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ウールってどんな生地?生地の特徴を解説

ウールってどんな生地?生地の特徴を解説

冬の衣料品には欠かせない素材の「ウール」。素朴で奥行きのある風合いで、多くの人々に愛され続けているウールは、暖かさ以外にもたくさんの魅力を持った素材です。そこで今回は、ウールの特徴についてご紹介していきます。

ウールとは?

ウールとは、主にメリノ種の羊から取れる毛のこといいます。羊にはメリノ種のほかにも、手芸用の毛糸に使われる「コリデール」、カーペット素材として人気の高い「ロムニー」など、いろいろな種類がありますが、世界の約50%のウール製品にはメリノ種の羊毛が使われています。ウールの主な原産国は、オーストラリア・中国・ニュージーランドで、日本で使われているウール製品も、ほぼすべてが海外からの輸入で補われています。また、羊毛以外にも「アルパカ」「カシミヤ」など、他の動物から取れる毛も、ウールの中に含まれます。ただし、羊毛以外はそれぞれの名前で表記されることが多いので、ウールと表記されているものはほとんどが羊毛となっています。

ウールの特徴

ウールは羊の種類、育った環境などによって風合いや特徴が変わりますが、特に「羊毛を糸にする工程」である紡績方法が大きく関係しています。ウール糸には、滑らかで光沢感がある「梳毛(そもう)糸」と、粗く素材本来の風合いが楽しめる「紡毛(ぼうもう糸」があり、肌触りや扱い方も異なります。そこで今回は、ウールの素材本来が持つ基本的な特徴のみをご紹介していきます。

特徴1:暖かくて保温性がある

ウールの一番の特徴といえば、やはり保温性の高さです。ウールは、繊維状で見ると「クランプ」と呼ばれる縮れた構造になっています。それらが複雑に絡み合い、繊維内に空気をふくむことで、暖かく熱を逃がしにくい構造になっています。また、ウールは熱が伝わりにくい素材なので、夏用衣類にも幅広く使われています。

特徴2:吸湿性に優れている

ウールは水を弾く効果がありながら、吸湿性にも優れた素材虫食いのす。そのため、暖房の効いた室内でも蒸れにくく、汗をかいてもサラリと気持ちよく着ることができます。

特徴3:伸縮性がある

ウールは繊維が縮れているので、素材自体に伸縮性があります。そのため、厚手のしっかりとした生地でも着やすいという特徴があります。

特徴4:シワになりにくい

ウールは弾力性に優れているので、シワになりにくく、型崩れもしにくい素材です。また、シワになってしまった場合も、スチームや霧吹きなどで水分をふくませると、元に戻る回復力の高さも兼ね備えています。

特徴5:汚れがつきにくい

ウールの表面は、人の髪の毛と同じように薄い膜(エピキューティクル)で覆われているので、汚れがつきにくいのも特徴の一つです。また、ウールは油分を含んでいるので、撥水性があり、雨などの水溶性の汚れも弾いてくれます。

ウールの取り扱い上の注意

ウールの取り扱いで、特に気を付けなくてはいけないのが「洗い方」と「保管方法」の2つです。

まず洗い方ですが、基本的にウールは水洗いに不向きな素材です。ウールは、水で洗うとフェルト化して固くなり、繊維自体が縮んでしまいます。また、油分が失われ、ウール本来の風合いが失われてしまう可能性もあります。他にも、毛玉の原因になるので、大切なアイテムはクリーニング店に出すことをおすすめします。

次に保管方法ですが、ウールは動物繊維の一種なので、主成分はタンパク質になります。そのため、虫食いが起きやすく、保管には十分な注意が必要です。特に、ホコリ・食べこぼしなどの汚れがついた状態で放置すると、虫食いの原因なりますので、シーズン終わりには必ずクリーニングをして、きれいな場所で保管するようにしましょう。

仕立てるのに向いているアイテム

何といっても、ウールは秋冬の衣料品におすすめの素材です。ただ、ウールを使った織物にはいろいろな種類があり、それによって見た目の印象も大きく変わります。そこで今回は、それぞれのアイテムに合わせたおすすめ生地もご紹介していきます。

コート×ウールメルトン

ウールを使ったアウターコートは、外すことのできない定番アイテムです。ツイード、ヘリンボーンなど、アウターコートにぴったりの生地はたくさんありますが、大人から子供まで使えるウールメルトンもおすすめ生地の一つです。ただし、アウターコートは縫製の難易度が少し高めです。大人用であればノーカラーのガウンコートにしたり、子供用であればポンチョコートにしたり、ちょっとしたアレンジで難易度を下げることもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ワンピース×ウールリネンツイル

ウールの保温性と、リネンの吸湿性を兼ね備えたウールリネンは、幅広いシーズンで使えるおすすめ生地です。また、ウールリネンは独特なムラと風合いがとても素敵なので、シンプルなデザインでもお洒落なワンピースを作ることができます。

スカート×ウールフランネル

見た目にも温かみがあるウールフランネルのスカートも、おすすめアイテムの一つです。チェックやストライプなど、柄生地もたくさんあるので、上品なアイテムから可愛らしいアイテムまで幅広く作ることができます。

ストール・マフラー×ウールガーゼ

巻物も秋冬のコーディネートには欠かせないアイテムです。定番のニットマフラーも良いですが、柔らかい肌触りと、保温性・吸湿性にも優れたウールガーゼは、巻物にぴったりの生地です。また、大判で作れば、春先のショールとしても活躍します。

ウールのお手入れの仕方

ウールは手洗いができる生地と、ドライクリーニングのみの生地の2つに分けられます。お手入れする際は、かならず品質表記を確認してから行うようにしましょう。ただし、基本的にウールは水洗いに不向きなので、手洗い表記の場合でも、生地によっては風合いを損ねてしまう可能性があります。長くきれいに使いたいアイテムは、ドライクリーニングをおすすめしますが、今回は自宅での洗い方をご紹介します。

まず第一に、ウールは汚れがつきにくい特性を持っているので、ニット・セーターなどは、ワンシーズンに2~3回洗えば十分です。ただし、ウールは吸湿性に優れているので、着用後はハンガーで干して乾かしてから、収納するようにしましょう。また、匂いや雑菌が気になる方は、消臭スプレーでのお手入れがおすすめです。

では、洗濯方法についてです。
まずはじめに、ウールが縮む原因として「水の温度」があります。冷たすぎても、熱すぎても良くありませんので、30度前後のぬるま湯を使うようにしましょう。次に洗剤ですが、素材へのダメージが少ない中性洗剤がおすすめです。注意点として、アルカリ性洗剤・漂白剤を使うと、ウールの繊維が溶ける可能性がありますので、使用しないようにしましょう。
洗面器などに洗い液をつくったら、洗濯物を浸して押し洗いしましょう。その際、強くこすってしまうと毛玉や劣化の原因になるので、注意が必要です。洗い終わったら、洗剤がきれいに落ちるまですすぎます。この時も、必ずぬるま湯を使うようにしましょう。最後に乾燥方法ですが、ウールは熱に弱いので乾燥機は使用せず、タオルで水分を取るか、ネットにいれて30~40秒ほど洗濯機で脱水しましょう。干す際は、全体の形を整えて、平干しで乾かすと型崩れしにくく、きれいに仕上がります。

合成繊維の進歩で、今では機能性に優れた素材がたくさん作られています。ただ、やっぱりウールが持つ質感と風合いには、私たちの気持ちを豊かにしてくれる魅力が詰まっています。ウールは、大切にすればするほど、長く愛用することができる素材なので、ぜひお気に入りの生地が見つかったらソーイングにチャレンジしてみてください。

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