日本の夏を快適に過ごす、自分サイズの「対丈浴衣」の型紙ができました(開発note)

こんにちは。
今年の夏はまた…なかなかの厳しさですね。もう毎年、この暑さは覚悟しておかないといけないのかも、、と思うと同時に、「いやいやでも今年からは、浴衣がある!」と。(にっこり)
↓こちらです
型紙から自分サイズに仕立てる対丈浴衣。3サイズ×3サイズの実寸型紙。
【ホームソーイング型紙シリーズ】No.061_対丈浴衣(型紙)
先日より販売を開始した、【ホームソーイング型紙シリーズ】No.061_対丈浴衣 について少し、紹介をさせてください。パタンナーさんの渾身の対丈浴衣の型紙です!!
「これだけは、私が着たくて作りました。浴衣を着て万博へ行きます」
nunocoto fabric専属でオリジナルパターンの企画開発をご一緒してくれている、パタンナーのmasakoさん。今回の対丈浴衣の型紙は、数年前から作りたいと思っていたそうで、この度、「暑い夏でも楽しみを見つけることで、少しでもラクに過ごせたら。それが服ならば、浴衣しかありません。私のこの夏の目標は、自分で仕立てた浴衣を着て大阪万博へ行くことです。」と、大宣言を。
万博とな!
浴衣に万博、それめちゃくちゃいいですね!
「万博はさておき、私のように、『ここへ行きたい。そのために、そこへ着て行くための服を、少しがんばって仕立てたい』という方も少なからずいらっしゃるじゃないかなと思います」
「わざわざ手間を掛けてあえて少しがんばることで、楽しみがワクワクと2乗されるんです」 と。
そうして、nunocoto fabricで大人浴衣の型紙を作ることになりました。
1人の強い思いは、いつのときも、100万人の心に届きます。(と思っています)
ラクちんは悪くない 対丈浴衣はいいことずくめ
そこで浴衣です。ここは初めから、シンプルに対丈(ついたけ)浴衣でいこうと決めていました。なんせ暑い。本当に暑いのです。おはしょりのもたつきだって、無い方がその分涼しい。
それに、さっと着れることが一番大事、というスタンスは、全然悪くない。気軽に着てもらいたいから、という願いのもとでは むしろ正解なのではとも思います。
ほんとうに、羽織って紐で結ぶまで1分で完了!しますここまで着てしまえば、そこからが帯合わせ・帯結び、そしてバッグや下駄合わせ、、という次なる楽しみにつながっていきますね。
(それについてはまた別途、紹介していければと思います)
撮影会の風景もすこし
さて、先日、商品ページのイメージビジュアル撮影を行いました。素敵なモデルさんと、着付けをお手伝いしてくださる方も来てくれました。
浴衣の着付けは、この対丈浴衣の型紙だと、正直ご自身であっという間にできてしまうので、帯結びがメインになります。
着付け指導は、日本舞踊の師範、藤間菊李さん。
「踊りの稽古のときは、帯なんて30秒ぐらいでぱぱーっと結んじゃうから、ゆっくりやると逆に難しいのね!」と話していらっしゃいました。
それでも、簡単に結べる浴衣のときの帯の結び方をいくつも紹介してくれました。近々これも紹介していきますね。しかし、、撮影の日は今以上に過酷な暑さでしたね。。いい思い出。
体感40度ぐらいの灼熱の太陽の下、スタッフもがんばってくれました!!(ありがとう)見た目は涼しそうに見えるのが、やっぱり浴衣の力、でしょうか
カメラマンさんはいつもお願いしている田中舘さん。こちらの意図を上手く汲み取ってくださるおかげで、リラックスした雰囲気の中で、美しい浴衣姿をたくさん撮影することができました。
藤間先生の私物の扇子をお借りしました。やっぱり浴衣を着ると、背筋が伸びるというか、所作が自然と美しくなりますね!気軽な気持ちで浴衣作りに挑戦してみませんか
まずは型紙で、ご自分丈の浴衣を作ってみていただきたいです。丈がぴったり、ということが、こんなにも浴衣を着るハードルを下げてくれるんだ、と驚かれることでしょう。
(ちなみに、パタンナーのmasakoさんはもう万博には2度、足を運ばれているそうです! 大体具合も分かってきたので、次回3度目はいよいよ浴衣を着て行かれるようです~。いいな!)
型紙から自分サイズに仕立てる対丈浴衣。3サイズ×3サイズの実寸型紙。
【ホームソーイング型紙シリーズ】No.061_対丈浴衣(型紙)










