皆さまこんにちは。今年も浴衣の季節がやってきました~。
当店でも
対丈浴衣の型紙はもちろん、現在、
パターンファブリックのこども浴衣&甚平の柄オーダー受付中です。【7/31まで】
暑い暑い夏、ぜひ大人も子どもも、みんなで浴衣や甚平を着て、少しでも涼しく過ごしましょう♪
というわけで、今年も浴衣を作りましたよ。
型紙はおはしょりのない、作るのも着るのもシンプルな対丈浴衣が作れる「
対丈浴衣」の型紙です。
去年に引き続き、反物で仕立てました!
丸久商店さんの東京注染。綿85%・麻15%のスラブ生地です。幅約39cm。

反物は生地の両端がほつれないので仕立てがしやすい、というのは、去年も力説していましたが、
それはともかくこの生地感…!

よき。。(心ゆくまでこの状態で戯れたいのです)

さて。裁断していきますよ。
反物で仕立てる浴衣は、裁断がすべてです
対丈浴衣の型紙を、パーツごとに裁断したら、反物生地の裁断スタート。
まずは袖から。

文鎮と裁ちばさみで丁寧に。緊張します・・。

カーブは特に丁寧にゆっくりと。

袖パーツは「わ」でとるものを2枚分(左右分)あるので、1枚終わったらもう1枚を。
ギリギリまで使うんだっ!という心意気の表れをご覧ください…!笑
次は衿と掛け衿を裁ちます。

できるだけ直線を布端に持ってきたい人です。でもこれができるのが反物ですからね!

そして最後にメインの身頃です。(前身頃~後身頃を合わせたものを一気に繋げて裁ちます)
残った生地をすべて使おうと画策中。(対丈なのに・・!)

余ってもなあ、という想いから、せっかくだからギリギリまで身頃を伸ばしておくのもいいのではないか、、という心の声に従い(!?)
対丈浴衣の型紙を伸ばすという、大胆アレンジに。
(それは普通の浴衣の型紙にならない・・?)
という気がしなくもありませんが、仕上げる浴衣を近く着てくれる予定のモデルさんが高身長ということもあり、とりあえず10cm伸ばしてみることに。
POINT
丈を伸ばす=【前身頃×2 と 後ろ身頃×2 と おくみ×2】を全部、同寸だけ伸ばす ということになりますから、安易によいしょー!と大幅に伸ばすのは危険です。
前身頃と後ろ身頃分は取れたけど、おくみの分の生地が…足りない・・・。という最悪な事態にもなりかねません。
この【×2】というのがなかなか曲者でして。意外と、ふと忘れてしまうんですよね~。(ですよね?)
丈を伸ばしたかったらまず型紙を伸ばす。
丈を伸ばしたかったらまず型紙を伸ばす。これがこのページで最も言いたいことです。(言えたのでもうあとは思い残すことはありません!!)

伸ばした型紙を、この時点で一度生地の上に実際に置いて確かめてみるのが本当はおすすめです。「大丈夫だ。足りる。」と腹落ちさせると安心できますよね。
仕上がり線で折るとそこが仕上がり線になっていい◎
POINT
それから、
型紙のぬいしろを取り除いたところが仕上がり線である とするならば、できればこの時点で作りたいサイズ(ここではLサイズ)のぬいしろを省いた線でアイロンで折り目をつけるか、しるしをつけるとよいのですが。
大事なところなのに写真を撮り忘れてしまいました…。ごめんなさい。ぬいしろ幅は、1.5cm。
要は、
ぬいしろはカットしてしまわずに折り込んで余白としておく。という、和裁の基本ですね。

カットせずに折り込んでしまうならば、布端の処理も不要だし、少しばかり身幅が増えても調整が効かせやすいという、とても理にかなっているんです。
和服って素晴らしいですね。
大きめの縫い幅でミシンで縫っていく
ミシンのいいところ → 早い&一定。を利用します。
ほとんどが直線縫いなので、布端の処理もないのであれば、距離の割には縫い進めるのが割と早いのが浴衣です。

ミシンの縫い目は3~4ぐらい。大きくざくざく縫います。

ひたすら直線縫い。
最後の仕上げは手縫いで(または文明の利器も使う)
身八ツ口、袖口なんかは、人の目に留まりやすいので、丁寧に手縫いで仕上げました。
縫い目が極力オモテから見えにくい、ぐし縫いで仕上げます。
完成です。

やっぱり仕上がると達成感がありますね!(生地の分量もなんだかとってもたくさん使った気持ちになります…ドキドキ感がすごい。それが反物)
近々モデルさんに着ていただくのが楽しみです。
皆さまも、ぜひ、反物から対丈浴衣、作ってみませんか。
去年作ったレポートはこちら
スタッフも対丈浴衣のアレンジがとっても得意なのです。
【ホームソーイング型紙シリーズ】No.061_対丈浴衣(型紙)

子ども用の浴衣・甚平は、ぜひ柄オーダーもできるパターンファブリックで。