かごバッグやクリアバッグに「ぴったり」のインナー巾着の作り方

かごバッグやクリアバッグに!
ぴったりサイズの巾着袋の作り方
涼し気なかごバッグやクリアバッグは、夏のお出かけに大活躍ですよね。
でも、バッグの中身が丸見えだったり、口が大きく開いていて中身が落ちないか心配だったり…。そんな理由で、お気に入りのバッグの出番が少なくなっていませんか?
そんな時に大活躍するのが、手作りのインナー巾着(バッグイン巾着)です。

今回は、お手持ちのバッグのサイズに合わせて、まさに「シンデレラフィット」するインナー巾着の作り方をご紹介します。

バッグに合わせたインナー巾着の裁断サイズ算定式
まずは、巾着を入れたいバッグのサイズを測ってみましょう。
バッグのサイズを「タテ a (cm) × ヨコ b (cm) × マチ c (cm)」とした時、
必要な布のサイズは以下の計算式で求められます。
■ヨコ寸法:b+c+2cm
※2枚
バッグの中に巾着袋がおさまるサイズの算定式です。
バッグからはみ出る高さの巾着袋にしたい場合は、タテ寸法を足して算出してください。
ひもは共布で作ろう
バッグから見える巾着袋のひもは、共布で作ると一体感が出てがおすすめです。
インナー巾着袋の材料・裁断サイズ

| 本体用布 | 算定式で求めたサイズ 2枚 |
| ひも用布 | (本体用布ヨコ幅×2+20cm)×4cm 2枚 |
インナー巾着袋作りで使用した生地
インナー巾着袋の作り方
1.布ひもを作る
1cm幅の布ひもを作ります。

作り方はコチラをご参照下さい。
2.巾着本体を縫う
基本的な「裏地なし」「両ひもタイプ」の巾着袋と同じ作り方です。
もし作り方に不安がある方は、まずはこちらの、『基本の巾着袋の作り方(両ひもタイプ)』に目を通しておくと、スムーズに進められますよ。
本体用の布2枚の上辺以外に、ジグザグミシンかロックミシンをかけて端処理をします。
中表に重ねたら、袋口から12cmの部分に印をつけ、そこから下を両脇、底辺とぐるりと「コの字」に、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。袋口から12cmの部分が、ひも通し口になります。

ひも通し口部分をアイロンで割り、コの字でステッチを入れます。

上辺を1cm→5cmで三つ折りをし、アイロンで押さえます。折った部分の端から2mmあたりにステッチします。
袋口の上から1.5cmのところにもう一本ステッチを入れると、きゅっと絞ったときにフリルのようになって可愛さがアップします。

3.マチを作る
底の角を三角に開き、マチの幅(Ccm)になるように線を引きます。線の上をミシンで縫いましょう。
余分な三角の部分は、ぬいしろを1cm残してカットし、端処理をしておくと中がすっきりします。

インナー巾着袋が完成!
左右のひも通し口からそれぞれひもを通して、きゅっと結んだら、バッグにシンデレラフィットするインナー巾着袋のできあがりです。

さっそく、バッグの中にすぽっと入れてみましょう。
クリアバッグ越しに見える魚柄が、まるで小さな水族館のようで涼しげですね♪

きゅっと口を閉めることで、中身が見えず防犯面でも安心。
いつものかごバッグが、浴衣に合わせるお出かけバッグに変身したり、クリアバッグがプールやレジャーにぴったりのバッグになったり。

この夏は、お気に入りの布でインナー巾着を作って、お出かけをもっと楽しんでみてくださいね。
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