【型紙不要】50cmの布で作れる、こどもバックリボンキャミソールの作り方
【作業時間】60分 レベル★★★☆☆
さんかくふたつの胸元に、バックリボンのキュートなこどもキャミソール。
作るのが難しそうに見えるこのキャミソール、実は型紙なしで簡単にできちゃうんですよ。
50cm×布幅の布があれば作れちゃうのもポイントです。
背中部分にゴムでギャザーを寄せるので、胸もとすっきり、裾はゆったりで着れますよ。
肩ひもを背中のループに通して結ぶので、肩ひもの長さ調整もできるんです。
ぜひ作ってみてくださいね。
こどもバックリボンキャミソールの材料
・サイズ 110~120
※用尺:タテ50cm×布幅
■各パーツのカットサイズ
・お好きな布:
(前身頃)タテ29cm×ヨコ40cmを1枚
(後ろ身頃)タテ29cm×ヨコ50cmを1枚
(胸当て)タテ21cm×ヨコ21cmを1枚
(肩ひも)タテ4cm×ヨコ70cmを2枚
(ループ)タテ4cm×ヨコ6cmを2枚
・背中用ゴム(6mm幅):22cmを1本
・安全ピンを1個
こどもバックリボンキャミソールの作り方
1.端処理をする
前身頃と後ろ身頃パーツのタテの辺をジグザグミシンかロックミシンで端処理します。
2.ひもを作る
肩ひもと背中ループのパーツの両側を内側に折りこんで、布ひもを作ります。
肩ひもは、片側は端処理し、もう片側は未処理とします。
ループは、両端とも未処理で良いです。
布ひもの作り方は、・『もう失敗しない!簡単&きれいな「布ひも」の作り方』で詳しく説明しているのでご覧ください。
肩ひも2本、ループ2本作りました。
3.胸当てを作る
胸当てパーツを斜め半分にカットします。
半分にカットした胸当てパーツを中表で半分に折り、折り目をしっかりとつけます。
胸当てパーツを開き、折り目に沿って肩ひもを置きます。
肩ひもを挟むように再び中表でパタンと折り、まち針でとめます。
ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
表に返したら、ぬいしろのはみ出ている部分をカットします。
アイロンで形を整えます。
4.前身頃に胸当てを縫い付ける
前身頃の両端からそれぞれ4cmのところに胸当ての端がくるように置いて、まち針でとめて仮縫いします。
前身頃と後ろ身頃は幅が違うので、間違えないようにしてくださいね。
胸当て左右の重ね方は写真を参考にしてください。
5.脇と裾を縫う
前身頃と後ろ身頃を中表で合わせ、脇部分をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、上と下は写真の寸法通りに開けましょう。
ぬいしろを開いてアイロンをかけたら、コの字でステッチを入れます。
裾を5mm→1cmで三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチします。
6.胸まわりを縫う
胸まわりを5mm→1cmで三つ折りしてアイロンをかけ、ぐるりと一周ステッチします。
胸当て部分を起こし、上端ギリギリのところをステッチします。
ループを半分に折り、脇から8cmずつのところに、ステッチの縫い目に合わせてしっかりと縫い付けます。
7.背中部分にゴムを通す
ゴムひもの先端に安全ピンをつけます。
ゴムひもを胸まわりの脇部分から背中側を通していきます。
後端がはじめに通したゴム通し口近くまでいったら、ゴム通し口のところを3重に返し縫いします。
目打ちでゴムひもの端をゴム通しの中にしまいます。
ゴムひもをしまったところを3重に返し縫いします。
反対側の脇部分までゴムひもを通したらゴム通し口のところを3重に返し縫いします。
安全ピンをはずしてゴムひもをゴム通し口にしまったら、また3重に返し縫いします。
こどもバックリボンキャミソールが完成!
さあ、これでこどもバックリボンキャミソールの完成です!!
肩ひもをループに通して、
リボン結びをして着ます。
暑い日にキャミソールとして1枚で着てもかわいいですし、Tシャツの上に着てもかわいいです。
さっそく着てみました。
背中部分にゴムを入れているので胸元はすっきり、でも身幅はしっかりあって裾にスリットも入っているので動きやすいですよ。
(着用モデル:116cm)
ボトムスを同じ布で作り、セットアップで着るもの良いですね。
裾に向かって広がるラインです。綿ローン生地で作ったので、フワッと軽く。
水玉模様の布でも作ってみました。
こちらはコットンリネンビエラ生地で作ったので落ち感があって体にそうシルエットです。
水玉模様もセットアップで。
あら、この棒、(松ぼっく野球するのに)いい棒だわ。。。
さあ、打席に立ちました!!
走れ~~!!
今回使った布はこちら
さまざまな種類の紙を1枚1枚手でちぎってコラージュされた、優しさとファンタジーに溢れたデザインのテキスタイル、夢の木/デザイン: 鶴崎亜紀子
◎今回は100%コットン(ローン)生地を使用しています。
・まんまる、のようでかちっとしたまるじゃない。 少しずつフォルムがサイズが違っていたり、ゆらぎのあるドット柄のテキスタイル、つぶつぶ/デザイン:オオノ・マユミ
◎今回はコットンリネン(ビエラ)生地を使用しています。
■キュロットスカートのレシピもあります。
セットアップにしたキュロットのレシピも公開しています。ぜひ合わせて作ってみてくださいね。