【型紙No.88】フリルカラーの作り方 882 views ロックミシンで仕上げた裾と袖口のフリルギャザーの縫い目がポイント! ショート丈シャツみたいな、チャーミングな付け襟(カラー)です。 157cm フリーサイズ着用 こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.088_フリルカラーを使用した作り方ページです。製作には下記の型紙が必要です。 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.088_フリルカラー 実寸型紙(ぬいしろ込み) ※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。 もくじフリルカラー 仕上がりサイズフリルカラーの材料フリルカラー 布の裁ち方図フリルカラーの作り方1.布を裁断する2.肩を縫い合わせる3.後ろ打ち合いを縫う4.衿を作る5.身頃に衿をつける6.脇とフリル布の布端を処理する7.袖をつける8.裾フリルをつける9.フリル端に巻きロック10.ボタンをつける11.フリルカラーが完成 フリルカラー 仕上がりサイズ フリルカラー 型紙 作り方 フリーサイズ(1サイズ) 着丈(フリル込み) 33cm 袖丈(フリル込み) 28.5cm 身幅 58.5cm えりぐり 48cm フリルカラーの材料 【布の用尺】1.6m(布幅108cm) 型紙 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.088_フリルカラー 生地 1.6m(布幅108cmの場合) 接着芯(アイロン接着あり) 10cm×55cm ボタン 直径11mm 4個 生地は、綿ローン、リネンローン、コットンリネンビエラ、綿シフォン、綿シルク、綿ポリエステルなどの薄手生地が合います。 フリルカラー 布の裁ち方図 下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。 フリルカラー 型紙 裁断図 仕立てる生地によって、タテ目/ヨコ目のどちらの布目でも裁断できる型紙になっています。タテ目裁ちだと中央で継ぐ必要がありますが落ち感が出やすいです。ヨコ目裁ちだと継ぎ目は無く、かつふんわりと広がるようになります。 ここでは、タテ目裁ちの場合で仕立てていきます。 ※ヨコ地の目で裁断する場合は、前裾フリル・後ろ裾フリルは各1枚です この型紙のポイント 裾と袖口のフリルの布端は、ロックミシンで始末します。(巻きロック推奨) ロックミシンの縫い目もポイントになるパターンですので、ぜひロックミシンで。 ロックミシンが無い場合は、裁断の際にぬいしろに6mm足して、3mm→3mm の三つ折り縫いで仕上げます。 また、丈の短いスタンドカラーシャツのようなデザインなので、最後にボタンホール仕上げの工程もあります。 裁断のポイント 後ろ身頃は、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。 前身頃・衿・前後の裾フリルは「わ」でとり、それぞれの中心にも合印をつけておきましょう。 (タテ目裁ちの場合は、前後の裾フリルは「わ」ではありません) 合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。 縫い方のポイント ・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです フリルカラーの作り方 (製作時間のめやす:3時間45分) ここからは、フリルカラーの作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。 1.布を裁断する 仕立てる生地によって、タテ目/ヨコ目のどちらの布目でも裁断できる型紙になっています。タテ目裁ちだと落ち感が出やすく、ヨコ目裁ちだとふんわりと広がるようになります。 ここでは、タテ目裁ちの場合で仕立てていきます。 ※ヨコ地の目で裁断する場合は、前裾フリル・後ろ裾フリルは各1枚です 生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておきましょう。 左右対称に裁断する方法は左右対称に裁つでご確認くださいね。 合印も忘れずにつけておきましょう。 衿は、それぞれ布目線を、バイアス目とタテ目で1枚ずつ、合計2枚とります。 