フワフワ揺れてレディに♪ サーキュラー巻きスカートの作り方
フワフワ揺れてシルエットが美しく、履くだけでレディな装いが完成するサーキュラースカートを、シンプルなトップスに合わせてお出かけするのはいかがですか?
くるっと一周つながっているサーキュラースカートも素敵ですが、巻きスカート型にして大きなリボンで結べば、さらに女性らしい装いに。
今回は、そんなサーキュラー巻きスカートの作り方を紹介いたします。
難しそうに見えて簡単に作れちゃうので、ぜひお気に入りの1着に加えてあげてくださいね♪
(着用モデル:身長155cm)
サーキュラー巻きスカート(型紙)
PDFファイル(A4サイズ)が開きます
サーキュラー巻きスカートの材料
※仕上がりサイズ:スカート丈72cm
■用尺:250cm×布幅
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(スカート3/4円)型紙通りにカットした1/4円型を3枚
(スカート前)型紙通りにカットしたものを1枚
(ウエストベルト)型紙通りにカットしたものを1枚
(ウエストリボン)型紙通りにカットしたものを2枚
・スナップホック:4組
サーキュラー巻きスカートの作り方
【作業時間】150分 レベル★★☆
1.製図する
大きな1/4円を布に描くために、まずは床に布を広げ、マスキングテープなどで床にとめておきます。
まち針にひもを結びつけて、まち針を布にさし、テープでとめます。
ひもの反対側には、80cmの長さをとってチャコペンを結びます。
まち針をとめた部分から水平にひもを張り、チャコペンで直角の位置まで描いていきます。
残りのパーツについては四角形なので、通常通りに測って製図します。
2.スカート部分を縫い合わせる
1/4円3枚を中表で合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫い合わせて3/4円になったものを表からみて右側に、スカート前パーツを中表で重ねて縫い合わせます。
ぬいしろ部分にロックミシン、もしくはジグザグミシンをかけます。
スカートのすそに巻きロックをかけます。(ロックミシンがない方は三つ巻きで仕上げます。)
スカート3/4円の端部分を3mm→7mmで三つ折りしてステッチをかけ、スカート前部分を5mm→1cmで三つ折りしてステッチをかけます。
縫う前にしっかりアイロンをかけてくださいね。
3.ウエストベルトをつける
ウエストベルトのパーツをタテ半分に折ってアイロンで折り目をつけておきます。
この時、上側を少しだけ長くしておくのがコツです。
ウエストベルトの端を1cmはみ出した状態で中表でスカート3/4円部分ににまち針などでとめ、ぬいしろ5mmで縫い合わせます。
この時、柄の向きに注意してくださいね。
先ほどはみ出させたウエストベルトの端の部分を内側に折り込み、その上にかぶせるように、ウエストベルトパーツを折り目に合わせてタテ半分に折ります。
4.スナップボタンとリボンをつける
ウエストベルト部分を腰に巻いて、布が重なる部分のはじまりと終わりにチャコペンで印をつけます。
スカート3/4円側はウエストベルトパーツの下側に、スカート前側はウエストパーツの上側に、2つタテ並びでスナップボタンをつける印をつけます。
スカート3/4円側にスナップボタンの凸をつけました。
イージースナップボタンのつけ方については、姉妹サイトnunocotoのコチラのページで詳しく説明しているのでご参照ください。
スカート前側にスナップボタンの凹をつけました。
ウエストリボンパーツを上下5mmでアイロンをかけ、タテ半分に折ります。
スカート前側につけるウエストリボンパーツはタテ右側の処理なしで、スカート3/4円側につけるウエストリボンパーツは両側を処理して仕上げます。
処理の仕方については、『もう失敗しない!簡単&きれいな「布ひも」の作り方』をご参照ください。
スカート前側のウエストベルトの下半分に、端の処理をしていないウエストリボンパーツを重ねて縫います。
ウエストリボンパーツを反対側に開いて、ウエストベルト部分をアイロンの折り目に合わせて折ったらまち針でとめ、スカート本体とウエストベルトの縫い目に落としミシンをかけていきます。
ウエストベルトの反対側が縫い目から落ちてしまうのが心配な方は、少しウエストベルト側を縫っても大丈夫です。
ウエストベルトとウエストリボンパーツを縫い合わせた部分にステッチをかけます。
残りのウエストリボンパーツを、スカート3/4円側スナップボタンから15cmほど離れた部分にステッチで縫い付けます。
ここは力がかかるところなので、2本のステッチをかけてくださいね。
サーキュラー巻きスカートが完成!
ウエストリボンをちょうちょ結びしたら、サーキュラー巻きスカートの完成です!!
すっきりとしたウエストと部分とリボンの部分のボリュームの対比が女性らしさを際立たせてくれます。
(着用モデル:身長155cm)
そして、サーキュラースカートの醍醐味!
まずは姿勢を正して、、、
身体をひねって、、、、
せーーのっっ!!
くるりん、ふわふわ~!!
やっちゃいますよね~♪
(着用モデル:身長155cm)
今回はリボンをつける巻きスカートで紹介しましたが、リボンが必要ない方は、スナップボタンだけでも大丈夫です。
また、リボンがほどけた時のためにスナップボタンを2か所つけていますが、そんなに激しく動かないし、子どもがリボンをほどいちゃうこともないわ、という方は、下の写真の赤丸部分のスナップボタンはつけなくても大丈夫です。
そして、もっと長い丈のサーキュラー巻きスカートが良い!という方は、製図のときに半径がもっと大きな1/4を描いてみてくださいね。
布はたくさん使いますが、長い丈でボリュームのあるサーキュラー巻きスカートもすごく素敵ですよ。
今回使った布はこちら
幾重にも重なるブルーのグラデーションで、海をイメージしたテキスタイル、nunocoto fabric:ギザギザ線(小・グレー)。
・ティアードマキシスカートの製図・型紙と作り方