ファスナー付きシューズケース(上履き入れ)の作り方(裏地あり/裏地なし)

入園入学グッズアイテムの一つ、シューズケースの作り方です。
上靴入れはファスナー付きがいい!上履きのサイズが大きい!高学年、中学生でも使いたい!
そんな方におすすめの手提げタイプのファスナー付きシューズバッグです。
大人の方も使える折りマチ(隠れているマチ)タイプで、裏地あり裏地なしどちらも作れます。
生地や持ち手をまだ購入していない方は、必要な材料がすべてセットになった手作りキットがおすすめです!
nunocoto fabricの入園入学キットなら、必須6点セットがすべて手作りできちゃいます。柄も2,000デザイン以上から選べるので、お子さんに好きな柄をチョイスしてもらいましょうー!
ファスナー付きシューズケース(上履き入れ)の作り方
持ち手は共布でもアクリルテープでも綾テープなどの平紐でもお好みでOK.
Sサイズ:一般的な上履きタイプ24cmくらいまで(入園入学時や小学校低学年~高学年)
Mサイズ:一般的な上履きタイプ27cm程度(高学年~中学生)または底の厚くないスニーカー24cm程度まで
※ダンスシューズなど底の厚いスニーカーやシューズケース大きめで作りたい方は、Mサイズのファスナーを40cm、タテ裁断サイズを43cmで作って見てくださいね。
横幅はMサイズと同じでもぐんと容量が増えますよ。
■裁断サイズ
Sサイズ※花柄(裏地あり) 仕上がりサイズ:タテ32cm×ヨコ20cm×マチ5cm
- 表地・裏地:タテ33cm×ヨコ52cm 各1枚
- ファスナー:30cm 1本
- 端布:タテ6cm×ヨコ4cm 2枚
- 持ち手(共布):タテ6cm×ヨコ30cm 1枚
Mサイズ※野球柄(裏地なし) 仕上がりサイズ:タテ37cm×ヨコ22cm×マチ8cm
- 表地・裏地:タテ38cm×ヨコ52cm 各1枚
- ファスナー:35cm 1本
- 端布:タテ6cm×ヨコ4cm 2枚
- 持ち手(アクリルテープ):2.5cm幅30cm 1本
■今回使った生地
表地(オックス):hananowa(クリーム)
キルティング生地:薄手キルティング生地(コットン・ギザギザ模様)
表地(キャンバス):野球選手(グレー)
アクリルテープ:[入園グッズ用持ち手] 2.5cm幅アクリルテープ:定番色4色(1m単位)※ネイビー使用
裏地なしの上履き入れにおすすめの生地 キャンバス(帆布)やラミネート生地、キルティング生地
※キャンバスの特性について→帆布(キャンバス生地)とは?特徴とオススメ生地
1.持ち手を作る・ファスナー端の始末
持ち手を共布、または布で作る場合、まず両端を1cm折ります。
真ん中で半分に折り、四つ折りにします。
布端2mmで縫いとめます。
ファスナーの両端に端布をつけていきます。
まず端布の上下1cm折ります。
真ん中で折ってファスナー端を挟みます。
布端2mmで縫いとめます。
この時、ファスナーの留め具を縫わないよう気をつけましょう。
開く側のファスナー端は、少し開けて布がぴったりとそろうように仮縫いしてから端布をつけましょう。
両側つければ準備はOK.
2.ファスナーをつける
裏地ありの場合
表布をオモテが見えるように置きます。柄に向きがあるときは上下逆さまにならないように気をつけましょう。
ファスナーは開く側が上に、そして裏返しに重ねます。
この時、ファスナーの中心と表地のタテ中心をしっかり揃え、布端を合わせましょう。
ミシンの押さえをファスナー押さえに換えたら布端から5mmで縫います。
表地裏地のオモテ同士が合うように重ねます。
今回使用しているキルティング生地は表裏ないので、こっち!と決めた方をオモテに使ってくださいね。
先ほどと同じく中心と布端をそろえて、布端から7mmで縫います。
ファスナーを縫うときはスライダーをよけながら縫います。
張りが近づいたら押さえをあげて(針はおろしたまま)スライダーを移動させます。
表地裏地をオモテに返し、
ファスナーとの縫い目をアイロンを使いしっかりと開きます。
ファスナーの素材によってはアイロンの熱に気をつけてくださいね。
オモテを見ながら布端にステッチをかけます。
続いて反対端も縫い付けていきます。
表生地を中表になるようにたたみ、布端と中心を揃えます。
布端5mmで縫い合わせます。
裏地も同様に中心と布端をそろえて布端から7mmで縫います。
ファスナー脇のステッチをいれるためオモテに返します。
表地の中に手をいれて布を持ち手前に引っ張りながらオモテに返します。
縫い目をしっかり開き整えたら、布端にステッチします。
筒になっていて縫いにくいですが、表地を内側にして筒を覗き込むように縫っていくと縫い進められます。
裏地なしの場合
表地オモテの上にファスナーを裏返して置きます。
中心と布端をそろえて布端から7mmで縫い合わせます。
柄の向きとファスナーの開く側を間違えないよう気をつけましょう。
ファスナーと生地の間の縫い目をひらきステッチをかけます。
反対側の端をファスナーに重ねて、布端から7mmで縫い合わせます。
表に返してステッチします。
裏地ありと同じようにオモテを内側にして覗き込むように縫っていきましょう。
3.持ち手を仮縫いする
ここからは、裏地ありも裏地なしも同様に縫い進めます。
オモテを外側にしておき、持ち手を仮縫いします。
ファスナーが中心になるようにし、ファスナーのついている面のみに仮縫いします。(裏地ありの場合は、裏地も一緒にとめてOK)
持ち手布の端は本体より5mmほど外に出しておきます。
4.マチを縫う
全体を裏返しにします。ファスナーが中心になるよう整えます。
左右の端をまちの半分の長さで谷折りします。
マチ5cmなら、2.5cm。
マチ8cmなら、4cmです。
上下の辺をぬいしろ5~7mmで縫います。
厚みがある生地素材の場合は7mmで縫うと良いでしょう。
オモテに返して形を整え、布端から1cmにステッチします。
下も同様に。
オモテに返したとき、折りマチ部分はこのようになっています。
きれいに開いてから端のステッチをかけるときれいな仕上がりになりますよ。
ファスナー付きシューズケース(上履き入れ)の完成!
裏地付きはこんな感じ。
マチ5cmとはここのことです。
裏地なしの1枚仕立てはシンプルです。
たたむとこんなにコンパクト!!
上履き入れサイズ(大きさ)比較
今回使用したnunocotofabricの生地
布いっぱいに散りばめられた花たち。可愛らしいhananowa(クリーム)

当店で入園・入学シーズンに大人気!スポーツ選手シリーズの野球選手(グレー)

入園グッズの裏生地として、またはポーチ類やクッションカバーなど、 様々な用途で使える薄手キルティング生地(コットン・ギザギザ模様)

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