半幅帯の作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.80】 1088 views こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.080_半幅帯を使用した作り方ページです。 対丈浴衣を作ったら、合わせる帯も手作りしましょう。結びやすい半幅帯が作れる型紙です。 作り方もシンプルです。 製作には下記の型紙が必要です。 半幅帯 型紙 ※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。 もくじ半幅帯 の仕上がりサイズ半幅帯の材料半幅帯 各部の名称半幅帯 布の裁ち方図半幅帯の作り方1.布を裁断する2.巻き帯を縫う3.巻き帯と結び帯を縫い合わせる4.2つのパーツを縫い合わせる5.表に返す6.ステッチを入れる7.半幅帯が完成 半幅帯 の仕上がりサイズ ※ショート/ロング の2つの長さの帯が作れます。お好みでどうぞ ショート ロング ショート ロング 丈 292cm 318cm 幅(巻き) 16.5cm 16.5cm 幅(結び) 13.5cm 14.5cm ※平置きで採寸 半幅帯の材料 ※各部の名称については、ひとつ下の項目【半幅帯 各部の名称】をご覧ください 【布の用尺】 ・タテ地でとる場合 ショート…巻き帯用0.9m 結び帯用1m / ロング…巻き帯用0.9m 結び帯用1.1m(布幅108cm) ・ヨコ地でとる場合 ショート…巻き帯用0.9m 結び帯用0.9m / ロング…巻き帯用0.9m 結び帯用0.9m(布幅108cm) 型紙 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.080_半幅帯 巻き帯用の生地(タテ地の場合) ショート/ロング 〃 (ヨコ地の場合) ショート/ロング 0.9m/0.9m(布幅108cmの場合) 0.9m/0.9m(布幅108cmの場合) 結び帯用の生地(タテ地の場合) ショート/ロング 〃 (ヨコ地の場合) ショート/ロング 1m/1.1m(布幅108cmの場合) 0.9m/0.9m(布幅108cmの場合) 布用両面テープ 20cm 1本 生地は、巻き部分と結び部分で質感を変えてもいいですし、同じでもいいです。巻き部分はキャンバス生地がおすすめです。結び部分は綿ツイルだと柔らかくなります こちらの型紙は、タテ/ヨコどちらの布目でも裁断できる型紙になっています。使いたい生地の柄の向きによって、タテ/ヨコどちらで裁断するか選んでくださいね。 布用両面テープは、アイロンなしで使用可能なタイプ、洗濯が可能な水に強いタイプなどがあります。お好みで選んでくださいね。 半幅帯 各部の名称 ・巻き帯…体に巻く部分 ・結び帯…結び目を作る部分 ・帯通し口…巻き帯を巻いたあと、帯端を通す穴 半幅帯 布の裁ち方図 下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。 この型紙のポイント シンプルなカルタ結びや貝ノ口結びにぴったりなショート丈か、文庫結びや角出し結びがしやすいロング丈。どちらでも作れますよ。ぬいしろ込みの型紙。 裁断のポイント 柄に向きがある生地で仕立てる場合、結び帯は左右対称で2枚ずつ取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。 合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。 縫い方のポイント ・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです 半幅帯の作り方 (製作時間のめやす:1時間) ここからは、半幅帯の作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。 1.布を裁断する 柄に向きがある生地で仕立てる場合、結び帯は「左右対称」で2枚ずつとります。 生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておくといいですよ。 左右対称に裁断する方法は左右対称に裁つでご確認くださいね。 合印も忘れずにつけておきましょう。 2.巻き帯を縫う 巻き帯の長と短を、中表に合わせ、ぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。 ※帯通し口の合印がある方を合わせてくださいね。 帯通し口は、縫わずにあけておきましょう。 ぬいしろは、アイロンで割ります。 もう一組も同じように仕上げましょう。 3.巻き帯と結び帯を縫い合わせる 巻き帯の両端に、結び帯を中表に合わせます。 結び帯は、幅が大きい方を合わせてくださいね。 ぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。 縫えたら、ぬいしろは2枚一緒に巻き帯側へ倒しましょう。 巻き帯の両端に、結び帯がつきました。 もう一組も同じように仕上げましょう。 同じパーツが2組できました。 4.2つのパーツを縫い合わせる 2つのパーツを、中表に合わせます。 お互いの縫い線がピッタリ合うように気をつけてくださいね。 ぬいしろ1cmで、ぐるりと縫い合わせます。 巻き帯に返し口を20cm残しておきます。返し口は、結び帯の近くにしましょう。 point! 角の縫い方 オモテに返した時に角をきれいに出すための、ちょっとしたコツがあります。 仕上がりがワンランクアップするので、試してみてくださいね。 ぬいしろ1cmで角まで縫い進めたら、布端まで縫って糸を切ります。 縫ってきた辺を布端から1.5cm折ります。 折ったまま、次の辺をぬいしろ1cmで縫い進めましょう。 全体が、ぐるりと縫えました。 4つの角は、こんな状態になっています。 5.表に返す 表に返す際に、帯全体にキセをかけます。 キセとは 着物の「キセ」とは、縫い目を隠し、見た目を美しくするための技法です。 ぬいしろを片倒しにする際、縫い目通りに折らずに少し控えて(ここでは5mm)折り目を付けます。 これにより、縫い目が隠れて、端がスッキリときれいな仕上がりになります。 キセのかけ方 アイロンで、布端から1.5cm内側(縫い目から5mm内側)を片倒しにします。 返し口から表に返しましょう。 目打ちを使って、角をきれいに整えましょう。 控えた折り目がずれないよう、気を付けてくださいね。 全体的にアイロンで形を整えます。 これで、キセがかかりました。 6.ステッチを入れる 帯通し口のまわりに、ぐるっとステッチをかけます。 表地と裏地がずれないよう、まち針をとめましょう。 あきどまりは、2~3回重ねて縫い、補強しておきます。 巻き帯と結び帯のつなぎ目は、縫い目から5mmでぬいしろを押さえるようにステッチをかけます。 ここでは分かりやすいように目立つ色でステッチをかけていますが、仕立てる生地により目立たない色で縫ってくださいね。 布用両面テープで、返し口を閉じます。 キセ分を控えて、布用両面テープを貼りましょう。 アイロンで、しっかりおさえます。(※アイロン不要タイプもあります) 7.半幅帯が完成 半幅帯が完成しました。 ※こちらのシーチングサンプルは、ショートサイズで作りました 8号帆布で作ると質感がしっかり出ます。ショート丈 こちらは巻き部分をキャンバス生地で、結び部分を綿ツイル生地で作ったロング丈です。 ◎半幅帯 型紙購入はこちら▼ 半幅帯 型紙