カシュクールワンピースの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.79】 1027 views こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.079_カシュクールワンピースを使用した作り方ページです。 広幅の生地をたっぷりと使うことで美しいドレープをまとうように着ていただける、カシュクールタイプのワンピースを作りましょう。 製作には下記の型紙が必要です。 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.079_カシュクールワンピース ※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。 もくじカシュクールワンピースの仕上がりサイズカシュクールワンピースの材料カシュクールワンピース 布の裁ち方図カシュクールワンピースの作り方1.布を裁断する2.裾・袖口・前端に折りぐせをつける3.後ろ身頃とヨークを縫い合わせる4.肩を縫い合わせる5.袖をつける6.袖下~脇を縫う7.前端・裾・袖口を仕上げる8.衿ぐりを仕上げる9.カシュクールワンピースが完成 カシュクールワンピースの仕上がりサイズ ※【 S / M / L / XL 】の4サイズ展開です S M L XL 着丈 105cm 110cm 116cm 117cm 袖丈 50cm 52cm 54cm 55cm 身幅 51cm 54.5cm 57.5cm 61cm 裾幅 105cm 109.5cm 114.5cm 120cm ※平置きで採寸 カシュクールワンピースの材料 【布の用尺】S…3.8m M…3.9m L…4.1m XL…4.2m(布幅140cm) 型紙 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.079_カシュクールワンピース 生地(身頃) S/M/L/XL 3.8m/3.9m/4.1m/4.2m(布幅140cm) ふちどりバイアステープ 10mm幅 3.3m ※全サイズ共通 生地は、リネンローン、綿ローン、綿シフォン、レーヨン混などの、薄地が向いています。 ※ふちどりバイアステープは、40cm・50cm・2.4mの3本にカットしておきましょう カシュクールワンピース 布の裁ち方図 下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。 この型紙のポイント ギャザーが前身頃と後ろ身頃のどちらにも入った贅沢なカシュクールワンピース。広幅の生地をたっぷりと使うことで美しいドレープを作ります。紐は市販のふちどりバイアステープを使うと仕上げが楽です。【 S / M / L / XL 】の4サイズ展開。ぬいしろ込みの型紙です。 裁断のポイント 前身頃と袖は、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。 後ろ身頃とヨークは「わ」でとります。それぞれ、衿ぐりの中心にも、合印をつけておきましょう。 合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。 縫い方のポイント ・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです カシュクールワンピースの作り方 (製作時間のめやす:4時間) ここからは、カシュクールワンピースの作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。 1.布を裁断する 前身頃と袖は「左右対称」でとります。 生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておくといいですよ。 左右対称に裁断する方法は左右対称に裁つでご確認くださいね。 合印も忘れずにつけておきましょう。 2.裾・袖口・前端に折りぐせをつける 裾・袖口・前端を三つ折りして、アイロンをかけます。 三つ折りの幅は、裾と袖口5mm→5mm、前端1cm→1.5cmです。 ここではアイロンをかけて折り目をつけるだけです。 まだ、縫いません。 3.後ろ身頃とヨークを縫い合わせる 後ろ身頃の上端にギャザーを入れて、ヨークと縫い合わせていきます。 ギャザーを入れる際は、合印を合わせることがポイントになりますので、しっかり確認してくださいね。 ここでは、ギャザーどまりの位置を確認しておきましょう。 ギャザーの入れ方はこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね→【ギャザーをきれいによせる方法】 まずは、ミシンの縫い目を荒くしておきましょう。 布端から8mmと11mmの2本縫います。 ギャザーの粗いミシン目は、返し縫いをしない・糸端を長めに残すことが重要です。 途中で糸が切れた場合は、脇から脇までの縫い目がつながるようやり直します。 荒いミシン目の8mmと11mmの上糸のみを同時に引き、ギャザーを寄せていきます。 合印から後ろ中心までゆっくりとギャザーをよせていき、後ろ身頃がヨークと同じ幅になるように整えましょう。 後ろ身頃とヨークの幅が合ったら、糸端を玉止めしておきましょう。 同じように、反対の合印から後ろ中心までギャザーをよせます。 全体的にギャザーが均等になるように調整し、後ろ身頃とヨークをまち針でとめましょう。 ここで、ミシンの縫い目を通常に戻します。 後ろ身頃とヨークを縫い合わせていきます。 ぬいしろは1.5cmです。 縫えたら、ぬいしろのみにアイロンをかけ、ギャザーをつぶし固定します。 後ろ身頃本体のギャザーにアイロンをかけてしまうと、ふんわり感がなくなりますので気を付けてくださいね。 ギャザー用の粗いミシン目をほどきます。 本縫いの縫い目がほどけないようにし、ほどけないときは無理に引っ張らず荒い縫い目を残しても大丈夫です。 ぬいしろは、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、ヨーク側へ倒します。 縫い目から5mmで、ぬいしろに押さえのステッチをかけます。 