ペーパーバッグ風ミニバッグ2種の作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.011】
こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.011_ペーパーバッグ風バッグ2種 型紙 をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。
※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
ペーパーバッグ風バッグ2種 仕上がりサイズ
・マチなし
深さ 約23cm
幅 約22cm
・マチあり
深さ 約25cm
幅 約18cm
奥行き 約8cm
目次
― 1.ペーパーバッグ風バッグ マチなしの作り方
― 2.ペーパーバッグ風バッグ マチありの作り方
・【ホームソーイング型紙シリーズ】No.011_ペーパーバッグ風バッグ2種 型紙
用尺
マチなし表地/タテ54cm×ヨコ24cm 裏地/タテ48cm×ヨコ24cm
マチあり表地/タテ29cm×ヨコ70cm 裏地/タテ26cm×ヨコ50cm
★向いている生地素材 ツイル、キャンバスなど中厚生地
厚手接着芯
マチなし 表地/タテ24cm×ヨコ62cm
マチあり 表地/タテ26cm×ヨコ60cm
裁ちばさみ、まち針(クリップ)、チャコペン、定規
布の裁ち方図
裁断のポイント
裁断図は、型紙の「わ」を開いた状態で掲載しております。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、
ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)でご確認くださいね。
※ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
【訂正とお詫び】
初回印刷分の型紙に、一部誤記がありました。
「マチあり」の裏地パーツに、接着芯を貼るグレー色の箇所指定が抜けていました。
正しくは下記の図のようになります。(「マチなし」と同じ寸法、上端から8cm分、が接着芯を貼る箇所です)
ご購入いただきましたお客様へご迷惑をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。
2刷分からは訂正済みのものをお届けします。
ペーパーバッグ風バッグ マチなしの作り方
1.裁断する
生地選びは、ツイル生地などの中厚生地がおすすめです。
今回は、表地に花縞-葉月-(レトロピンク)のツイル生地、
裏地にコットンツイル(ブラック・無地)を用意しました。
型紙に合わせて裁断します。(※型紙はぬいしろ込み)
表地a×2・裏地b×2
接着芯は、厚手の不織布接着芯を使用します。
表地a×1・裏地b×2
2.表地を縫い合わせる
表地を中表に合わせます。
柄に向きがある場合は、2枚の柄の向きがそろうように重ねましょう。
底部分を縫い合わせます。
ぬいしろはアイロンで割ります。
3.接着芯を貼る
表地のウラに接着芯を貼ります(グレーの部分) 中心を合わせて丁寧に貼ります。 裏地のウラは、持ち手部分に貼ります。
4.持ち手を縫う
型紙bの持ち手部分を切り抜きます。
裏地のウラに型紙を重ね、持ち手部分を書き写します。
表地と裏地を中表に重ねて、持ち手部分を縫い合わせます。
この時、表地と裏地の布端は3cmずらして重ねます。
縫い目の内側を、ぬいしろ5mm残して切り落とします。
ぬいしろに、5mm間隔で縫い目ギリギリまで切込みを入れましょう。
これで丸くきれいな形に仕上がります。
縫い目を切らぬようゆっくりと気を付けて切ります。
裏地の裾を持ち手へ通し、表に返します。
裏地をすべて持ち手の中へ通していきます。
きれいに形を整えアイロンをかけたら、表地を見ながら持ち手に5mmのステッチをかけます。
下糸を色を裏地に合わせて変えるときれいな仕上がりです。
5.裏地の底を縫う
裏地を中表に合わせて底を縫います。
縫えたらぬいしろを割り、オモテに返しましょう。
表地裏地どちらもオモテになります。
6.袋口をに折り目をつける
