『きれいに見える「ひざ下20cmの服』のラウンドカットスカートを作ってみました
日差しが眩しい季節になると、挑戦したくなるのがオールホワイトコーデ。ということで、今回は、お洋服にぴったりの白い生地で、『きれいに見える「ひざ下20cmの服」』(Quoi?Quoi?[コアコア] 著・高橋書店刊)のラウンドカットスカートを作ってみました。 スカートの下にはペチコートをなびかせて、透け対策もばっちり!夏本番を迎える準備をはじめましょう。
今回使った生地は、この布を見た瞬間から、スカートに仕立てたいと一目惚れした野の花(ホワイト)。こちらのコットンリネン(ビエラ)で仕立てました。
手描きのラフなタッチが個性的なオールホワイトコーデ
このスカートの最大の特徴は、フロントからぐるりと一周裾が見えるラウンドカットになっていること。ラフなタッチで描かれた野の花のボーダーが、1枚でユニークな表情を見せてくれます。シンプルなシャツとの組み合わせで、オールホワイトコーデの完成です。
ラウンドカットスカートをきれいに仕上げるポイント
このラウンドカットスカート、裾のほかに、ウエスト部分にも特徴があり、フロントは、ギャザーになっています。
そしてバックには、タックが入っています。
このひと手間で、外出にもさらりと着こなせる上品なシルエットのスカートが完成します。
ギャザーをきれいに仕上げる
フロントのギャザーを均等に寄せることで、仕上がりがきれいになります。
ギャザーをきれいに寄せるコツはこの2つ。
・合印を付けること
・粗いミシン目で2本縫うこと(手縫いの場合は細かいなみ縫い)
詳細は下記で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ギャザーの寄せ方
裾の三つ折りをきれいに仕上げる
通常のデザインよりも、裾が前から丸見えなので、特にきれいに仕上げたいところ。そこで役に立つのが、アイロン定規(ロング)です。
通常のアイロン定規よりも長いので、大人服をよく作るなら、1枚もっていると便利です。さらにこの左上の部分は、カーブをきれいに折り曲げるときに使えます。フレアスカートのような長い長い裾をきれいに折るにはもってこいのツールです。
撮影中、あまりにも気持ちよくて、うとうとしているところを激写されてしまうスタッフ。
猛暑になる前の今だから許される…(いやいや、仕事中です、笑)
それにしても麦わら帽子が似合います。
この夏のワードローブに加えていただけたら幸いです。