バックスリットのオールインワンの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.85】 852 views こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.085_バックスリットのオールインワンを使用した作り方ページです。 160cm Mサイズ着用 フロントの大きなV字ネックと、背中の深いスリットが印象的なオールインワンです。実際に着てみると涼しく、リゾートなムードもあるので、旅先の一着としてもぴったり。 製作には下記の型紙が必要です。 ◎【ホームソーイング型紙シリーズ】No.085_バックスリットのオールインワン 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.085_バックスリットのオールインワン ※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。 もくじバックスリットのオールインワンの仕上がりサイズバックスリットのオールインワンの材料バックスリットのオールインワン 布の裁ち方図バックスリットのオールインワンの作り方1.布を裁断する2.伸び止めテープを貼る3.布端の処理をする4.肩を縫い合わせる5.衿ぐりを縫う6.脇を縫い、袖口を仕上げる7.後ろ中心を縫う8.ポケットをつける9.股下を縫い、裾を仕上げる10.股上を縫う11.身頃とパンツを縫い合わせる12.スプリングホックをつける13.バックスリットのオールインワンが完成ほかにもあります!パンツ/ズボンの作り方 バックスリットのオールインワンの仕上がりサイズ ※S/M/L の3サイズ展開です S M L 身幅 53cm 55cm 58cm 総丈 131cm 136cm 142.5cm 股下 85.5cm 89.5cm 94cm 裾周り 75cm 78cm 81.5cm スリット深さ 40.5cm 42cm 43cm バックスリットのオールインワンの材料 【布の用尺】S…3.0m M…3.0m L…3.2m(布幅108cm) 型紙 【ホームソーイング型紙シリーズ】 No.085_バックスリットのオールインワン 生地 S/M/L 3.0m/3.0m/3.2m(布幅108cmの場合) 伸び止めテープ (12mm幅)70cm程度 スプリングホック 1組 生地は、コットン、リネン、コットンリネンビエラ、綿ポリエステルなどの薄手~普通地が合います。 バックスリットのオールインワン 布の裁ち方図 下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。 この型紙のポイント トップスとボトムスの2着を作って合体させるイメージのオールインワンのパターンです。斜めバイアスでラインを取るVネック部分とサイドポケット口には、伸び止めテープを貼りましょう。 背中のスリットの深さは多少好みで変えていただいても大丈夫です。 製作に時間はかかりますが、仕上がったときの達成感はひとしおです。 裁断のポイント 後ろ身頃・前後パンツ・ポケット袋布は、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。 前身頃は「わ」でとり、裾の前中心にも合印をつけておきましょう。 合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。 縫い方のポイント ・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです バックスリットのオールインワンの作り方 (製作時間のめやす:3時間半) ここからは、バックスリットのオールインワンの作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。 1.布を裁断する 生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておきましょう。 合印も忘れずにつけてくださいね。 ここでは、分かりやすいように目立つ色の伸び止めテープにしています。 実際に仕立てる場合は、目立たない色がおすすめです。 2.伸び止めテープを貼る 前身頃の衿ぐりと前後パンツのポケット口に、伸び止めテープを貼ります。 カーブ部分は、伸び止めテープに切り込みを入れるときれいに貼れますよ。 (ストレッチタイプの伸び止めテープもあります) 接着芯の貼り方は接着芯の基本の貼り方をご確認くださいね。 3.布端の処理をする 各パーツの布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。 4.肩を縫い合わせる まずは、身頃部分から作っていきます。 前後身頃を中表に合わせ、肩を縫い合わせます。 ぬいしろは1.5cmです。 袖口側は、布端から2cmあけておいてくださいね。 ぬいしろは、割っておきましょう。 袖口を0.8cm→1.2cmで三つ折りします。 前後身頃のあきどまりからあきどまりまで三つ折りし、その先は自然にひらきます。 肩のぬいしろは、アイロンで形を整えておきましょう。 もう一方の袖口も、同じように進めます。 袖口は、ここではアイロンをかけて折り目をつけるだけです。 まだ、縫いません。 5.衿ぐりを縫う 衿ぐりに見返しをつけて、仕上げていきます。 後ろ身頃の見返しに衿ぐり見返しを中表に合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 下の写真の斜線部分が、完成時に見返しになります。 もう一方も縫い合わせます。 今、こんな状態になっていますよ。 