【パターンファブリック:こども浴衣】(上着編)の作り方 22651 views こちらは【パターンファブリック:こども浴衣)】の作り方紹介ページです。上着編です。SサイズMサイズ共通です。 (※お手元にお持ちの方向けの作り方となります) ◎Sサイズの方は、【パターンファブリック:こども浴衣】(スカート編)の作り方も合わせて参照ください。 ※Mサイズはこの(上着編)だけで完成です。 準備するもの 【パターンファブリック:こども浴衣】を用意します。ここではSサイズを作っていきます。Mサイズも作り方は同じです。 必要な道具 ・裁ちばさみ ・まち針 ・チャコペン ・定規 ・ミシン ・目打ち(あれば) こども浴衣(上着)の作り方 1.パーツをカットする ぬいしろ込みの柄がプリントされているので、線に沿ってそのまま裁ちばさみでカットします。 【 Point 】型紙写しが難しい線のカットも、あらかじめプリントされているからラクラクです。 すべてカットし終えました。 浴衣の右身頃・左身頃・衿・右袖・左袖。 2.肩上げを作る ※Mサイズは、肩上げの必要はありません。このまま工程3.に進んでください。 身頃パーツの肩上げを作ります。 【 Point 】肩のあたりにプリントされている点線は山ではなく谷です。(内側に折り込まれて見えなくなる線)ご注意くださいね 点線から背中側に3cmのところにチャコペンで印を付けます。 この印が上げ山(折ったときに山になるところ)になります。 印を付けたところを両手でつまむように山折りをして、 アイロンでしっかりと折り目をつけます。 (この後ミシンで縫うので、ずれるのが心配な方はまち針でとめておきます) ここを縫うときは、ミシンの縫い目を大きめに設定しましょう。 折った状態のまま、点線の上を縫います。 表から見える部分なので、点線の端から端までゆっくりと丁寧に縫いましょう。 糸端は点線プリント側にそっと引っ張り出して、ギリギリのところでカットします。 肩上げ部分ができました。これを袖方向に倒してアイロンをぴしっとかけます。 3.左右の身頃を縫い合わせる 左右の身頃は広げるとこんな風になっています。 背中部分を袋縫いで縫い合わせましょう。また、ここからはミシンの縫い目を「標準」に戻します。 2枚を外表で重ね合わせ、背中部分をぬいしろ5mmで縫い合わせます。 中表に返して、一度アイロンをかけて縫い目を落ち着かせましょう。 そして(中表で合わせたまま)ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 左右の身頃を袋縫いで縫い合わせました。これだけで浴衣の形に近づいてきましたね! 4.身頃に衿をつける 【 Point 】浴衣作り前半のハイライトが、この衿を付ける作業です。1つ1つの作業を、順番に、丁寧にやっていけばちゃんと仕上がります。焦らずにいきましょう。 まずは衿下を5mm→5mmで三つ折りします。 三つ折り部分にステッチをかけます。幅が狭いのでゆっくり丁寧に縫いましょう。 さあ、いよいよ衿付けです。 衿肩あき部分にチョキチョキと5mm間隔、5mm程度の深さでハサミで切り込みを入れます。深く切りすぎないように気を付けてくださいね。 【 Point 】カーブの部分は、細かく切り込みを入れていくと、布がつっぱりません。 衿パーツの中心に合印を付けましょう。 まち針やチャコペンで印をつけるか、切込み(ノッチ=ちょうど半分のしるしをつけるには「わ」の部分の角をほんの少しだけちょん、とカット)をいれておきます。 ※こちらのアーティチョーク柄のように柄に上下の向きがある布の場合は、下記の写真を参考にして合印をつけましょう。ここを間違えないようにご注意してください。 イメージをつかむために、下記の写真のように、合わせてみるとよいでしょう。 今作ったばかりの衿の合印と、身頃の背中中心(縫い線)を中表で重ね合わせ、待ち針でとめていきます。衿肩あき部分は細かくとめてくださいね。 衿部分は身頃から少しはみ出している状態でOKです。 待ち針で固定したら、ぬいしろ1cmでぐるりと一気に縫います。 ぬいしろは衿側に倒し、アイロンで落ち着かせます。 衿の、本体と縫い合わせた側と反対側の端を、1cm内側に折り目をつけます。アイロンでぴしっと。 上記の折り目を持ち上げて、衿を重ねます。 【 Point 】この時、ぴったり半分に重ねるのではなく、すでに縫い合わされた縫い目より2~3mmかぶせるようにして折ります。 ここでも折り目にしっかりとアイロンをかけます。 衿の端部分だけ折り目に合わせて中表に返します。 衿下とぶつかる位置に印をつけ、印をつけた箇所を縫います。 縫ったらぬいしろを1cm程度残してハサミでカットします。 