接着芯は、表衿に貼りましょう。 接着芯の貼り方は接着芯の基本の貼り方をご確認くださいね。 2.肩を縫い合わせる 前・後の身頃を中表に重ね、肩を縫い合わせます。 ぬいしろは1.5cmです。 縫えたら、ぬいしろは2枚一緒にロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、後ろ側へ倒しましょう。 もう一方も、おなじように縫います。 3.後ろ打ち合いを縫う 後ろ打ち合いを、アイロンで1cm→2cmの三つ折りにします。 両方とも三つ折りにしたら、縫います。 4.衿を作る 表衿に接着芯を貼ります。 表衿と裏衿を中表に合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせましょう。 縫いはじめと縫い終わりは、布端から1cmあけておいてくださいね。 オモテに返して、形を整えていきます。 オモテに返す前にぬいしろの処理をいくつかしておくと、きれいな仕上がりになるので試してみてくださいね。 まず、ぬいしろの角を切り落とします。 裏衿の下の辺をアイロンで1cm折ります。 次に、ぬいしろを2枚一緒に裏衿側へアイロンで倒します。 先ほどの縫い目から1mmほどで倒しましょう。 衿をオモテに返してアイロンで形を整えます。 このとき、裏衿を1mmほど控えましょう。 これで、衿ができました。 5.身頃に衿をつける 身頃と衿を、中表に合わせます。 この時、衿は折り目がない方を身頃と合わせるようにしましょう。 前中心と肩の合印をしっかりと合わせてくださいね。 ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 縫い目に沿って衿を立たせたら、先ほどの縫い目を隠すように衿端を整えます。 オモテからまち針で留めましょう。 この時、まち針が衿のウラ側の端をきちんと拾えているか、確認してくださいね。 オモテから、衿元にステッチをかけます。 内側の布端を縫い落さないように、ゆっくりと進めましょう。 衿がつきました。 6.脇とフリル布の布端を処理する 身頃の脇と、袖フリル、前後の裾フリルの布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。 7.袖をつける 袖フリルにギャザーを入れて、身頃と縫い合わせていきます。 ギャザーを入れる際は、合印を合わせることがポイントになりますので、しっかり確認してくださいね。ここでは、肩と合印(★☆)の位置を確認しておきましょう。 ギャザーの入れ方はこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね→【ギャザーをきれいによせる方法】 まずは、ミシンの縫い目を荒くしておきましょう。 布端から5mmと8mmの2本縫います。 ギャザーの粗いミシン目は、返し縫いをしない・糸端を長めに残すことが重要です。 途中で糸が切れた場合は、脇から脇までの縫い目がつながるようやり直します。 ※ギャザーを入れるのは、★~☆の間のみです まず、袖と身頃を中表に合わせます。 肩と合印(★☆)どうしを合わせてくださいね。 荒いミシン目の5mmと8mmの上糸のみを同時に引き、ギャザーを寄せていきます。 合印から肩までゆっくりとギャザーをよせていき、袖が身頃と同じ幅になるように整えましょう。 同じように反対の合印から肩までギャザーをよせ、全体的にギャザーが均等になるように調整しましょう。 袖と身頃の幅が合ったら、糸端を玉止めしておきます。 ここで、ミシンの縫い目を通常に戻します。 袖と身頃を縫い合わせていきます。 身頃の合印から合印(★~☆)までを、ぬいしろ1cmで縫い合わせましょう。 縫えたら、ぬいしろのみにアイロンをかけ、ギャザーをつぶし固定します。 袖本体のギャザーにアイロンをかけてしまうと、ふんわり感がなくなりますので気を付けてくださいね。 ギャザー用の粗いミシン目をほどきます。 本縫いの縫い目がほどけないようにし、ほどけないときは無理に引っ張らず荒い縫い目を残しても大丈夫です。 ぬいしろは、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、身頃側へ倒しましょう。 もう一方の袖も、同じように進めましょう。 続いて、袖下と脇を分けて、それぞれ縫い合わせていきます。 中表にたたみます。 まず袖下は、★と☆を合わせ、袖先から★☆の合印までぬいしろ1cmで縫います。 (下の写真では☆の合印が見えていませんが、たたんだ向こう側にあります) この時、脇のぬいしろはよけておきましょう。 縫えたら、ぬいしろは割っておきます。 続いて脇も、前後身頃の★と☆を合わせ、身頃の裾から★☆の合印までぬいしろ1cmで縫い合わせましょう。 (下の写真では☆の合印が見えていませんが、たたんだ向こう側にあります) この時、袖下のぬいしろはよけておきましょう。 縫えたら、ここもぬいしろは割っておきます。 身頃のオモテから、袖のギャザーのぬいしろに押さえのステッチをかけます。 縫い目から5mmです。 袖下のライン辺りから縫い始めましょう。(縫い終わりも同様) ステッチをかける前に、ぬいしろを整え、袖下のぬいしろを一緒に抑えるときれいな仕上がりになりますよ。 これで、袖がつきました。 もう一方の袖も、おなじように仕上げましょう。 後ろ打ち合いを重ね、布端から5mmで仮留めしておきましょう。 8.裾フリルをつける 裾フリル布にギャザーを入れて、身頃につけていきます。 タテ地の目でとった場合 ※ヨコ地の目の場合は、この中心を縫い合わせる工程はとばしてくださいね ここで、前後それぞれのフリル布を中表に合わせ、ぬいしろ1cmで中心を縫い合わせておきます。 ぬいしろは、割っておきましょう。 前後の裾フリル布を、中表に合わせます。 両サイドを、ぬいしろ1cmで縫い合わせましょう。 ぬいしろは、割っておきます。 裾フリルの上部に、先ほどと同じようにギャザーを入れていきます。 ギャザーを入れる際は、合印を合わせることがポイントになります。ここでは、脇と前後の中心の位置を確認しておきましょう。 まずは、ミシンの縫い目を荒くしておきます。 ここでは、ギャザーを入れる距離が長いので、前後の中心と両脇で縫い目を切り替えて、4カ所に分けます。 それぞれ、布端から5mmと8mmの2本ずつ、荒ミシンをかけましょう。 ある程度ギャザーを寄せてから、身頃と裾フリルを中表に合わせ、まち針でとめます。 前後を間違えないように、また、脇と中心を合わせてくださいね。 ギャザーを寄せる際は、荒いミシン目の5mmと8mmの上糸のみを同時にひき、ゆっくりとギャザーをよせていきます。 身頃と裾フリルの幅が合ったら、糸端を玉止めしておきましょう。 他の3か所も同じようにギャザーをよせ、全体的にギャザーが均等になるようにします。 ここでミシンの縫い目を通常に戻します。 ぬいしろ1cmで、ぐるりと縫い合わせましょう。 先ほどと同じように、アイロンでギャザーをつぶして固定し、ギャザー用の粗いミシン目をほどきます。 ぬいしろは、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、身頃側へ倒しておきます。 ギャザーのぬいしろに、縫い目から5mmで押さえのステッチをかけましょう。 9.フリル端に巻きロック 袖と裾のフリル端に、ぐるりと巻きロックをかけます。 袖と裾フリル布のぬいしろは、割った状態で巻きロックをかけてくださいね。 巻きロックの縫い終わりは、糸を縫い目に入れ込んで始末しましょう。 ここでは、分かりやすいように目立つ色の糸で巻きロックをかけています。 実際に仕立てる場合は、目立たない色にしてくださいね。 または、逆に目立つ色にしてアクセントにするのもかわいいですね。 10.ボタンをつける 型紙で、ボタンホールの位置を確認しましょう。 ボタンホールの縫い方は、お手持ちのミシンでご確認くださいね。 ボタンホールの穴のあけ方は、色々な方法があります。 失敗しない!ボタンホールの位置とあけ方をご参照ください。 ボタンつけ位置に、手縫いでボタンを縫い付けましょう。 11.フリルカラーが完成 フリルカラーが完成しました。 157cm フリーサイズ着用 綿ローンは軽やかです。 生地を綿麻ビエラ生地に変えて作ってみました。ギャザーフリルの部分が綿ローンよりも少しふんわりしています。 スタイルアップにもひと役買ってくれそうな、コンパクト丈シャツみたいなフリルカラー。とっても可愛いですよ! ぜひ色々な生地で作ってみてくださいね。 型紙の購入はこちら ▼ 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.088_フリルカラー 実寸型紙(ぬいしろ込み) シャツ・ブラウスなど(トップス)の型紙一覧は下記よりご確認いただけます。 >>シャツ・ブラウスなど(トップス)の型紙一覧