縫い目に沿って、衿ぐりの見返しをアイロンで倒しておきます。 続けて、後ろ身頃を後ろ中心で中表に折りたたみます。 身頃に衿ぐり見返しを中表に合わせ、まち針でとめましょう。 ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 この時、縫う前に、衿ぐり下に縫い線の目安を引いておきましょう。 ぬいしろは、1cmです。 針を落とす位置の目安になり、縫いやすくなりますよ。 衿ぐり下の角は、針を落としたまま方向を変え、縫い進めていきましょう。 縫えたら、カーブと衿ぐり下のぬいしろに切り込みを入れます。 オモテに返したときにきれいな仕上がりになりますので、丁寧に進めてみてくださいね。 ※縫い目を切らないように気を付けてください オモテに返してアイロンで整えたら、先ほど同様、縫う前に衿ぐり下に縫い線の目安を引いておきましょう。ぬいしろは、2cmです。 ※ここはオモテ面なので、目立たないように印をつけるのがおすすめです 衿ぐりに布端から2cmでステッチを入れます。 この時、衿ぐり見返しを1~2mm控え、身頃のオモテからステッチをかけると、きれいな仕上がりになりますよ。 6.脇を縫い、袖口を仕上げる 前後身頃を中表にたたみ、あきどまりから裾まで脇を縫います。 ぬいしろは、2cmです。 縫えたら、ぬいしろは割っておきましょう。 袖口の三つ折りを整え、ぐるりと縫います。 あきどまり部分は、強度を高めるため何度か返し縫いをしておきます。 あきどまり下のぬいしろは、自然に開きましょう。 もう一方も、同じように縫います。 7.後ろ中心を縫う 後ろ身頃の左右の裾を中表に合わせ、後ろ中心どうしを合わせます。 後ろ身頃の見返しを開き、 後ろ中心を下から4cmだけ縫い合わせましょう。 アイロンで割り、裾の布端から5mmで仮留めしておきます。 これで、身頃部分が完成です! 8.ポケットをつける 続いて、パンツ部分を作っていきます。 前後パンツのポケット口に、それぞれポケット袋布を中表に重ねます。 ※ポケット口の合印をぴったり合わせましょう ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 前後パンツを中表に合わせ、脇をぬいしろ1.5cmで縫います。 ※この時、袋布は外へよけておいてくださいね ※ポケット口は縫わずにあけておきましょう 縫えたら、ぬいしろは割っておきます。 この後ステッチをかけるので、前側ポケットの縫い目をアイロンで整えましょう。 前ポケット口に、コの字にステッチをかけます。 補強のため、ポケット口の両端は2~3回重ねて縫いましょう。 オモテから見ると、こうなっています。 さて、パンツを裏返し、次の工程をすすめていきますよ。 袋布どうしをパタンとかさねて、縫い合わせていきます。 下の写真の☆と★の合印をそれぞれ合わせ、袋布どうしをまち針でとめます。 縫い合わせるのは袋布のみ、布端から1cmと5mmにダブルステッチしましょう。 ※パンツ本体とぬいしろは、一緒に縫わないよう避けながら縫い進めてくださいね 縫えたら、ポケット口を整えていきます。 ※この時、パンツ本体のぬいしろとポケット袋布がぴったりフィットしません。(これで正解です) パンツ本体のぬいしろをしっかりと割り、袋布2枚はそれに合わせて自然に整えましょう。 オモテから見ると、こうなっています。 最後に、下の写真の位置で、前パンツのぬいしろを一緒に押えるステッチをかけておきましょう。 これで、ポケットが完成です。 反対側のポケットも同様に仕上げましょう。 9.股下を縫い、裾を仕上げる パンツの裾を、1.5cm→2.5cmで三つ折りしてアイロンをかけます。 ここではアイロンをかけて折り目をつけるだけです。 まだ、縫いません。 パンツ本体を中表にたたみ、股下をぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。 裾の折り目は開いて縫いましょう。 縫えたら、ぬいしろは割っておきます。 裾の折り目を整え、ぐるりと縫いましょう。 もう一方のパンツも同様に縫います。 10.股上を縫う 次に、股上を縫っていきます。 片方だけオモテに返し、もう一方に入れ込み左右パンツを中表に重ねます。 股下の縫い目をぴったり合わせてくださいね。 ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 強度を高めるため、同じところを2重に縫いましょう。 縫えたら片足を引き出し、ぬいしろは左パンツ側へ倒します。 これで、パンツ部分が完成です! 11.身頃とパンツを縫い合わせる 身頃とパンツを中表に合わせます。 前後を間違えないようにしてくださいね。 前中心・後ろ中心の合印と、脇の縫い目をしっかりと合わせ、まち針で留めましょう。 ぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。 ぬいしろは、布端をロックミシンで処理し、パンツ側へ倒しておきましょう。 12.スプリングホックをつける 型紙で、後ろあきのホックつけ位置を確認し、手縫いでスプリングホックを縫いつけましょう。 13.バックスリットのオールインワンが完成 バックスリットのオールインワンが完成しました。 ※こちらのシーチングサンプルはMサイズで作りました 160cm Mサイズ着用 型紙の購入はこちら ▼ 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.085_バックスリットのオールインワン ほかにもあります!パンツ/ズボンの作り方 大人のサロペットの作り方 おしゃれな大人の手作り服 パンツ/ズボンの作り方まとめ