カセットボンベ(ガス缶)のカバーを自作しよう【型紙不要】
アウトドアやキャンプで大活躍!
ガス缶カバーの作り方を紹介
カセットコンロにつけて使うガス缶(CB缶)は、家での鍋料理はもちろんのこと、野外で火を使った調理をするのにも重宝するアイテムです。
ガス缶(CB缶)カバーの効果・意味
野外でガス缶を使用するのに必ずしもカバーが必要なわけではないのですが、以下の効果や意味があるんです。
- 熱い夏の輻射熱による爆発等の危険性を和らげる
- 寒い冬は結露を防ぎ、燃焼効率をアップさせる
- 落とした時の衝撃を防ぐ
- ループがついているものが多く、持ち運んだりかけておくのに便利
- 使用しているガス缶が一目でわかる
※自作する場合、ガス缶カバー作りに使う布は、燃え広がったり溶けたりしない生地を使って下さい。
ここでは帆布(キャンバス)生地を使用していますが、必ずしも燃えないわけではありません。
ガス缶(CB缶)カバーの材料・裁断サイズ
本体布 | タテ18cm×ヨコ52cm 1枚 |
ハンドル布 | タテ26cm×ヨコ8cm 1枚 |
面ファスナー | 13cm~15cm程度 1組 |
できあがりサイズ
タテ16cm×ヨコ25cm(広げた状態)
ガス缶(CB缶)カバー作りで使用した生地
ガス缶(CB缶)カバーの作り方
1.面ファスナー【フック】を本体布に縫い付ける
本体布を外表で半分に折り、アイロンでしっかりと折り目(中心線)をつけます。
中心線のすぐ右側に面ファスナー【フック】を四角く縫い付けます。(写真参照)
【フック】はチクチクしている方です。
2.ハンドルを作る
ハンドル布の長辺両側を中心で合わせるように折り、しっかりとアイロンをかけます。
さらにパタンと半分に折ります。
両側をステッチします。
完成したハンドルの上下9cmのところにチェコペンで印をつけます。上の印を★、下の印を☆とします。
3.ハンドルを本体布に縫いつける
本体布の左端から13cmのところにハンドルの上下端を縫い付けます。
縫い付けたら、ハンドルを重ねた本体布の上下6cmのところに印をつけます。上の印を★、下の印を☆とします。
★印同士、☆印同士を合わせてステッチします。返し縫いでしっかりと縫いましょう。
4.本体布を縫う
本体布を中表で半分にパタンと折り、上下をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろを内側に折り、短辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、中央に返し口を作ります。帆布(キャンバス生地)で作る場合は、少し大きめの返し縫いにしておきましょう。
5.面ファスナー【ループ】を本体布に縫い付ける
返し口から表に返し、目打ちで角を整えたら全体にアイロンをかけます。
ハンドルが表面にくる状態に置き、右端に面ファスナー【ループ】を四角く縫い付けます。
【ループ】はフワフワしている方です。
一度ガス缶に巻き付けて、面ファスナー取付位置を確認しても良いですね。
この時、返し口も一緒に縫われていることを確認してください。
ガス缶(CB缶)カバーが完成!
これで、ガス缶(CB缶)カバーの完成です。
ガス缶に巻き付けましょう。
ハンドルに指を通して、ひょいと持ち歩けます。
フックなどに掛けられるのも便利ですね。
野外でガス缶を使う方は、ぜひ作ってみて下さいね。
nunocoto fabricの布は約4,000種類のデザインから選べます
nunocoto fabricは、お客様からご注文をいただいてからご希望の柄を指定の生地にプリントしてお届けする、布のオンラインショップ。約4,000種類の柄から好きな生地を選ぶことができます。
【現在プリントに使用している生地】
・オックス(100%コットン)
・ダブルガーゼ(100%コットン)
・ビエラ(リネン25% コットン75%)
・キャンバス(100%コットン)
・ローン(100%コットン)
・ツイル(100%コットン)
今回は帆布生地で作りましたが、ちょっと難易度高いかも、と思う場合はツイル生地で作るのもおすすめです。中厚手~厚手の生地を選びましょう。