これで、後ろ身頃とヨークがつきました。 4.肩を縫い合わせる 前身頃とヨークを中表に重ね、肩を縫い合わせます。 ぬいしろは1.5cmです。 ぬいしろは、2枚一緒にロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、ヨーク側へ倒します。 縫い目から5mmで、ぬいしろに押さえのステッチをかけます。 もう一方の肩も、同じように仕上げましょう。 5.袖をつける 袖と身頃を縫い合わせていきます。 それぞれの合印を、しっかり合わせてくださいね。 袖と身頃を中表に合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。 ぬいしろは、2枚一緒にロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、袖側へ倒します。 これで、袖がつきました。 もう一方の袖も、同じように仕上げましょう。 6.袖下~脇を縫う まずは、40cmと50cmにカットした2本のふちどりバイアステープの下準備をします。 テープ端を開き、それぞれ内側へ1cm折り込みます。 もとの折り目通りに折り直し、アイロンで整えましょう。 テープ端にステッチをかけます。 これで、2本のテープの下準備ができました。 袖下~脇の布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。 袖口と裾の折りぐせは開いてくださいね。 袖下~脇を縫う際に、左脇の紐つけ位置に50cmのテープをはさみ込みます。 前身頃脇の合印を確認してくださいね。 ※ここで縫いつけるのは、50cmの方です 40cmのテープは、まだつけません。 袖下~脇を、続けて縫い合わせます。 ぬいしろは1.5cmです。 この時も、袖口と裾の折りぐせは開いてくださいね。 テープをはさみ込むのを忘れずに! 右脇には、テープははさみません。そのまま縫い合わせましょう。 7.前端・裾・袖口を仕上げる 前端・裾・袖口の三つ折りをもう一度アイロンで整え、ステッチをかけます。 こちらの生地は薄手なので、三つ折りしたぬいしろが身頃のオモテからも見えています。 身頃のオモテ側からステッチをかけると、きれいな仕上がりになりおすすめです。 薄手生地で服を仕立てる場合、このようなステッチがきれいにかかっていると一気に既製品のような仕上がりになりますよ。丁寧に進めてみてくださいね。 8.衿ぐりを仕上げる 前身頃の上端にギャザーを入れ、衿ぐりにふちどりバイアステープを縫いつけていきます。 まずは、前身頃の上端にあるギャザーどまりの合印と合印の間にギャザーを入れていきます。 ここでも、合印の位置をしっかり確認してくださいね。 ギャザーを入れる手順は、先程とほぼ同じです。 まずは、ミシンの縫い目を荒くしておきましょう。 ここでは、布端から4mmと7mmの2本縫います。 ※先程とは粗ミシンの位置が違うので、気を付けてくださいね 今回は、サイズごとにギャザー部分(ギャザーどまり間)の仕上がり寸法が指定されています。 前身頃の記載を確認してくださいね。 荒いミシン目の4mmと7mmの上糸のみを同時に引き、ギャザーを寄せていきます。 合印から合印までゆっくりとギャザーをよせていき、指定の仕上がり寸法と同じ幅になるように整えましょう。 幅が合ったら、糸端を玉止めしておきます。 ここで、ミシンの縫い目を通常に戻します。 ぬいしろに、ギャザーを抑えるステッチを1本入れ、さらにアイロンをかけてギャザーをつぶし固定します。 アイロンをかけるのは、ぬいしろのみです。 身頃本体のギャザーにアイロンをかけてしまうと、ふんわり感がなくなりますので気を付けてくださいね。 ギャザー用の粗いミシン目をほどきます。 抑えのステッチの縫い目がほどけないようにし、ほどけないときは無理に引っ張らず荒い縫い目を残しても大丈夫です。 もう一方の前身頃も、同じようにギャザーを入れましょう。 続いて、衿ぐり全体にふちどりバイアステープを縫いつけていきます。 まず、長いバイアステープを半分に折り、中心に折り目をつけます。 テープの中心の折り目とヨークの後ろ中心を合わせます。 下の写真のように、本体のウラ側に、テープのウラ面を上にして重ねます。 「中表」ではないので注意してくださいね。 またこの時、ふちどりバイアステープの折り幅が大きい方を本体に縫いつけます。 point! 市販のふちどりバイアステープは、はさんだ時に裏側のミシン目が落ちないよう、両側の折り幅が約1mmほどずらして折られています。確認して進めてくださいね。 後ろ中心から左右の前端へ向かって、まち針でとめていきます。 バイアステープの折り目に沿って、ミシンで縫います。 ふちどりバイアステープを本体に縫いつけたら、長いテープの長さを調整します。 左前身頃の前端から出ているテープ端のみ、8cmカットしましょう。 ※テープの長さは、お好みで決めていただいて大丈夫です 左右のテープ端を1cm折り込み、アイロンで整えておきます。 バイアステープを折り目通りにたたみ、布端をくるむように整えたら、まち針でとめます。 本体のオモテ側から、バイアステープの際にステッチを入れます。 左右のテープ端を続けて縫いましょう。 9.カシュクールワンピースが完成 カシュクールワンピースが完成しました。 ※こちらのサンプルはMサイズで作りました (モデル身長:175cm Lサイズ着用) 生地の色が変わるとイメージががらりと変わります。 ぜひ、作ってみてくださいね。 こちらの型紙は広幅生地用となります。ご注意ください。 サンプルで使用したネイビーのコットンシフォン生地(生地幅150cm)は、当店でも販売しています。合わせてどうぞ。用尺は「数量:8または9」でカシュクールワンピースが作れます。 薄手コットンシフォン(ネイビー・無地) 80番手の糸を使用した、ふんわりとしたコットン100%のシフォン生地。とにかく柔らかさと優しい肌触りが特徴の、薄手素材です。(カラーはネイビーのみとなります) 880円(税込) 型紙の購入はこちら ▼ 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.079_カシュクールワンピース