まるっこトートバッグの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.010】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.010_まるっこトートバッグ　型紙　をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。

※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。

まるっこトートバッグ　仕上がりサイズ

深さ　約28cm
幅　約47cm
奥行き　約14cm
持ち手　約24cm

準備するもの
・【ホームソーイング型紙シリーズ】No.010_まるっこトートバッグ　型紙　
用尺　表地/タテ65cm×ヨコ70cm　裏地/タテ70cm×ヨコ75cm
★表地に向いている生地素材　ツイル、キャンバスなど中厚生地　
・厚手接着芯　タテ65cm×ヨコ70cm

必要な道具
裁ちばさみ、まち針（クリップ）、チャコペン、定規
布の裁ち方図

裁断のポイント
裁断図は、型紙の「わ」を開いた状態で掲載しております。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、
ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方（記号の読み方・裁断の仕方）でご確認くださいね。

縫い方のポイント
※ぬいしろは（指定の無い限り）１cmです。切り取った布端から１cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです

まるっこトートバッグの作り方

１．裁断する

今回は、表地には厚手のデニム生地、
裏地にアーティチョーク（レッド）：ビエラ素材を用意しました。
表が無地、裏が柄生地です。型紙に合わせて裁断します。（※型紙はぬいしろ込み）
本体表×2・本体裏×2・底表裏×各1・持ち手×2・ポケット×2

接着芯は、厚手の不織布接着芯を使用します。
本体×2・底×1
表地の本体と底にアイロンで貼ります。今回は、表地、つまり外側が無地生地なのでこちらのデニム生地に接着芯を貼ります。

２．ポケットを縫う

ポケット布の袋口を除く3辺を、ジグザグミシンまたはロックミシンで布端の始末をします。
袋口を1cm→2.5cmで三つ折りし、ステッチします。両脇を1cm 内側に折りたたみ、裏地の本体にまち針でとめます。脇・底をステッチで縫いとめます。
片方のみ、端から8cmのところにもステッチし、ふた口ポケットにします。
仕切りのステッチは、強度を高めるため二重にステッチしておきましょう。

３．脇を縫う

裏地の本体を中表に重ね、両脇を縫い合わせます。
底端は、布端から1cm手前で縫いとめます。
片方に、返し口を8cmほどあけておきます。ぬいしろをアイロンで割ります。返し口部分もしっかりとアイロンで割っておきましょう。

４．底を縫う

本体と底を中表に合わせて、まち針でとめます。
まず、脇線と合印をとめます。その後、番号の順に外から内に向かってとめていくときれいにとまります。本体脇を布端まで縫わずにあけておいたので、底の丸いカーブに沿います。ぐるりと縫い合わせます。
ゆっくりと丁寧に縫い進めましょう。

５．持ち手を縫う

ここで糸の色を表地に合わせて変更します。
持ち手布の布端を1cm折りたたみ、中心から二つ折りします。両端をステッチして縫い押さえます。

６.表地を縫い合わせる

裏地と同じように、表地の脇を縫い合わせ、本体と底を縫い合わせます。
表地は脇の返し口は不要です。底側の「1cm手前で縫いとめる」のは裏地と同様です。
接着芯を貼っているため固いので、底を縫い合わせる際は布端がずれないよう気をつけながら
本体を横によけて縫い合わせていきます。ゆっくりと少しずつ縫い合わせていきましょう。出来ました。