ハギレ活用!パッチワークのクリスマスツリーの作り方【型紙不要】
レベル★★☆☆☆
今回は、型紙のいらないパッチワークのクリスマスツリーの作り方を紹介します。
中にキルト芯を挟んだ6つの正方形を折ってつなげて作るので、型紙なしで作れちゃうんです。手縫いで作ることもできますよ。
ハギレ布活用できるのも嬉しいポイントです。
ぜひ、手作りして、クリスマスインテリアを楽しんでくださいね。
パッチワーククリスマスツリーに使う布とビーズ類
どんな布を使ったら良い?
パッチワーククリスマスツリーに使う布は全て同じものでも違うものでもOKですが、バイアスで組み立てるので、柄布を使う場合は上下左右の柄の向きがない布がおすすめです。
2種類の布を交互に使う場合は、ワントーンでまとめるか、クリスマスカラー2色を使うと良いですよ。
クリスマスカラーは、サンタクロースの『赤』・もみの木の『緑』・雪の『白』・星の『金』を指します。
全てのパーツに違う色や柄布を使っても良いですが、まとまりがない雰囲気になってしまうことが多いので気を付けてくださいね。
どんなビーズやボタンを使ったら良い?
パッチワーククリスマスツリーのパーツ布を組み合わせるのに使うビーズやボタンはどんなものでもOKです◎
チャームを使っても素敵ですよ。
素材も、プラスティック、木、金属など、お好みのものや手元にあるものを使ってくださいね。
今回は以下のものを用意しました。
- プラスチックビーズ
- ガラスビーズ
- パール調ビーズ
- ウッドボタン
- カシメ
- ウッドパーツ
- チャーム
- 鈴
合わせてみたので、参考にしてくださいね♪
パッチワーククリスマスツリーの材料と出来上がりサイズ
■出来上がりサイズ:タテ25cm×ヨコ22cm程度
■各パーツのカットサイズ
- 布1:タテ8cm×ヨコ14cm
- 布2:タテ10cm×ヨコ18cm
- 布3:タテ12cm×ヨコ22cm
- 布4:タテ14cm×ヨコ26cm
- 布5:タテ16cm×ヨコ30cm
- 布6:タテ18cm×ヨコ34cm
- キルト芯1:タテ6cm×ヨコ6cm
- キルト芯2:タテ8cm×ヨコ8cm
- キルト芯3:タテ10cm×ヨコ10cm
- キルト芯4:タテ12cm×ヨコ12cm
- キルト芯5:タテ14cm×ヨコ14cm
- キルト芯6:タテ16cm×ヨコ16cm
- ビーズまたはボタン:5~6個※
- ひもまたはリボン:10~20cm
- 手縫い糸
※ツリーの一番上にもビーズ類をつける場合は6個、つけない場合は5個ご用意ください。
【今回使った生地】- 布1・3・5:Deep green -深い緑-※オックス素材
- 布2・4・6:石ころ -ishikoro-(グリーン)-※オックス素材
- 裁ちばさみ
- まち針/クリップ
- 縫い針
- 定規
- 目打ち
- アイロン
パッチワーククリスマスツリーの作り方
1.それぞれのパーツにキルト芯を置いて縫う
まず、布1~布6を中表で半分にパタンと折ります。
それぞれの布にキルト芯を置きます。
布1にはキルト芯1,布2にはキルト芯2、というように、大きさを合わせておいていきます。
置く位置は、ヨコ位置は布の「わ」にキルト芯を寄せ、タテ位置は中央としましょう。
「わ」をのぞいて、ぬいしろ1cmでコの字型で縫い合わせます。
この時、「わ」の反対側に返し口を作っておきましょう。
6つとも縫いました。
2.表に返す
キルト芯は縫えていてもはずれていても大丈夫なのですが、縫い目よりたくさんはみ出してしまっている部分はカットしちゃいましょう。
ぬいしろの角を2~3mm残してカットします。
ぬいしろを内側に折り、アイロンでしっかりと折り目をつけます。返し口の部分はぬいしろを割って両面にそれぞれ折ります。
高温でキルト芯に直接アイロンをかけてしますと溶けてしまうこともあるので、低温で直接キルト芯にふれないようにアイロンをかけましょう。
6つともぬいしろを折りました。
返し口から表に返します。
角の方のキルト芯と布を指で押さえながら返すと、きれいに表に返すことができますよ。
指を中に入れて、内側を整えます。
目打ちを使って角を整えます。
返し口部分もきれいに整えましょう。
3.周囲にステッチをかける
全体にアイロンをかけて整えます。
6つともきれいに整えました。
周囲の端から3~5mm程度のところにぐるりとステッチをかけます。
手縫いで作る場合は周囲にすてっちをかけず、返し口をコの字閉じで縫い閉じるだけでもOKですよ。
6つともステッチをかけました。
4.6つのパーツを折る
布1から折っていきます。
まず半分に折って折り目をつけます。
折り目を目印に三角に折り、まち針などでとめます。(写真参照)
布2に布1を角で合わせで重ねます。
布1の折り目に合わせ、布1にかぶせるように布2を折り、まち針などでとめます。
次に布3を布2に合わせて折ります。
そのまま順番に布6まで折りました。
5.6つのパーツをビーズ類でつなげる
折った状態の布6に布5を重ねます。
斜めになっている部分が半分重なるように合わせましょう。(写真参照)
布6と布5境目にビーズ類を置いて布5と布6に縫いつけます。
糸の結び目は裏面になるように縫い付けると、表から見えなくて良いですよ。
そのまま順番に縫い付けていきます。
裏面はこのようになっています。
6.ひも(リボン)を縫い付ける
ひも、もしくはリボンをわっか状にし、裏面から縫い付けます。
ツリーのてっぺんにもビーズをつけたい場合は縫い付けましょう。
パッチワーククリスマスツリーが完成!
さあ、これでパッチワーククリスマスツリーの完成です!!
壁にひっかけて飾れるので、手軽で良いですね。玄関ドアにリースの代わりに飾っても素敵ですよ。
使う布やビーズを変えると、また違った雰囲気に。
平面的でありながらも立体的なところがどこに飾っても合うんですよね。
今回使った布はこちら
・ 緑の中にパッと映えるワンポイント、木の実の赤が美しい、水彩ならではの美しい滲みのテキスタイル、「Deep green -深い緑-」/デザイナー: 山口みれい
・ ころころ、カラフルな石ころたち。絵の具のニュアンスがおしゃれなデザインのテキスタイル、「石ころ -ishikoro-」/デザイナー: にしまた ひろし
・ オーストラリアでは定番のパーティースイーツ、フェアリーブレッドをモチーフにしたデザインのテキスタイル、「フェアリーブレッド」/デザイナー: コーリンズ晶子(Akiko Collins)
・ ラフなタッチのきらきら星がさりげなく可愛らしいデザインのテキスタイル、「sparkle star(オレンジレッド)」/デザイナー: nunocoto fabricオリジナル
■パッチワーククリスマスツリー作りに適した生地素材は?
(nunocoto fabric取り扱い生地)
(nunocoto fabric取り扱い生地の中で、パッチワーククリスマスツリー作りに適した生地素材)
- ◎…オックス
- ○…コットンリネンビエラ、ローン、ツイル
- △…ダブルガーゼ、キャンバス