まんなかファスナーペンケースの作り方
ペンケース特集の第2弾は、まんなかファスナーペンケースの作り方です。
まんなかファスナータイプのペンケースって、あけたまま机に置いといても中のものが落ちにくいし、取り出しやすくて便利なんですよね。
男女問わず人気のかたちです。
まんなかファスナーペンケースの材料
※仕上がりサイズ:タテ20cm×ヨコ9cm
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)・外布:タテ23cm×ヨコ18cmを1枚
・内布:タテ23cm×ヨコ18cmを1枚
・接着芯:タテ23cm×ヨコ18cmを1枚※1
・ファスナー:20cmを1本
・タブ用布:少量 長さや太さはお好みで※2 ※1..接着芯は薄手のもの。なくでもできますが、あるとしっかりと仕上がります。 ※2..ブとは、ポーチなどにファスナーをつけた時、つまんで開閉しやすいようにつけたつまみひものことです。
まんなかファスナーペンケースの作り方
【作業時間】40分 レベル★★☆
1.外布の裏に接着芯を貼る
外布の裏に接着芯を合わせて置き、上からアイロンを当てて貼ります。
接着芯を貼るときは温度は中温にして、上から10秒ほど強く押さえつけながら、少しづつ位置をずらしてかけていきます。
2.ファスナーと布を縫い合わせる
まずはミシンの押さえをファスナー押さえに変えます。
(左)家庭用ミシンのファスナー押さえ (右)職業用ミシンのファスナー押さえ
内布をオモテが上になるように置き、その上にファスナーのオモテ(スライダーが付いている面)、最後に外布を中表で重ねます。
まち針でとめます。
ぬいしろ0.7cmで内布・ファスナー・外布を一緒に縫い合わせます。
縫い始める前にスライダーはファスナーの真ん中に動かしておきましょう。ミシンの押さえとぶつからないように、途中でスライダーを動かします。
押さえとぶつかってしまうと縫い目が曲がってしまうので気を付けましょう。
縫い合わせました。
3.折りたたんで縫う
表布をひらき、アイロンをかけます。この時ファスナーにアイロンが当たらないよう気を付けましょう。
裏布も同様にひらき、アイロンをかけておきます。
表布を縦半分におりたたみ、布端をファスナーに重ねます。
表布を縦半分におりたたみ、布端をファスナーに重ねます。
先ほどと同じようにぬいしろ0.7cmで縫い合わせていきます。
縫えたら表に返します。この時ファスナーをあけておきます。
表に返したら、ファスナーが真ん中になるように折り、アイロンをかけます。
4.布端を袋縫いで仕上げる
ぬいしろ0.5cmで縫い合わせます。タブ用ひもを半分に折りたたみ、
ファスナー開閉側へ差し込みます。
裏返しにしてもう一度布端を縫います。
このとき、ファスナーの留め具ぎりぎりを縫いますが、金具に当たると破損してしまうこともありますので気を付けてくださいね。
また、ここで押さえを普通の押さえに戻しましたが、普通の押さえでもファスナー押さえでも、縫いやすい方の押さえを使用してください。 袋縫いしました。
まんなかファスナーペンケースが完成!
表に返して形を整えたら、まんなかファスナーペンケースの完成です!
いかがでしょうか?気をつけないればならない箇所はありましたが、素敵なペンケースができあがったと思いませんか?
ペンケースだけでなく、眼鏡ケースにもぴったりですよね。ちょっとプレゼントにも最適だと思います。
新生活のはじまりに、大切な人に、、、どうぞ作ってみてくださいね。
今回使った布はこちら
大きめモチーフですが、シンプルなの、洋服にも小物にも使いやすいテキスタイル、nunocoto fabric: rope。
他にも色違いをたくさん取り揃えていますので、ぜひのぞいてみてくださいね。。