ここで表に返し、目打ちでしっかりと角を出します。 表からまち針でとめます。特に、衿肩あき部分は細かくとめましょう。 この時、裏側が衿と身頃の縫い目にきちんとかぶさっていることを確認しながらとめます。 とめたら縫い目に合わせて落としミシンをかけていきます。 ※落としミシンが難しい方は、少し襟の内側を縫っても良いですよ。それも心配、という方は手縫いでまつり縫いしましょう。 縫いました。 裏側もきちんと縫えていることを確認してくださいね。 5.袖下と袖口を処理する 袖パーツを用意します。 袖を外表で半分に折ります。 柄に上下がある布は、ちょうど半分のところで柄の向きが切り替わっているので分かりやすいと思います! 折った状態で、袖の下の部分をぬいしろ5mmで縫い合わせます。 縫ったら中表に返します。 袖口側を5mm→5mmで三つ折りし、アイロンでしっかりと折り目をつけます。 写真のように、カーブのあたりまで三つ折りしましょう。まだ縫いません。 袖口の下部分は一度折り目をもどします。 【 Point 】このあと袖を縫い止まりまで縫うのですが、布の表にプリントされている縫い止まりの印をあらかじめ裏からチャコペンでなぞっておきます。縫い止まりの印が見えにくい場合はチャコペンで描きましょう。肩の折山から測って、Sサイズ:17cm/Mサイズ:18cmです。 縫い止まりから袖下までをぬいしろ1cmで一気に縫います。 袖を表に返します。 三つ折りした状態で、縫い止まりからぐるりと一周袖口部分にステッチします。 一周して縫い止まりまで戻ってきたら、3重に返し縫いします。 袖下のカーブ部分のぬいしろをざっくり縫って軽くギャザーを寄せます。こうすることでぬいしろがごわつかず、表に返した時にカーブがきれいに出ますよ。 袖口から袖下部分のぬいしろは、三つ折りしてまつり縫いで処理します。目立たない色の糸でまつりましょう。 6.身頃に袖をつける あとはこの3つを縫い合わせたら完成です! (袖口と袖下の処理をした)左右の袖と身頃本体を縫い合わせる準備します。 袖付け部分から袖下までをぐるりと5mm→5mmで三つ折りしてアイロンをかけます。 身頃の脇も5mm→5mmで三つ折りしてアイロンをかけます。 身頃と袖を表に返し、布にプリントしてある身頃の印と袖の肩口の縫い止まり位置の印を中表で合わせます。 【point】身頃の脇には2か所印がプリントしてありますが、裾側の印は身八つ口の印なので、肩側の印の方と合わせてくださいね。 印が見えにくい場合はチャコペンで描きましょう。肩の折山から測って、Sサイズ:17cm/Mサイズ:18cmです。 折り目を戻してそろえたらまち針でとめ、前側の縫い止まりから後ろ側の縫い止まりまでを、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 身頃と袖を縫い合わせたら裏に返し、折り目をつけておいた三つ折りをもどして袖側のぬいしろをステッチします。 縫い止まり部分は見頃側に返し縫いし、しっかりかんぬき止めしましょう。 7.身頃の脇を縫う 裾のラインをそろえて脇を合わせ、脇の縫いどまり位置を確認し、ぬいしろ1cmで身八つ口の縫い止まりまで脇を縫い合わせます。印が見えにくい場合はチャコペンで描きましょう。袖の縫い止まりから測って、Sサイズ:10cm/Mサイズ:15cmです。 裾から袖付け部分を通ってぐるっと一周ぬいしろ部分にステッチをかけます。 縫い止まり部分はしっかりかんぬき止めしましょう。 8.裾を仕上げる 裾を1cm→4cmの三つ折りにしてアイロンをかけ、まち針でとめます。 【point】背中の縫い目部分は袋縫いで厚みがあるため、はじめの1cmに折る際には反対側に倒して次の4cmに折る際には衿と同じ側に倒す、といったようにあべこべにすると、ぼこぼこせず比較的すっきりと仕上がります。 こうして… こう。 三つ折りした裾にぐるっとステッチをかけます。 【point】両端の部分は、斜めに折り込んで縫うと、変にはみ出さずすっきりです 完成 こども浴衣の上着が完成です。 広げるとこんなふう。 Mサイズの方、お疲れさまでした。 Sサイズの方、次はスカート編です。 パターンファブリック:こども浴衣(スカート)の作り方 こども浴衣の着こなし モデル 103cm / 5歳9ヶ月(Sサイズ着用) ◎ 【パターンファブリック:こども浴衣の全ラインナップ】はこちら ◎ 【パターンファブリックの全ラインナップ】はこちら 大人も浴衣が着たくなったら。 型紙から自分サイズに仕立てる対丈浴衣。3サイズ×3サイズの実寸型紙です。あわせてご覧ください。 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.061_対丈浴衣(型紙)