七五三や卒業式などの和装に!大きなリボン髪飾りの作り方
【作業時間】50分 レベル★★☆☆☆
今回紹介するのは、和装に合わせる大きなリボンの髪飾りの作り方です。紐を組み合わせた華やかなリボンです。
七五三や卒業式などのセレモニー用や、夏祭りの浴衣に合わせるおめかし用にいかがですか。
大きいサイズなので、頭につけるとぱっと華やかになりますよ。
(着用モデル:8歳/頭囲53cm)
お好みでタッセルをつけたりしても素敵ですね。ぜひ自分流のリボン髪飾りを作ってみてくださいね。
リボン髪飾りの材料
※仕上がりサイズ:タテ10cm×ヨコ20cm程度■布の用尺:タテ30cm×ヨコ45cm
■各パーツのカットサイズ
・布:
(リボン)タテ11cm×ヨコ42cm 2枚
(結び目)タテ7cm×ヨコ42cm 1枚
・接着芯:
(リボン)タテ8.5cm×ヨコ11.5cm 2枚
(結び目)タテ4.5cm×ヨコ11.5cm 1枚
・紐:組み紐などの和風の紐 1m 2~3本
・髪留め金具:ヘアコームやクリップ、バレッタなどお好みのもの 1個
■今回使った生地
・布(柄):交差するスクエア(オレンジ)※オックス素材
リボン髪飾りの作り方
1.各パーツを作る
各パーツ布を半分に折り、真ん中に折り目をつけます。
一度開き、折り目をつけた真ん中に合わせてパタンパタンと両側を中表に折ります。
その状態で上下を1cmのぬいしろで縫い合わせます。
反対の面にひっくり返し、中央にに接着芯をアイロンで貼り付けます。
ぬいしろを内側に折りこみます。こうすることで、ひっくり返した時に角がきれいに整います。
中央の開いているところから表に返します。
角を目打ちで整えます。
全体にアイロンをかけ、ぴしっとさせます。
中央の開いている部分にステッチをして閉じます。
これで3つのパーツができました。
2.組み立てる
結び目パーツを三つ折りにしておきます。リボンパーツ2枚を写真のように少しずらして重ねます。
重ねた状態で中央が谷になるように折り、手縫いで仮縫いしておきます。
紐の先端を揃えます。
本数はお好みですが、太い紐を使う場合は2本、細い紐の場合は3本を目安にしてくださいね。
はじっこを少し残してぎゅっとひとつ結びします。
片側にくるんと「わ」を作ります。「わ」のヨコ幅はリボンの半分くらいです。
8の字を書くように反対側にもくるんと「わ」を作ります。
もう一回ずつ両側に「わ」を作ります。最初の「わ」よりヨコ幅を小さくするとバランスが良いですよ。
ここで、中央を結び目パーツでゆるく結びます。ここでは結び目を裏に持ってきていますが、表に結び目があってもかわいいですよ。
表はこんなかんじです。
先ほど「わ」を作ったひもの余りの部分を、くるりとまわして結び目の中を通します。
またくるりとまわして結び目の中に通します。
さらにもう一回くるり。
ひもの先端は裏側に引っ張り、全体のひもを軽く整えます。
整えたら、結び目のひもをギューッと硬く結びます。
この時、片側を長くしておきましょう。
ひもの先端部分が長い場合はカットするか、裏でくるりとわっかにしておきましょう。
ひもの先端をマイナスドライバーや目打ちできゅっきゅと結び目の中にしまいます。
生地の種類によっては結び目がゆるくなりやすいものもあるので、その場合はボンドなどで固めます。
裏の中心に髪留め金具を縫い止めるか、もしくはボンドで貼り付けます。
リボンを整えましょう。
紐も全体のバランスをみて整えます。
リボン髪飾りが完成!
さあ、これでリボン髪飾りの完成です!!
ばーん!!華やか!!身長122cm、頭囲53cmの子どもがつけてみました。
合わせて簪をつけても素敵ですよ。
同じ生地で巾着袋を作ってもかわいいですね♪
今回使った布はこちら
・ひし形だけど、よく見ると角がすこし丸くなっていたり、ほんの少しずれのあるレイアウトだったり。 それから塗りムラも。ちょうどいい塩梅のアナログ感のおかげで、表情豊かなデザインのテキスタイル「交差するスクエア」 。
■リボン髪飾り作りに適した生地素材は?(nunocoto fabric取り扱い生地)
◎…オックス、コットンリネンビエラ、ローン○…ツイル
△…キャンバス、ダブルガーゼ