タックトートバッグの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.009】
こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.009_タックトートバッグ 型紙 をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。
※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
タックトートバッグ 仕上がりサイズ
※平置き時深さ 約25cm
幅 約34cm
奥行き 約11cm
持ち手 約49cm
必要な道具
裁ちばさみ、まち針(クリップ)、チャコペン、定規
布の裁ち方図
裁断のポイント
裁断図は、型紙の「わ」を開いた状態で掲載しております。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、
ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)でご確認くださいね。
※ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
タックトートバッグの作り方
1.裁断する
生地選びは、キャンバス生地などの中厚生地がおすすめです。
今回は、wind check(ホワイト)のキャンバス生地を用意しました。
型紙に合わせて裁断します。(※型紙はぬいしろ込み)
本体Aとa×各1・脇B×2・底C×1・ポケットD×2・持ち手E×2
2.ポケットを縫う
ポケットDを使います。
袋口を1cm→2.5cmの三つ折りし、ステッチで縫い押さえます。
脇布Bと外表に重ね、ぬいしろ0.5cmで仮縫いします。
3.タックを折る
本体aの型紙、タック印に合わせて折っていきます。 真ん中の印をつまみ、山折りします。 タックを外側に倒します。 両側ともタックを折りアイロンで整えます。 三角の部分を切り取り、底のラインをまっすぐにします。
4.布端の始末
布端を、ジグザグミシンまたはロックミシン始末します。
5.底を縫う
本体aと底Cを中表に重ね、縫い合わせます。
布端は1cm内側で縫いとめます。
本体Aも同様に縫い合わせ、ぬいしろは底側にたおします。
6.本体・脇・底を縫い合わせる
脇と本体の袋口を1cm→2.5cmの三つ折りします。
まだ縫いません。
本体aと脇布を中表に合わせて縫い合わせます。
底から袋口へ向かって縫い進めますが、
縫い始めは布端ではなく底の縫い目からです。
底と本体の布端が1cm縫わずにあけてあるので、底布をよけて縫い合わせます。
反対端も同じように縫い合わせます。
底を、縫い目から縫い目まで縫い合わせます。
両脇、同様に縫い合わせると本体が出来ました。
オモテに返して形を整えます。
7.持ち手を縫う
持ち手の両端を1cm折り込み、さらに半分に折ります。 ステッチ2本で縫いとめます。 本体袋口へ、布端から0.5cmで仮縫いします。
8.袋口を縫う
袋口を先ほど付けた折り目で折り直し、
ステッチで縫いとめます。
持ち手も一緒に三つ折りします。
ステッチは三つ折りの幅に2本、布端から2mmにかけます。
ぐるりと縫いましょう。
9.ステッチで形を整える
すべての辺、それぞれをつまんでステッチします。 角や袋口など、生地の重なりが厚い箇所は縫わなくて大丈夫です。
完成
タックトートバッグが出来ました。
タックがポイントのシンプルなトートバッグは柄違いで作るのも楽しいですね。
サンプル使用生地
さりげないニュアンスがデザインをぐっとおしゃれな印象に仕上げてくれる、wind check(ホワイト)。
※こちらのデザインのキャンバス素材を使用しました
ちっちゃな切れ端をコラージュした、個性的でチャーミングな、カクカクカケラ(ホワイト)。
※こちらのデザインのキャンバス素材を使用しました
【ホームソーイング型紙シリーズ】No.009_タックトートバッグ 型紙