【型紙No.86】コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)の作り方 1366 views こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.086_コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)を使用した作り方ページです。 160cm レギュラーフリーサイズサンプル着用 レギュラーフリーサイズ(1サイズ)の型紙です。対象身長は158cm~170cm目安。 たっぷりとしたボリュームが特徴の、履くだけで旬なシルエットになれるコクーンパンツです。 製作には下記の型紙が必要です。 コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)型紙 ※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。 もくじコクーンボリュームパンツの仕上がりサイズコクーンボリュームパンツの材料コクーンボリュームパンツ 布の裁ち方図コクーンボリュームパンツの作り方1.布を裁断する2.ウエストのタックを折る3.ポケットを作る4.裾を縫う5.布端を処理する6.股下と脇、股上を縫う7.ウエストを仕上げる8.ウエストにゴムとひもを通す9.完成コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)型紙の購入はこちら コクーンボリュームパンツの仕上がりサイズ レギュラーフリーサイズ(1サイズ) パンツ総丈 100cm ウエスト 62~75cm程度 股下丈 68cm ヒップ周り 127cm ※平置きで採寸 ※ウエストはゴムで調整しましょう コクーンボリュームパンツの材料 【布の用尺】2.5m(布幅108cm) 型紙 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.086_コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ) 生地 2.5m(布幅110mの場合) 伸び止めテープ (12mm幅)46cm ウエスト用ゴム (1cm幅)67cm×2本 ※目安 綾テープ (1cm幅)150cm程度 ※目安 生地は、リネンサージ、リネンシャンブレー、コットンツイル、デニム等の普通地の生地が合います。 コクーンボリュームパンツ 布の裁ち方図 下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。 コクーンボリュームパンツ 裁断図 この型紙のポイント たっぷりとしたボリュームが特徴の、履くだけで旬なシルエットになれるコクーンパンツです。フリーサイズ(1サイズ) サイドポケットも付いて実用性も抜群。ウエストはゴム+ひもで調整できる仕立てです。ぬいしろ込みの型紙。 裁断のポイント 前パンツ・後ろパンツ・ポケット袋布(前後)は、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。 合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、 ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。 縫い方のポイント ・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです コクーンボリュームパンツの作り方 (製作時間のめやす:2時間半) ここからは、コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)の作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。 1.布を裁断する 前パンツ・後ろパンツ・ポケット袋布(前後)は「左右対称」でとります。 生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておくといいですよ。 今回は、オモテ面にマスキングテープを貼って目印としていきます。 左右対称に裁断する方法は左右対称に裁つでご確認くださいね。 合印も忘れずにつけておきましょう。 ここでは、分かりやすいように目立つ色の伸び止めテープにしています。 実際に仕立てる場合は、目立たない色にしてくださいね。 2.ウエストのタックを折る 前後パンツのタックを折ります。 まず型紙でタックの向きを確認しましょう。タック印を重ねるように、前中心から脇に向かってタックが入ります。 画像では、赤線を青線に重ねます。 それでは、生地で進めます。 パンツのタック印を重ねるようにたたみ、まち針でとめます。 布端から5mmで仮縫いしておきましょう。 タックの数は、前後左右パンツ合わせて全部で8か所です。 3.ポケットを作る 前パンツのポケット口に伸び止めテープを貼ります。 布端から1cmのラインが伸び止めテープの中心になるように貼りましょう。 前パンツと袋布上を中表に重ねて、ぬいしろ1cmで縫います。 袋布を外表にたたみ直して、アイロンで整えましょう。 この時、袋布を1~2mmほど控えると仕上がりがきれいですよ。 ポケット口の際にステッチをかけます。 