デニムパンツ（ジーパン）を巾着型ハンドバッグにリメイク！

製作時間のめやす：50分

サイズアウトしたり、いらなくなったデニムパンツ（ジーパン）はありませんか？
裾の部分を使えば、簡単にバッグにリメイクすることができますよ。

今回作り方を紹介するのは巾着とハンドバッグが合体したタイプで、デニムの部分がポケット状になった機能的なバッグです。

三つ折り処理されている裾の部分を袋口にしているので、あっという間に作れちゃいますよ。
ぜひ、お好みの布と組み合わせて作ってみてくださいね。

デニムパンツをリメイクした巾着型ハンドバッグの材料

※糸はデニム用の30番手（#30）の太めの糸、針は厚手生地用の16号（#16）がおすすめです。

ストレートのデニムパンツ（大人用）の裾を28cm使用した場合：タテ22cm×ヨコ32cm×マチ10cm程度

デニムパンツの裾をカットします。
ここでは28cmの長さでカットしましたが、25～30cmの間でとれる長さやお好みの形（バッグの深さ）で長さを決めて下さい。

片方のぬいしろをカットして開きます。
【point】ここではこのぬいしろを持ち手として使います。持ち手として使いやすそうな方をカットしましょう。ぬいしろを持ち手として使いたくない場合は、巾着用布の生地で持ち手を作るか、革の持ち手などを用意しましょう。

カットしたぬいしろを持ち手として使う場合は、三つ折り部分を切り取るかほどいておきます。

開いたデニムを縫い目のところで半分に折り、はみ出ている部分をカットします。
垂直になっていない場合は垂直になるようにカットしましょう。

巾着用布を２枚カットします。
ヨコ幅は開いたデニムの裾幅に合わせ、高さはデニムの裾に16cm足した長さとします。

デニムの裾の三つ折り部分を上にして持ち手を縫い付けます。

巾着用布に下端揃えで重ねてまち針などでとめたら、デニムの上端から6cmのところに印（★）をつけます。

★～下を通って★までロックミシンもしくはジグザグミシンをかけます。
ずれてしまいそうな場合は直線縫いで端を仮縫いしてから端処理をしましょう。

２枚のパーツを中表で重ね、下辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。

両側の下端～★までをぬいしろ1mで縫い合わせます。

両側の★～上端までを5mm→5mmで三つ折りしてアイロンをかけ、コの字でステッチをします。

巾着用布の上辺を1cm→4cmで三つ折りしてぐるりとコバステッチをかけ、上から2cmのところにもステッチします。

底マチを付ける場合は、下の角を三角に折ってマチを作ります。
ぬいしろが分厚くなって端処理をするのが難しいので、カットしないで三角のままにするか、カットしてボンドなどで端処理をしましょう。
ここでは10cmのマチ幅としましたが、もっとマチをつけてぽってりさせてもかわいいですよ。お好みでどうぞ。

マチのつけ方がわからない場合は、『裏地なしバッグのマチの付け方』を参考にしてください。

表に返したら、半分にカットしひもを両側のひも通し口から通します。
上から2cmのところはフリルにするので、その下の口に通しましょう。

これでデニムパンツをリメイクした巾着型ハンドバッグの完成です。

持ち手の付け根部分にカシメをつけると、バッグがグッとかっこよくなりますよ。

分厚いのでつけるのはなかなか大変ですが、やってみる価値アリ！です。

リメイクしたバッグを持って、お出かけしよう♪
巾着口で袋口を閉じれるので、中が見えず安心ですね。

手軽に持てる丈夫なミニバッグとして、日常の中で使いやすいです。

デニムと柄布の相性はとても良いので、デニムをリメイクするのにどの布を合わせるかを考えるのも楽しいです。
nunocoto fabricは、お客様からご注文をいただいてからご希望の柄を指定の生地にプリントしてお届けする、布のオンラインショップ。4,000以上の柄から好きな生地を選ぶことができます。

【現在プリントに使用している生地】
・オックス（100％コットン）
・ダブルガーゼ（100％コットン）
・ビエラ（リネン25％　コットン75％）
・キャンバス（100％コットン）
・ローン（100％コットン）
・ツイル（100％コットン）

デニムパンツをまるごと使ったリメイクバッグを作りたい！という方は、ファスナーやウエストのボタンもそのまま使ったトートバッグはいかがでしょうか。
『デニムパンツ（ジーパン）をトートバッグにリメイクする方法を丁寧に解説！』で作り方を公開しているので、ぜひこちらものぞいてみてくださいね。