であればどんな布でも使えますが、おすすめは、あまり透けない光沢のある生地です。
なので、ブロード生地やローン生地、サテン生地などは良く合いますし、シルク生地も上品に仕上がるのでおすすめです。
今回使った布はこちら
ふわふわと踊るような大小の円(サークル)の柄が個性的なテキスタイル、nunocoto fabric:circle(レッド)。
こちらは色違いの、nunocoto fabric:circle(ブルー)。
幾重にも重なるブルーのグラデーションで、海をイメージしたテキスタイル、nunocoto fabric:ocean。