脇の布端をロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。
袋口を1cm→2cmで三つ折りします。
まだ縫いません。
7.脇を縫う
袋口を 先ほどの折り目を一度開き、両脇を縫い合わせます。
8.袋口を縫う
袋口を先ほど付けた折り目で折り直し、
ステッチで縫いとめます。
脇のぬいしろは開いておきます。
厚地なのでゆっくりと縫い進めましょう。
完成
ペーパーバッグ風バッグ マチなしが出来ました。
柄が違うと印象も変わりますね。
ペーパーバッグ風バッグ マチありの作り方
1.裁断する
生地選びは、ツイル生地などの中厚生地がおすすめです。
今回は、表地に林檎(レッド)のツイル生地、
裏地にコットンツイル(生成り・無地)を用意しました。
型紙に合わせて裁断します。(※型紙はぬいしろ込み)
表地A×2・表地B×2・表地C×1
裏地D×2・裏地C×1
接着芯A×2・D×2・C×1(厚手の不織布接着芯)
2.接着芯を貼る
表地A・Cと、裏地Dに接着芯を貼ります。 表地Aは底辺を合わせます。
3.表地の底を縫い合わせる
表地AとCを中表で合わせ縫い合わせます。 縫い合わせたらCをひらき、もう一枚の表地Aと中表に重ねます。 底辺を縫い合わせます。 ぬいしろは2枚一緒に底側へたおします。
4.持ち手を縫う
型紙Dの持ち手部分を切り抜きます。
裏地のウラに型紙を重ね、
持ち手部分を書き写します。
表地と裏地の布端は3cmずらして重ねます。
持ち手部分を縫い合わせます。
カーブはこまめに押さえをあげ角度を変えながら、ゆっくりとい縫い進めます。
縫い目の内側を、ぬいしろ5mm残して切り落とします。
始めに目打ちなどで穴をあけ、底から切り始めるとよいでしょう。
ぬいしろに、5mm間隔で縫い目ギリギリまで切込みを入れ、表地側にぬいしろを折ります。
これで丸くきれいな形に仕上がります。
縫い目を切らぬようゆっくりと気を付けて切ります。
裏地の裾を持ち手へ通し、表に返します。
裏地をすべて持ち手の中へ通していきます。
きれいに形を整えアイロンをかけたら、
表地を見ながら持ち手に5mmのステッチをかけます。
5.裏地の底を縫う
裏地Dに裏地Cをを中表に重ね、縫い合わせます。
縫えたら裏地Cをひらき、
反対の裏地Dを重ねます。
底部分を縫い合わせます。
ぬいしろは底側へたおしておきましょう。
6.布端の始末
内側+持ち手をにぎり、手前に引き出すようにしてオモテに返します。 脇と、表地Bの布端をジグザグミシンまたはロックミシンで始末します。
7.袋口をに折り目をつける
袋口を1cm→2cmで三つ折りします。
まだ縫いません。
脇布の袋口も1cm→2cmで三つ折りします。
8.脇を縫う
三つ折りの折り目を一度開き、1・2・3の順で縫い合わせていきます。
まず1の辺を縫い合わせます。
この時、縫い始めは本体と底を縫い合わせた縫い目から袋口に向かって縫い進めます。
縫えたら脇布を開き、
次に2の辺です。
こちらも底から袋口に向かって縫い進めます。
最後に底を縫い合わせます。
1と2の縫い始めから縫い始めの間を縫います。
横から見るとこうなります。
反対側も同様に縫い合わせます。
厚地なのでゆっくりと縫い進めましょう。
9.袋口を縫う
袋口を先ほど付けた折り目で折り直し、
ステッチで縫いとめます。
脇のぬいしろは開いておきます。
10.ステッチを入れる
袋口の4角に手縫いでステッチを入れます。 つまむように縫いとめると、バッグの形が整います。
完成
ペーパーバッグ風バッグ マチありが出来ました。
サンプル使用生地
レトロキュートで個性の光る、林檎(レッド)。
※こちらのデザインのキャンバス素材を使用しました
綾織りなので、中厚手でありながらも柔らかく扱いやすい、コットンツイル(生成り・無地)。
ありそうでなかった、チェックとドットを組み合わせた新鮮なテキスタイルデザイン、チェック&ドット(ネイビー)。
※こちらのデザインのキャンバス素材を使用しました
ありそうでなかった、チェックとドットを組み合わせた新鮮なテキスタイルデザイン、nami(ホワイト)。
※こちらのデザインのキャンバス素材を使用しました
【ホームソーイング型紙シリーズ】No.011_ペーパーバッグ風バッグ2種 型紙