そこへ、袋布下を中表に重ね、 布端から1cmと5mmで、ダブルステッチします。 縫えたら、袋布の布端に2枚一緒にロックミシンまたはジグザグミシンを掛けましょう。 ここでは、分かりやすいように目立つ色の糸でロックミシン処理しています。 実際に仕立てる場合は、目立たない色にするのがおすすめです。 パンツ本体は、一緒に縫わないよう気を付けてくださいね。 ここで、パンツ本体に袋布を仮留めしておきましょう。 下の写真の位置で、パンツ本体と袋布の計3枚を一緒に、布端から5mmで仮留めします。 反対側のポケットも同様に仕上げましょう。 これで、ポケットが完成です! 4.裾を縫う 裾を1.5cm→2.5cmの三つ折りにし、縫います。 前後パンツともに、同じように裾を縫いましょう。 続けて、裾のダーツを縫っていきます。 ダーツは、前後左右パンツ合わせて4か所です。 ダーツの縫い方はこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね→キレイに仕上がる!ダーツの縫い方・寄せ方のコツ それでは、1つずつダーツを縫っていきましょう。 ダーツ先を目安に、裾を中表にたたみます。 裾の布端から1cmの点とダーツ先を結ぶように、チャコペンで縫い線を書きます。 裾からダーツ先に向かって縫いましょう。 この時、裾側は返し縫いを忘れずに、ダーツ先は返し縫いをせず糸端を長めに残して切ります。 ダーツ先に長く残した糸は、2本一緒にくるっと結び生地ぎりぎりで玉止めします。 糸端を1cm残して、カットましょう。 他のダーツも同じように縫います。 5.布端を処理する 前後パンツの、股上・股下・脇の布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。 先ほど縫ったダーツのぬいしろも、同様に始末します。 6.股下と脇、股上を縫う 前パンツと後ろパンツを中表に合わせて、股下と脇を縫い合わせます。 ぬいしろは1.5cmです。 縫えたら、ぬいしろは割っておきます。 脇のポケットあたりのぬいしろのみ、2枚合わせて後ろパンツ側へたおし、ポケット下から自然にぬいしろを開きましょう。 ダーツのぬいしろは、股下側へ倒します。 ここで、裾のぬいしろに押さえのステッチをかけます。 ぬいしろを倒す向きに気を付けて、パンツのオモテから裾の縫い目に重ねて縫いましょう。 オモテから見ると、こうなっています。 もう一方のパンツも同様に縫います。 次に、股上を縫っていきます。 片方だけオモテに返し、もう一方に入れ込み左右パンツを中表に重ねます。 股下の縫い目を、しっかり合わせてくださいね。 ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 強度を高めるため、同じところを2重に縫いましょう。 縫えたら片足を引き出し、ぬいしろは左パンツ側へ倒しておきます。 7.ウエストを仕上げる パンツ本体にウエスト布をつけ、ウエストを仕上げていきます。 ウエスト布の布端を、1cm折り上げます。 ※折り上げるのは、ゴム通し口が近い方です。間違えないようにしてくださいね ウエスト布を中表に半分に折り、布端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。 ゴム通し口は縫わずにあけておいてくださいね。 (この縫い目が、前中心になります) ぬいしろを割り、ゴム通し口にぐるりとステッチを入れます。 ウエスト布とパンツ本体を中表に合わせて、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 前中心、後ろ中心、脇の合印をしっかりと合わせましょう。 ※ウエスト布の前中心は、ゴム通し口がない方の布端を縫い合わせます。 ぬいしろは、ウエスト布側へ倒しておきましょう。 縫い合わせた縫い目をかくすように、ウエスト布を半分に折ります。 パンツ本体のオモテからまち針で留めます。 ウラ側はきちんとウエスト布の端を押さえていることを確認しましょう。 パンツ本体のオモテから、ウエスト布の端1mmくらいでステッチをかけ、ウエスト布を縫い押さえます。 内側の布端を縫い落さないように、ゆっくりと進めましょう。 それぞれ1.75cm幅になるように、ウエスト布にステッチをもう1本ぐるりと入れます。 8.ウエストにゴムとひもを通す 紐の両端を5mm→5mmの三つ折りにして、縫い留めておきます。 ウエストには、ゴム2本と紐1本を通します。 先に強いゴムを入れてしまうと次が入れにくくなってしまうので、まずは紐から通しましょう。 続けてゴム2本、の順番にすると入れやすいですよ。 ゴムを通したら、それぞれのゴム端を2cmほど重ねてしっかりと縫いとめましょう。 9.完成 コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)が完成しました。 160cm レギュラーフリーサイズサンプル着用 コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ)型紙の購入はこちら 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.086_コクーンボリュームパンツ(レギュラーフリーサイズ) パンツの型紙一覧と作り方一覧は下記よりご確認いただけます。 >>パンツの型紙一覧 >>パンツ(ズボン)の作り方一覧