【パターンファブリック:こどもゆるテーパードパンツ】の作り方
こちらは【パターンファブリック:こどもゆるテーパードパンツ】をご購入いただいた方向けの作り方紹介ページです。
(※お手元にあることを前提としています)
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製作目安時間
約1時間40分
準備するもの
【パターンファブリック:こどもゆるテーパードパンツ】を用意します。
・裁ちばさみ
・まち針/クリップ
・チャコペン
・定規
・ミシン
・ひも通し
※ゴムはキットに同封されています。
こどもゆるテーパードパンツの作り方
1.パーツをカットする
ぬいしろ込みの柄がプリントされているので、線に沿ってそのまま裁ちばさみでカットします。
型紙写しが難しいカーブの線のカットも、あらかじめプリントされているからラクラクです。
【 Point 】ガイドとなる黒い線は残っていると、完成後に表から透けることがあります。
ギリギリのところで切り落とすようにカットしておくと仕上がりがきれいですよ。
上下のない柄のポケットは、上に印をつけておきます。
(パンツとポケットの柄が合うようにあらかじめ配置してあるため、カット後に上下がわからなくならないようにするためです)
すべてカットし終えました。
2.パーツの布端を処理する
パンツ本体パーツの脇と股下部分、ポケットパーツのタテと下の辺をジグザグミシンかロックミシンで端処理します。
3.ポケットをつける
ポケットパーツの上の辺を、1cm→2cmで三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチをします。
タテ2辺と下の辺を1cm内側に折り、アイロンをかけて折り目をしっかりとつけます。
パンツ本体のおしり側にポケットを配置します。
お好きな位置でも構いませんが、目安となる位置に柄が合うようになっているので、ポケットつけ位置がわかりやすいです。
ただし左右を間違えると柄が合いません。パズルをするようによく見て合わせてくださいね。
ポケットを配置したら、まち針でとめます。
とめたら、タテ2辺と下の辺にステッチをかけて縫い付けます。
縫いはじめと縫い終わりは2重に返し縫いしましょう。
柄がピッタリと合っていて気持ちがいいですね!
4.股下と脇を縫う
パンツの前身頃と後ろ身頃を縫い合わせます。
が、その前にひとつ。
脇や股下を縫う前に裾を三つ折りしてアイロンで折り目をつけておきましょう。
【 Point 】このときに折り目をつけておくことで
後で裾を縫うときにとても楽にきれいに縫うことができます。
それでは、写真を参考に股下と脇それぞれぬいしろ1cmで縫っていきましょう。
股下トップから裾まできちんと合わせて縫っていきますよ。
縫えたらぬいしろは割っておきます。
5.股上を縫う
次は左右パンツの股上を縫い合わせます。
片方だけ表に返し、もう片方は裏にしたままにします。
裏のままの方に、表にした方をすっぽりと入れましょう。
入れたらきちっと重なるように整え、まち針でとめます。
【 Point 】股の中心がぴたっと合うようにしっかりととめておきましょう。
ぬいしろ1.5cmで股上を縫い合わせます。
6.ウエストを縫う
ウエスト布の上の辺を1cm折り目をつけます。
柄に向きがある場合、”上”に折り目をつけないと出来上がりの柄が逆さまになってしまうので気をつけましょう。
短辺同士を中表に合わせてぬいしろ1cmで縫います。
このときゴム通し口を開けておくのを忘れずに!1cm縫ったら2cm空けてまた残りを縫いましょう。
先ほど付けておいたアイロンの折り目は開いて縫い合わせます。
ウエスト布が輪になりましたね。
パンツ本体を表に返し、ゴム通し部分の縫い目とパンツの前中心をそろえて中表に合わせます。
ぬいしろ1cmでぐるりと縫います。
ウエスト布はアイロンの折り目がついていない辺を縫い合わせていきます。
縫えたらウエスト布を半分におります。
先ほど縫った縫い目に少しかぶるように布端を重ねます。
このときぬいしろはウエスト布側にたおしておきましょう。
まち針でとめたら、表側からステッチをかけます。
7.裾を縫う
裾を仕上げます。
アイロンの折り目にそって裾を三つ折りにし
もう一度アイロンをかけたら、裾を縫います。
とても細いですが、パンツを表に返した状態で内側を見ながら縫うのがポイントです。
少しずつ布をずらしながら縫っていきましょう。
8.ウエストにゴムを通す
あとはウエストにゴムを通せば完成です。
【 Point 】ゴム通しの際、ゴムの端がシュッと入ってしまうことがあるので、手芸クリップなどで抜けていかないようにしておくとよいです。
ゴムが中でねじれていないのを確認したら、ゴムひもの端同士を重ね合わせ縫いとめます。