布(柄)のタテヨコ向き・両端の余白など、nunocotofabricの生地の特徴について
いつもnunocoto fabricをご利用くださり、ありがとうございます。
当店は、お客様からご注文をいただいてからご希望の柄を指定の生地(オックス・コットンリネンビエラ・ダブルガーゼ・コットンローン・コットンツイル・キャンバスの6種類)にプリントしてお届けする、受注生産スタイルの布のオンラインショップです。
そのため、たとえば店舗のある生地屋さんや手芸用品店を普段からよく利用される方々にとっては、少し分かりにくいところがあるかと思います。
ご質問いただいた際にはその都度お応えしていますが、ここでは、よくご質問いただく「生地(柄)の向き」と、プリント生地の特徴でもある「余白」について詳しく説明します。
(基本的な【サイトのご利用のしかた】はこちら → ★ まずはこちらもお読みくださいね)
柄の向き・方向はどうなる?
まずは、生地にプリントされる柄の向きです。
柄は、生地の目の方向を上下として、タテに等間隔でリピートし続けます。何センチ間隔でリピートするのかは、そのデザイン(柄)によって異なります。
…ってちょっと分かりにくいですよね、下記の画像をご覧ください。 各デザイン(柄)のページには、その柄が実際に布にプリントされたときのサイズ感やどのぐらいの間隔でリピートされるか、の確認用として、目盛り付きの画像が入っています。ヨコが108cm、タテは仮に1m購入した場合の柄の配置のイメージです。
◎デザイン:mimosa(イエロー)
購入数量が多いほど、タテにどんどん伸びていきます。
また、50cm(数量1)の場合はタテ軸の0から50までの柄になります。
抽象的なデザインや1m単位でのデザインは、下から50cmが届くので目安にしてください。「上半分の柄」など選べません。
布目線が「タテ」、布目線と垂直な線を「ヨコ」とします。
布のヨコ幅は108cmと6種共通で固定幅です。タテ幅が購入数となります。(※【購入数量】50cm単位 「数量1=50cm,数量4=2m」です)
柄の向きに上下があるデザインの場合は、作るアイテムの用尺にも関わってくるので、購入の際に目盛り付きの画像で一度ご確認いただくのをおすすめします。
このように、柄の方向は一定のまま、タテに同じ柄がリピートされていきます。境目のない繋がった柄になります。 ◎デザイン:鳥たちよ!
左右の余白、上下の余白は一体何だろう?
ご購入いただいてから、無事お手元に届いたときに布の両端に見慣れない余白。「ん?これなんだろう?」と思われる方もいらっしゃいますよね。
よく見ると、左右の端だけじゃなく、布目の上下の端にも余白が。 ジャスト1m(数量2)を購入した場合。広げるとこうなります。
◎左右の端の余白の正体
(布目線で見た向きで)左右の端にある余白は、プリントをするときにどうしても布の両端は引っ張られてデザインが歪みやすいのであえて中心に寄せて左右にはプリントを乗せていないためにできる余白です。
◎上下の端の余白の正体
柄の向きの上下の端にある余白は、ご注文いただいた数量分の終わりの目印です。ミリ単位でプリントをしているので、ここまで、というしるしとして、次の柄のプリントとの間に余白を入れています。そうすると、布をチョキチョキとカットもしやすいのです。
●柄ごとに余白が入ります
上記の理由ですので、もちろん、1mごとに余白が入るわけではありません。同じ柄を4m分買ったら間に3箇所余白が入るなんてこともありません。 柄ごとにカットされた布、その布の上と下の端に少し余分としての余白が入る、と思っていただけたら幸いです。
(私事ですが、以前、何かを作ろうとしたときに、あれれ用尺があと3cm足りない~!と焦りましたが、裾のぬいしろ部分を生地の余白部分で補って事なきを得た。ということがありました。こんな風に、いざというとき役立つ、かもしれない、ほんの数センチのおまけ部分だと思っていただけましたら。)
他にも、nunocoto fabricの生地について、補足説明をしています。ご興味がありましたら、購入前にぜひ一度、お読みくださると嬉しいです。
・【nunocoto fabric生地】プリントの色味について
・【nunocoto fabric生地】プリント布の規格について(返品・交換対象の基準)
・【nunocoto fabric生地】ダブルガーゼ生地のプリント(発色)について
※実際に手触りを試してから購入したい方は、生地見本サンプルがおすすめです。